今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第76回が14日(月)に放送され、第16週「面白がって生きえ」がスタートした。

【写真】妻夫木聡演じる“八木上等兵”と嵩が再会『あんぱん』第76回【5点】

第76回では、妻夫木聡演じる八木上等兵が再登場。
のぶ(今田美桜)が子どもにカメラを盗まれたところを、八木が助けてくれたのだ。軍隊に居たころの張りつめた表情ではなく、笑顔で子どもたちと接する八木。今は「闇の酒」を造って売り、そのお金で貧しい子どもたちに食料を配っているのだという。嵩(北村匠海)は八木にすぐに声をかけることなく、その姿をじっと見守った。

八木は、「勉強もしないとな」と言い、ゴーリキーの「どん底」を読み聞かせる。やや難しい内容だが、子どもたちは八木の読み聞かせに聞き入り、嬉しそうだ。子どもたちに「盗みはダメだ」と叱り、パンを食べさせ、本を読み聞かせる八木には、貧困に苦しむ女性たちを救う“ガード下の女王”薪鉄子(戸田恵子)と通じるものがあった。

子どもたちが去ると、嵩はついに「八木上等兵。お久しぶりです」と声をかける。八木は一瞬顔をこわばらせた後、少し表情を和らげ嵩を見つめた。

SNSでは「八木上等兵を見たら、ジーンとしました」「八木上等兵、妻夫木くんの笑顔待ってたよ」「嵩と八木上等兵が再会できて私もすごく嬉しい」との声や、「八木元上等兵が子どもに配ってたコッペパン、ヤムおんちゃんが焼いてるのかも?」と考察する声も寄せられていた。

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