──『里崎チャンネル』の視聴者にも、袴田さんのパーソナルな情報ってあまり知られていませんよね? 前職である宮城・東北放送の局アナ時代の話などは番組のなかでも時折されていますが。
袴田 そうなんですよね。仕事柄、聞き役に回ることが多いので、こうやって自分のことを話す機会は意外となくって。別にプライベートを秘密にしているとかでは全然ないんで、今日はなんでも聞いてもらって大丈夫ですよ(笑)
──お、ではまず基本情報から。そもそも里崎氏のアシスタントにはどういった経緯で?
袴田 東北放送を退社したあとにキャスターを務めさせてもらっていた『TBS NEWS』という番組を去年の5月に卒業しまして、しばらくフリーで活動していた時期があったんです。ただ、仙台にいた頃は、ベンチリポーターやヒーローインタビューを担当したりと、プロ野球とは仕事で深く関わらせていただいたこともあって、その経験はどこかで活かしたいなとも思っていて。そんなときに「高木豊さんが野球好きの女性タレントさんを探している」と聞き、知人を通じて豊さんを紹介してもらえることになったんです。
──そう言われてみると、初登場は『高木豊チャンネル』のほうでした。
袴田 ですです。当初は「アシスタントをやらないか」みたいに言われていて、私自身も「どんなチャンネルなのかなぁ」と思っていたら、ある日突然「サト(里崎氏)が新しく始めるから一緒に組んでよ」ってことになりまして。
──これを読んで、あらためて見直すと違った“発見”があるかもですね。
──ちなみに、袴田さんご自身は学生時代になにかスポーツを?
袴田 運動神経はわりといいほうで、リレーの選手に選ばれるぐらい足も速かったんですけど、球技全般がホントに苦手で(笑)。卓球部だった中学時代も、副部長なのにずっと幽霊部員でしたし、高校では弦楽合奏部でずっとバイオリンを弾いていたので、体育以外でチームスポーツの経験はほぼナシです。いまある野球の知識も、ほとんどが東北放送に入社してから得たものですしね。
──とはいえ、母校である静岡高校と言えば、甲子園の常連校。青山学院大もロッテ・井口資仁監督をはじめプロ選手を多数輩出している名門です。
袴田 高校のときは文系クラスで野球部の子もたくさんいたから、応援は一生懸命してました。とくに戸狩(聡希)くんがエースだった常葉菊川に県大会の決勝で負けた高3の夏は、私もすごく燃えましたね。大学生のときも、当時つきあっていた彼氏がたまたま他大学の野球部員だったりはしたので、いまにして思えば、その頃から野球とは縁があったのかもしれません。
──つい先日、ネットで「【悲報】袴田さん、学生時代に彼氏がいた」と書かれていたアレですね!
袴田 (笑)。
──では、そんな袴田さんの思い描く理想の男性像というのは?
袴田 うーん、そうですねぇ。おつきあいする男性に望むのは、優しくて思いやりがあって不機嫌になっても表に出さないこと。あと食べることが好きなので、食の好みが合うっていうのも重要ですね。あ、それと欲を言えば、経済的な安定も……(笑)
──確かに大事ですね。このご時世、安定は(笑)。というか、その場のノリで聞いてしまいましたが、こんなに赤裸々にしゃべってしまって大丈夫ですか?
袴田 ど、どうですかね? でも、サトさんと一緒にやるようになってだいぶメンタルは強くなってきたので、大丈夫だと思います。ぜんぶホントのことなので(笑)
※連載2回目<袴田さんにアナウンサーになったきっかけを聞いてみた>はこちらから。
▽袴田彩会(はかまだ・あやえ)
1990年12月10日生まれ。静岡県出身。青山学院大を卒業後、13年に宮城・東北放送(TBC)に入社。

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