落語家の立川志らくが9月8日、月曜コメンテーターを務める情報番組『ひるおび』(TBS系)に出演。9月7日に辞任を表明した石破茂首相に私見を述べた。


【関連写真】『ひるおび』で人気上昇・若林有子アナ『FLASH』で人生初グラビア

番組では、石破首相の辞任について識者らが議論を交わした。この件について、志らくは「どうせ短命で終わるなら自分らしくやったほうが良かったのではないか」と言いつつも、「(日米関税交渉に区切りがついたことが辞任の)しかるべきタイミングと言っているけれども、しかるべきタイミングというのは建前で、結局、総裁選の前倒しの署名が最初はうまくいくと思っていたのが、過半数を超えてしまうのがわかったから。そこから逃げたわけでしょ。だから、石破茂じゃなくて〝石破にげる〟だと私は思っていますけど」とダジャレで痛烈な皮肉を放った。

志らくの〝石破にげる〟発言に、MCを務めるお笑いコンビホンジャマカ恵俊彰は「今、面白いこと言いましたね」と大絶賛。

続けて志らくは「(石破首相は)世論を味方につけていたでしょ。世論と言ったって、新聞の世論調査は真実性がないとは言わないけども、最大の世論は選挙だから。世論を大事にするなら、なぜ選挙の結果を大事にしないのか、という不満はありますね」とヒートアップ。

さらに「(総裁選の前倒し騒動で)自民党という自分のチームをバラバラにしてしまう人が、果たして日本の国をちゃんとまとめることができるのか。できるわけがない。お辞めになるから〝お疲れ様です〟という言葉はおかけしたいと思いますけども、短い11カ月だったけど、国民にとっては長い11カ月だった」と怒りが収まらない様子だった。

ネット上では志らくのダジャレが話題となり、《「いしば逃げる」うまいね、座布団1枚》という声もあれば、《うまくねえぞ、志らく!》という厳しい声もあがった。


【あわせて読む】立川志らく、石破政権の国民1人5万円給付案に「議員には10万円の商品券を配っておきながら」
編集部おすすめ