「もうちょっと頑張れ」――監督からかけられたその一言は、秋好美桜の胸に今も深く残っているという。褒められるよりも悔しさで火がつくという負けず嫌いな性格、休日でも身だしなみを崩さない理由、そしてアクションやミュージカル、モデル業へと広がっていく将来像。
役者として、そして一人の表現者として、どんな人物になりたいのか。 今後のビジョンを聞く。(前後編の後編)

【写真】『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』に出演中の秋好美桜【11点】

――これまでの撮影現場で出会った方々からもらった言葉で、印象に残っているものはありますか。

秋好 映画に出演させていただいた時に、監督から最後に言われたことが「もうちょっと頑張れ」だったんです。他の同世代の子たちとかは「よかったよ」と励ましの言葉をもらっていて、私のことを褒めてくれた部分もあったんですけど、「もうちょっと頑張れ」と言われたのはすごく悔しかったですね。私は負けず嫌いなので、もっと上を目指さなきゃと思いました。

――褒めて伸びるより、悔しさで伸びるタイプなんですね。

秋好 悔しさで伸びるタイプですね。次にまたその監督さんとご一緒する時は、もうちょっと成長した姿を見せられるように頑張ろうと思って、今も練習に励んでいます。

――表に出るお仕事をする上で、普段から意識して取り組んでいることは何かありますか。

秋好 身だしなみを整えることはすごく気にかけています。美容もそうですけど、例えば何もない休日も、パジャマでずっと家にいるのではなく、ちゃんと身だしなみを整えるんです。
外見を固めていくことが内面にも繋がるなと感じるので、最低限の身だしなみは整えて、ダラダラしないように心がけてます。

――お休みの日もなるべく出かけるタイプなのでしょうか。

秋好 家で映画やドラマを1日中観ることもありますが、上京してきてまだ東京のことをあまり知れてないし、1人で出かけることが好きなので、休みの日は1人で買い物に行ったりします。

――映画も、お仕事を始める前と後ではきっと見え方が違いますよね。

秋好 全く違いますね。物語というよりも、お芝居を中心に見るようになりました。「この人のこのお芝居すごいな」とか。私は洋画が好きなんですけど、邦画も前よりたくさん見るようになりました。

――「こういう作品に出てみたいな」と感じる映画はありますか。

秋好 『ベイビーわるきゅーれ』は殺し屋の話なんですけど、もともと『レオン』が好きだったこともあって、すごく刺さりました。高石あかりさんが演じていた役をやってみたいです。現実世界では経験できないような役に興味があるんです。
小学3年生から中学生までバスケットボールをやっていて、体を動かすことは好きなので、アクション作品もやってみたいです。

――共演してみたい俳優さんはいますか。

秋好 坂東龍汰さんの演技がすごく好きで、憧れの役者さんなんです。いつか共演できたらいいなと思います。

――俳優業以外に関心のあるお仕事はありますか。

秋好 ファッション雑誌のモデルにも興味があります。コスメなどの広告や、ブランドとかのショー、パーティーに招待されるような存在になりたいですね。

――進学を決めた時点では芸能界入りを考えていなかったとのことですが、もともとは何になりたかったんですか?

秋好 ポップアップとか、ディスプレイとか、空間構成にすごく興味があって、デザインの仕事をしたかったんです。この業界に入ったことで美術など刺激を受けて学べることも多いので、すごくいいなと思います。

――タレント業をやりながらデザインの面でもやることがあるかもしれませんね。音楽にも関心が強いと伺いました。

秋好 楽器はしないんですけど、音楽自体が好きで、普段からよく聞いています。
歌も得意なんです。ストレス発散方法が歌なので、音楽がなくなったらやばいですね。それぐらい自分の中で割合を大きく占めているのが音楽です。歌が好きなので、ミュージカルにも興味があります。

――最後に、これからの活躍を楽しみにしてる方々に向けて、メッセージをお願いします。

秋好 俳優としてまだまだな部分はたくさんありますが、作品ごとに自分が成長した姿を皆さんにお届けできるように頑張りたいです。秋好美桜という存在が、誰かにとっての憧れになれたらいいなとも思っています。応援よろしくお願いします。

▶プロフィール
秋好美桜(あきよし・みお)
2006年1月31日生まれ、宮崎県出身。俳優・モデル。24年3月に開催された『bijoux AUDITION 2024』にてグランプリに輝く。25年1月期ドラマ『プライベートバンカー』(テレビ朝日系)にてドラマ初出演。
1月12日にスタートしたドラマプレミア23『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(テレ東系)に出演中。

【前編】秋好美桜、元IZ*ONEカン・ヘウォンとのドラマ共演で受けた強刺激「夢のよう」「やっぱりオーラが違う」
編集部おすすめ