声優として活躍するかたわら、グラビアにも挑戦する井口裕香。2024年に発売した2nd写真集『MORE MORE MORE』(KADOKAWA)が発売前重版するなど話題に。
その後もコンスタントにマンガ誌、週刊誌、グラビア誌の表紙を飾っている。今回、表紙を飾るグラビア誌『ENTAME 36℃』からインタビューを全文公開する。

【写真】声優・井口裕香のグラビアカット【3点】

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 2026年最初の撮影を、こうして迎えられたこと、本当にうれしく思います。ドキドキしながら現場に入ったのですが、とても楽しい一日になりました。

 今回の撮影場所は、民宿のような、しっかりとした日本家屋でした。こんな場所に来る機会はなかなかないですね。たくさん部屋があって、なんだか懐かしい気持ちになりました。私の実家も、ここまで立派ではないですけど、いわゆる「ザ・和室」がメインの家だったので。

 撮影では浴衣を着させていただいたのですが、これもすごく久しぶりでした。以前、お仕事で着て以来かな。プライベートでは、旅行先の旅館などにあっても、結局は持参した大きなTシャツで寝てしまうことが多いんです。ホテルのシーツも、一度ぐしゃぐしゃにしないと落ち着かないタイプなので、パリッとした浴衣で寝るのは少しそわそわしてしまうんですよね。


 だからこそ、今日こうして浴衣を着て撮影するのはとても新鮮でした。絶対にこのまま寝たらはだけるだろうな、と思いながらも(笑)、その危うさも含めて、良い表現ができていたらいいなと思います。

 私が本格的にグラビアのお仕事をさせていただくようになったのは、写真集を出したことが大きなきっかけだったと思います。それまでは、コロナ禍を言い訳にして、実はどんどん太ってしまっていて……。

 そんな中でお声がけいただいたのが、36歳くらいの時でした。正直、この年齢で写真集はもう出せないだろうと思っていたので、お話をいただいた時は本当にうれしかったですね。

 もともと私自身、女の子のグラビアを見るのが大好きで、写真集もよく買うタイプなんです。だから、編集の方から「次は下着や水着もあると思いますが」とご提案いただいた時も、「むしろ、やるでしょう!」と(笑)。自分がファンとして見てきた「これぞグラビア!」というシチュエーションに、自分が挑戦できることが楽しみでした。

 この写真集をきっかけに、まったく違う畑のことにも挑戦していいのかもしれない、と思えるようになりました。それまでは自信がなかったり、タイミングがなかったりしたのですが、自分の中にあった壁を一つ、越えられたような気がします。

 グラビアを始めるにあたって、ダイエットにも挑戦しました。
もともと運動は好きだったので、パーソナルジムに通い始めたのをきっかけに、改めて運動の楽しさに目覚めた感じです。年齢的にも、健康に気をつけなければいけないですしね。トレーニングをして体を絞っていく中で、私、あることに気づいたんです。それは、「お尻ってすごく大事だな」って。どうしても、普段のケアって体の前側ばかりに集中しがちですよね。でも、お尻って、その人の年齢感や生活感がすごく出る部分だと思うんです。洋服を着た時の、ウエストからお尻にかけてのカーブ。あのラインがすごく女性らしいな、と感じます。

 30代になると、どうしても付いてくるお肉の位置が下がってきます。でも、それをネガティブに捉えるのではなく、むしろその丸みを生かした体作りができたら素敵だなって。そう思うようになってから、お尻のトレーニングに夢中になりました。

 今の自分の体がベストかと言われると、正直、まだまだです。
10代、20代の頃の体は、もう若さだけでOK、という感じでした。でも、30代からの体作りは違います。今の体がこれまでで一番良い状態なのは確かですが、もっと元の高さを上げて、下尻をきゅっと引き締めたい。理想の形は、私の頭の中に明確にあるんです。

 去年は写真集をきっかけに、たくさんの方に私を知っていただくことができた、「ビギナーズラック」のような一年だったと感じています。今年はそこからさらに進化して、「また井口さんのグラビアが見たい」と思っていただけるようになりたいです。

 私がこうして活動させていただくことで、他の声優さんも写真集を出しやすくなったり、新しいことに挑戦しやすくなったりしたら、それもうれしいですね。みんなでいろんなことに挑戦して、業界全体が盛り上がっていけたら最高です。

声優のお仕事はもちろん、グラビアのお仕事も、もっともっと頑張っていきたい。女を磨いて、表現者として成長し続けていきたいです。これからも、応援よろしくお願いします。

▽Profile
1988年7月11日生まれ、東京都出身。
声優として活躍するかたわら、グラビアにも挑戦。2024年に発売した2nd写真集『MORE MORE MORE』(KADOKAWA)が発売前重版するなど話題に。その後もコンスタントにマンガ誌、週刊誌、グラビア誌の表紙を飾っている。
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