今回は、加入から1年が経過した吉澤悠華にインタビューを実施。アイドルとしての経験は浅いものの、芸歴は約16年というベテランの彼女のこれまでを追った。(2回連載の2回目)
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【写真】吉澤悠華の貴重な幼少期写真&アザーカット
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──今年2月でマジパンに加入して1年が経ちましたが振り返っていかがですか?
吉澤 加入当時は無我夢中だったなあ、と思います。4歳から14歳までバレエを習っていたんですけど、マジパンのダンスは別物で苦労しました。昨年7月にワンマンライブがあったんですけど、それに向けてのレッスンで、徐々にダンスのコツも掴めてきたのかなと思います。アイドルってキラキラしたイメージでしたけど、すごく陰で努力しているんだなって身をもって知りましたね。
──歌の方はいかがでしたか?
吉澤 もともとカラオケに行くのは好きだったんですけど、歌はアイドル好きのお兄ちゃんに笑われるレベルだったんです(笑)。マジパンのオーディションを受けるときに、カラオケで同曲点数対決をしたら負けたくらいで、正直、今もお兄ちゃんの方が歌は上手いと思います……。
──本物のマジパンメンバーよりも、お兄ちゃんの方が上手いって本末転倒ですね(笑)。
吉澤 お兄ちゃんはカラオケに通い詰めていますからね。
──お兄ちゃんはマジパンのライブを観にくるんですか?
吉澤 ワンマンライブには来てくれます。普段褒めてくれることはないんですけど、「すごく頑張っているし感動した」と言ってくれました。家でも、よくマジパンのライブ映像を流してくれるんですよ。
──マジパンの先輩メンバーに馴染めたのはいつぐらいですか?
吉澤 リーダーの沖口優奈ちゃんは、昨年7月のワンマンライブに向けての練習で振りを教えてもらったので、かなりコミュニケーションを取ることができました。他のメンバーとは、昨年夏のイベント前にたくさんリハをやったあたりから普通に日常会話ができるようになりました。そこで距離が縮まりましたね。
──高校生になるタイミングも同じ時期だったから大変だったんじゃないですか?
吉澤 人生が激変しました! 電車通学になったので早起きして、学校が終わったらマジパンの活動があって。両立は大変ですけど毎日充実しています。
──学校の友達と遊ぶ時間もなさそうですね。
吉澤 そうですね。でもクラスの女子全員と仲が良いので毎日が楽しいです。
──愛されていますね~!
吉澤 クラスにスクールカーストや派閥がなくて、お昼も女子全員でご飯を食べるんですよ。マジパンのライブにも来てくれるし、マジパンの『Melty Kiss』をカラオケで歌っている動画が送られてきたこともありました。
──マジパンの活動で特に印象的だった出来事は?
吉澤 昨年のTIFで、マジパン初代リーダーのさとれな(佐藤麗奈)さんに初めてお会いしたんです。ずっとSNSや雑誌で見ていた方だったのでうれしかったですね。お写真も撮ってもらったんですけど、オーラがすごくて、めっちゃ緊張して、ほとんど喋れませんでした。
──今後の目標は?
吉澤 アイドルとして歌、ダンス、トーク、それぞれのレベルを上げながら、昔から夢だった女優さんのお仕事にも挑戦していきたいです!
(取材・文/猪口貴裕)
▽吉澤悠華(よしざわ・はるか)
2003年7月8日生まれ、東京都出身。メンバーカラーは水色。ニックネームは「はるるん」。0歳7カ月でモデル活動を開始。『ニコ☆プチ』の読者モデルなども務めたのち、2019年2月にマジカル・パンチラインに加入。
▼マジカル・パンチライン
沖口優奈、浅野杏奈、清水ひまわり、小山リーナ、吉澤悠華、吉田優良里からなる6人組。1stフルアルバム『MAGiCAL SUPERMARKET』が好評発売中。ドリーミュージック移籍後のシングル曲や新曲など全12曲収録。