【写真】ギャル系から清楚、文化系から体育会系まで…#2i2メンバー5人の制服カット【8点】
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――学生時代、いちばん思い出に残っている青春エピソードはありますか?
十味 青春エピソードですか? 高校3年生の文化祭に大寝坊したことですかね(笑)。文化祭ステージがあって、私はダンスが得意だったので、劇の主役に選ばれていたんですよ。そのステージの順番がまさかの一番目だったんですけど、当日起きたのが9時で、片道2時間かかるので完全に遅刻じゃないですか。家から駅までと駅から学校までの歩く距離が長かったので、徒歩区間だけ人生初のタクシーを使いました。めっちゃ焦りましたけど、何とかステージには間に合ったのでよかったです。でも、みんながおしゃれにおめかししているなか、私は寝癖も直さず、衣装だけ着替えてステージに出たんですよ。これまで、寝坊したことはなかったのに、何でこの日に限って寝坊しちゃったんだろう。
――青春エピソードを聞いて、そんな話が出てくるとは思いませんでした(笑)。
十味 文化祭のために必死に頑張った感じが青春っぽくないですか? 当日は遅刻しちゃったけど、クラスメイトにダンスを教えたり、準備も頑張ったんですよ。陰キャなので、文化祭になると頼られるのが嬉しかったです。
――学生時代ならではの思い出ですね。ちなみに、委員長などの役職についた経験はありますか?
十味 中学生のときに副学級長をやったことがありますけど、そんなに大した仕事はしていないですよ。クラスの決め事をするときに黒板を書いたり、議事録を取ったり、体育祭や文化祭の企画を考えたりって感じです。あと、役職ではないんですけど、加湿器の水換えは積極的にやっていましたね。気付いた人がやらないといけなかったので。
――学生時代から、周りのことに気づける人だったんですね。
十味 小学校では、大きなストーブの上にたらいを置いて、そのなかに水を入れて加湿器代わりにしていたんですが、たらいから水がなくなるギリギリに水を足すっていう変なこだわりがありました。水を入れると、しゅ~って音が鳴るのが楽しかったんですよね。でも水が減っていると、気づいた誰かが補充しちゃうので、誰かに水を足されるギリギリまで粘って、どこで水を入れに行くかっていうハラハラを楽しんでいました(笑)。
――学生時代に何かグループ活動をされた経験はありますか?
十味 中学生の頃に吹奏楽部に入っていたことと、ダンススクールに通っていたことくらいですかね。
――そうなんですね。十味さんの場合、友達もネットで繋がって仲良くなることが多いんですか?
十味 そうですね。Twitterで繋がって、イベントで会って仲良くなるパターンが多かったです。「踊ってみた」には2~3人用の振り付けもあったので、仲良くなった子とはよくコラボしていました。そのとき知り合った友達とは、今も仲がいいですよ。でも、最近気づいたんですけど、LINEの友達から事務所の仲間を省くと5人くらいしか残らないんですよね……。なので、友達は多い方ではないです(笑)。
――でも長く続いている友情があるのは素敵ですよ。最後に、学生時代に戻れるならいつに戻りたいですか?
十味 絶対に中学2年生ですね。まさに、アニメオタクがクラスの覇権を握っていた時代なので(笑)。
――学生時代、アニメオタクを隠しちゃう人もいたと思うんですけど、オタクであることをオープンにしていたのが十味さんの青春なのかなって思います。
十味 高校生の頃からSNSをやっているんですけど、文章にもオタクっぽさが出ていて、親近感が湧くって言ってくださるファンの方が多いんですよ。今私がここにいるきっかけのひとつは、ニコニコ動画に投稿していた「踊ってみた」ですし、ダンス経験は#2i2での活動に活かされていますし、オタクでよかったなと思います。オタクは私のアイデンティティです!
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【前編】十味「アニメ好きが多かった中学時代、オタクがスクールカースト上位に」はこちらから