ドイツの自動車大手・BMWと香港のテックアクセサリーブランド「CASETiFY(ケースティファイ)」がコラボレーションしたアイテムの発表会が17日、BMWブランドストア「FREUDE by BMW」(東京・港区)で開かれた。

発表されたアイテムは、スマホケースやスマホストラップ、スマートウォッチのベルトなど。

サステナビリティ(持続可能性)とデザインを両立させた「『BMW | CASETiFY』イノベーション コレクション」は、自動車部品のリサイクル素材やアルミのリサイクル素材を使用。ラグジュアリーなデザインが特徴的な「『BMW M | CASETiFY』エバーグリーン コレクション」は、BMWの伝統的なストライプやロゴをあしらっている。

「ファンファーストの姿勢がうかがえるケースティファイと共同開発することで、若年層の顧客に効果的にブランドを訴求できると考えた」。BMW AG Lifestyle CollectionsのProduct Manager、Agnes Settele(アグネス・セトゥル)氏は、コラボの背景を語る。

苦労したのは、2つの会社の異なる素材をひとつの商品に落とし込むことだったという。これまで「ポケモン」や「ちいかわ」、現在芸術家・村上隆氏など数々のコラボを実現させたケースティファイにとっても「初の試みだった」と同社Global パートナーシップ統括のBeatrix Wong(ベアトリクス・ウォン)氏は話す。さらには、「高いデザイン性をキープしつつ、保護性能を十分に確保しなければならない。テストから実機までには数ヵ月かかった」とも。
今後も、両社によるコラボは継続されていくという。また、前半にはCASETiFY Japanのジェネラルマネージャー、ゲーリー福元氏より、同ブランドの詳しい説明もあった。

誕生したのは、写真投稿アプリ「Instagram」が流行をし始めた14年前。