象印マホービン株式会社は、スチームオーブンレンジ「EVERINO」シリーズの新製品として、30Lサイズの「ES-LA30」を9月上旬より発売すると発表した。市場想定価格は132,000円前後。


2つのマグネトロン(エンジン)を搭載した独自の「ツインエンジン構造」が特徴のオーブンレンジ。底面に加えて奥面からもマイクロ波を個別制御して出力することで、広い庫内でも均一かつ効率的な加熱を実現する。

従来のオーブンレンジは庫内の大きさに関係なくマグネトロンが1つしか搭載されていないため、30Lのような大容量サイズではあたためムラが発生しやすかった。同社が実施した調査によると、30Lサイズのオーブンレンジユーザーの半数以上が食材のあたため機能を「ほぼ毎日使う」と回答する一方で、「あたためムラ」「解凍のムラ」「あたための時間が遅い」といった不満を抱えていることが分かったという。

「2段あたため」機能では、独自の金属角皿を使用することで上段・下段に最大4品を同時にあたためることが可能。2つの赤外線センサーが上段・下段の食材温度を1秒ごとに検知し、異なる温度設定でも適切にあたためる。

「すごはやWレンジ」機能では、市販冷凍食品やお弁当のパッケージ記載時間を約20~30%短縮してスピーディーにあたため。「Wレンジ」機能は煮物や煮込み料理を時短で調理できる。

解凍機能も「すごはや解凍」として進化。赤外線センサーで食材温度を正確に検知しながら2方向から連続加熱することで、時短でムラを抑えた解凍が行える。ひき肉500gなら約6分で解凍できる。

「すご技オーブン」では、オーブンとレンジを自動で切り替えることで、厚みのある肉料理でも外側をじっくり焼き上げながら中心まで熱を通す。
「芯までレジグリ」はレンジとグリルの自動切り換えにより、本格料理を短時間で裏返す手間なく調理できる。

その他の特長として、冷めた揚げ物を揚げたてのように仕上げる「揚げ物 サクレジ」、肉まんをふっくらあたためる「スチーム加熱」機能を搭載。扉の開閉音を抑えるドアクッション構造、引き出し式メニューボード、大型液晶画面なども採用した。

本体サイズは幅498×奥行445×高さ395mm、重さは約25kg。カラーはブラックとホワイトの2色展開。レシピブックには200のレシピと72の自動メニューを掲載する。

発売に合わせて木村佳乃さんを起用したテレビCMを放送中。ツインエンジン構造を表現するため、木村佳乃さんが一人二役で登場する。
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