山善は8月22日、業界初となるペットボトル給湯器、お茶メーカー、コーヒーメーカーの3つの機能を兼ね備えた「次世代電気ポット YDB-2L」を発表した。8月26日から応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて先行販売を開始する。
Makuakeでの販売価格は11,000円。

「次世代電気ポット」は、本体上部にペットボトルをセットすると、設定した温度のお湯がわずか0.5秒で出せるというもの。必要な分だけをその都度沸かすため保温も不要で、電気代の節約にもなるという。

温度設定は50℃から95℃まで5℃単位で調整可能。白湯から各種飲み物の最適温度まで幅広く対応。カップ麺などの調理に適した約300mlの自動停止モードも備える。電気ケトル(山善の電気ケトル EGL-C1281)で約300mlを沸かす時間と注水までの時間を比較したところ、次世代電気ポットが約1分10秒短く調理できたとのこと。

最大容量2リットルまでのペットボトルに対応し、ペットボトルの口径に応じたアダプタキャップで着脱のしやすさと安定性を確保する。

600ml以上のペットボトルを使うときは専用ベースの取り付けが必要。安全装置として、チャイルドロック機能、渇水検知、サーモスタット、転倒OFFスイッチを搭載する。

専用のドリップアタッチメントを取り付けることで、お茶メーカーやコーヒーメーカーとしても利用できる。専用ドリッパーには金属メッシュフィルターを採用し、ペーパーフィルター不要で茶葉やコーヒー粉をセットすれば、約60秒で淹れたての飲み物を楽しめる。


製品デザインは世界のトップ100デザインスタジオに選定されたカロッツェリア・カワイと協業して開発した。操作のしやすさに加え、お湯を扱う製品としての安全性や安定性にも配慮した構造を採用した。

本体サイズは幅130×奥行95×高さ200mm、重さは約980g(付属品含む)、消費電力は1300W。
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