シャープは8月26日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品「ES-12X1」を発表した。洗濯機では初めて生成AIサービス「COCORO HOME AI」に対応し、洗濯物の洗い方が分からない時などにスマホアプリで質問を入力すると、生成AIが自然な言葉で適切な選択コースを教えてくれる。
価格はオープン。発売は9月11日。一部機能を省略した低価格モデル「ES-12P1」も用意する。こちらの発売日は9月18日。

ES-12X1は、ヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載したドラム式洗濯乾燥機。温度センサーと湿度センサーが衣類の状態を検知し、AIが最適な制御を行うため、乾きムラや仕上がり時のシワが軽減できる。新たに「タオルケアコース」も設け、タオルの吸水性や肌触りを損なわず洗浄・乾燥できるようにした。

ユニークなのが、洗濯機で初めて生成AI「COCORO HOME AI」に対応したこと。スマートフォンアプリから洗濯機の使い方を気軽に質問できるほか、洗濯物の種類や洗い方に応じて最適な洗濯コースを提案してくれる。必要に応じて、本体に非搭載の選択コースもアプリ経由でダウンロードできる。

デザインは、シンプルでスリムな水平垂直基調のデザインに仕上げ、奥行きも従来モデルより20mm短縮した。本体サイズは幅640×高さ1120×奥行719mm、重さ約80kg。
消費電力量は590Wh。
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