AAAの元メンバーでアーティスト・タレントの伊藤千晃が8日、都内で行われた「Work-Life Wellness Lab(WWL.)」主催イベントに出席し、女性特有の体の悩みなどについてトーク。その後、報道陣の取材に応じ、8歳の息子にもすでに生理について話していると明かした。


自身の体験をもとにフェムケア啓発活動に取り組んでいる伊藤。イベントでは、出産を機にフェムテックを勉強し始めたと言い、生理やPMS(月経前症候群)など女性ならではの体の不調についてトークを展開した。

その後の取材で、現在8歳の息子に対しても、3~4歳頃から生理について話していると明かし、「女の子は子供を産むために、お腹の中に卵があってということも、わからなくていいんですけど、ママがこんなことを言っていたなってことを息子にも理解しておいてほしかったし、息子にも素敵なパートナーができたときなどに気遣える言葉を使ってほしいと思うので、私はごまかすことなく、できるだけ直球でシンプルな言葉で、息子には生理だったりだ、妊娠だったりという話をしています」と語った。

そして、「私がすごいアピールするので、『今日は生理痛がつらいな』みたいな、ミュージカルじゃないですけど、それぐらいオーバーに。『女性の体は1カ月に2週間ぐらいこういう時期があって頑張ってるんだよ』とか、オーバーにやるんです」と笑いながら告白。「それに対して息子が、『今日はママは体が頑張ってる日なんだね』ということをだんだん言ってくれるようになってきた。生理用ナプキンとかを見ても、『これママに必要なアイテムだよね』と言ってくれるようになって」と少しずつ息子も理解してくれているという。

さらに、「小さい頃から、そういった女性が使うものに関しても、性のことに関しても、言っちゃいけないとか、遠慮しなきゃいけないみたいな壁を取っていけたらいいのかなと思います」と自身の考えを述べ、「5歳ぐらいのときには、一緒にお風呂に入って出血を見ても、『頑張っている日なんだね』みたいな。女性から出血していることに驚くことはなかったです」と話していた。
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