AAAの元メンバーでアーティスト・タレントの伊藤千晃が8日、都内で行われた「Work-Life Wellness Lab(WWL.)」主催イベントに出席。その後、取材に応じ、仕事と子育ての両立への葛藤を明かした。


自身の体験をもとにフェムケア啓発活動に取り組んでいる伊藤。イベントでは、出産を機にフェムテックを勉強し始めたと言い、生理やPMS(月経前症候群)など女性ならではの体の不調についてトークを展開した。

2017年7月に31歳で第1子を出産した伊藤。引退を考えたことも「めちゃくちゃありました」と言い、「出産してから思っていた以上に子育てが大変だったので。とにかく寝る時間がない、体力が減っていく、自分の時間が1秒も取れないぐらいな状態で、仕事に対して前向きでポジティブな印象を持っていたのに、その気持ちで仕事ができない悔しさとか、そういったものが……」と打ち明けた。

続けて、「子供がある程度しゃべれるようになるまでは、ずっとお母さんがくっついていなきゃいけないというのもあったので、そういったもどかしさというか、悔しさというか、なんとも言えない気持ちみたいな期間は、何年にもわたってありました」と吐露。「今息子が8歳で、昔ほど手がかかるところは変わってきていますが、それでも仕事をセーブする部分がたくさんあるんです」と語った。

引退も考えた中、復帰した思いについては、「ファンの方がいてくださったので、SNSでも手紙でも、『千晃ちゃんのペースでいいから、まだまだ歌い続けてほしい、活動をしてほしい』というお声をいただいて、本当にそれに限りますね」と説明。「当時は自分が子育てすること、自分の気力を保つことにいっぱいいっぱいになってしまっていたので、仕事をやっている場合じゃない、私は1人の人間を育てていかなくちゃいけないんだってプレッシャーに駆られていて、仕事を諦めるというのはすごくよぎっていました」と振り返った。
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