KDDIは11月19日、メッセージサービス「RCS」を、povo2.0およびJ:COMモバイルの対象ユーザーに拡大すると発表した。提供開始日は12月16日で、利用は無料。


今後J:COMモバイル以外でau回線を利用するMVNOでも順次拡大を予定。なお12月16日以降は、KDDIが提供するRCS公式アカウントポータルもAndroidおよびiOSに対応する。

RCS(Rich Communication Service)は、テキストだけでなくファイルの送受信やコンテンツ共有までカバーするメッセージサービス。10月16日からauユーザーやpovo1.0ユーザーには提供されていたが、12月16日以降、povo2.0およびJ:COMモバイルのJ:COM MOBILE Aプラン(J:COM BUSINESS MOBILE含む)ユーザーへ拡大する。

提供日以降は、Androidスマートフォンの「Google メッセージ」アプリや、iPhone標準の「メッセージ」アプリにて、電話番号を使い家族や友人などと写真やスタンプの送受信、グループチャットなどが利用できるようになる。

RCSユーザー同士の送信料は無料だが、RCS未対応ユーザーとやりとりする際はSMS送信料が発生する。また、Wi-Fiがない場合やデータ定額プランに未加入の場合は別途通信量が必要。

RCSサービスの利用を希望しないユーザーは、専用ページから無効化の手続きを行える。手続き期限は、povo2.0のユーザーでは12月15日まで、au回線を利用するMVNOのユーザーでは各MVNOが別途案内するサービス提供開始日の前日まで。期限までに手続きがない場合は、同意したものとしてRCSが自動的に有効になる。
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