TVS REGZAは12月5日、116V型の大画面となるRGB Mini LED液晶テレビ「116ZX1R」を発売した。RGBそれぞれが独立駆動するMini LEDバックライトを採用した液晶テレビの日本発売は初。


価格はオープンで、直販サイト「レグザ オンラインストア」での販売価格は6,600,000円。購入は一人1点限り。購入にあたっては事前に搬入経路等の下見を行ったうえで、専門スタッフが後日据付の作業を行う。

116V型の巨大画面! Mini LEDの独立制御で美しい映像

「116ZX1R」は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色のMini LEDが独立駆動する次世代映像技術を搭載した116V型モデル。レグザシリーズのDNAとなる「高画質のあくなき追求」を体現したという大画面のフラッグシップ製品だ。

大きな特徴は、116V型という人の身長に近い高さの巨大な画面に加え、RGBの独立制御による美しい映像再生だ。RGB Mini LEDでは赤、緑、青が独立発光することで、従来の量子ドットMini LED比で110%となる広色域で映像を映し出せる。また通常のLEDでは各色の波長が一部重なるが、RGB独立Mini LEDでは各色の波長が重ならず高い色純度で発光するため、自然な発色や微妙な光の色の違いなどが表現できるという。

映像処理エンジンはAI内蔵の「レグザエンジンZRα」を採用。映像を分析し、エリアごとにRGB LEDを独立させて駆動する機能や、エリアごとにLEDへの電流量を最適に制御する機能、シーンを判別して高画質処理を行う機能などを搭載する。

サウンドは20個のスピーカーを実用最大出力110W(合計値)のマルチアンプで独立駆動させる「レグザ重低音立体音響システムZIS」を搭載。新開発のオーディオポストプロセッサ―でチャンネルごとに適切な補正を行い、立体感のあるサウンドを再生する。


AI技術で視聴体験を向上させる「レグザ インテリジェンス」も採用する。基本機能として、話の文脈を理解し、コンテンツを対話形式で提案する「レグザAIボイスナビゲーター」や、AIでコンテンツの音声成分を認識し音声と環境音のバランスを調整できる「レグザAI快適リスニング」などを利用可能。

このほか、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画できる「タイムシフトマシン」機能や、画面を分割し左側に地デジ/BS・110度CS放送やHDMI入力の動画、右側に地デジ/BS・110度CS放送やスマートフォンのコンテンツを表示できるダブルウインドウ搭載、好きなタレントやテーマでコンテンツを横断的に検索・表示する「みるコレ」なども提供する。
レグザで大画面化が進む。専用の壁掛けユニットも開発中

TVS REGZAは市場における大画面テレビのシェア拡大を受け、2023年以降大画面液晶テレビのラインナップを拡充している。2025年は年初の想定を上回るペースで大画面モデルが好調に推移したといい、「116ZX1R」の発売により、さらに大画面モデルを広げていく。

同社によるとテレビ市場における85V型以上のテレビ購入者のうち、60%が壁掛け設置を選択。またレグザ購入者に限定した場合85V型以上で7割と、壁掛け設置率がさらに高まるという。

これを受けTVS REGZAでは、テレビと壁の隙間を0.5cm(5mm)以下に抑えられる独自の壁掛けユニットを開発中。強力なネオジム磁石で固定する方式で、薄さと安定性を両立しつつ耐震性も高めているとのこと。壁掛けユニットの利用により、テレビ設置の省スペース化や掃除のしやすさといったメリットを訴求する。

編集部メモ:TVS REGZAは2025年6月に、RGB独立Mini LEDバックライトを搭載した116V型レグザ(116ZX1R)の開発を表明。
開発発表時から画質に強い自信をみせつつ、投入時期は「2025年度中の商品化を目指す」と案内していました。今回の発売で、同社は本機を含めた高機能製品をユーザーへの選択肢として提示し、「プレミアムゾーン戦略」を進めていく考えを示しました。
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