Mini LEDテレビを得意とするTCL JAPAN ELECTRONICSが、2022年北京冬季オリンピック・スノーボード男子ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢選手をブランドアンバサダーに起用したと発表した。平野選手の「挑戦し続ける力」が企業理念と強く共鳴したとしている。
2026年12月~2027年2月にかけて、平野選手が出演するテレビCM、デジタル広告、屋外広告を展開する。

あわせて、日本市場向けに開発したエアコンの新製品「AI節電エアコン」シリーズを公開。TCLがテレビやサウンドバーといった既存カテゴリーにとどまらず、白物家電市場へ本格的に参入する決意を表明した。

平野選手は、10月27日にTCLのグローバルプロジェクト「TCL TEAM」へ正式加入していた。TCLはオリンピックのワールドワイドパートナーとして、スポーツを通じた挑戦・革新・情熱を重要な価値として位置付けており、今回のブランドアンバサダー起用につながった。

平野選手は、競技と向き合うにあたり、映像で確認することの重要性を説明。「普段はスマートフォンで練習動画を見返すことが多いが、テレビがある時は大画面で確認することもある。回転が多い競技なので、大きな画面でスロー再生すると細かい動きまで確認しやすく、リラックスして見られることでモチベーションも高まる」と述べ、大画面での映像活用のメリットを説明した。

あわせて、日本市場向けに開発したエアコン「AI節電エアコン」シリーズも公開した。室内温度・外気温・風量などをAIが自動で最適化する機能を搭載し、省エネと快適性を両立した。6畳~14畳まで4製品をラインナップし、予想実売価格は6畳用が8万円前後。発売は2026年1月下旬の予定。
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