周辺機器メーカーの8BitDoは米ラスベガスで開催中のCES 2026において、スマートフォン用のゲームコントローラー「FlipPad」を発表した。iPhoneおよびAndroid端末のUSB-C端子に直接接続し、縦向き(ポートレート)で使用する。
任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」を想起させるレトロなデザインを採用しており、2026年夏の発売を予定している。

FlipPadは、方向キー(Dパッド)とABXYボタンに加え、スタート/ポーズ・ボタン、L/Rに相当するボタン、カスタマイズ可能な複数のボタンを備える。一方で、アナログスティックは搭載していない。

スマートフォン向けゲームパッドは、横持ち(ランドスケープ)で端末を左右から挟み込むクランプ式が主流だが、FlipPadは縦持ちで2Dゲームやレトロゲーム、エミュレーターアプリでのプレイに適した設計となっている。なお、どのようなゲームをプレイできるのか、開発者側がFlipPadに対応する必要があるかについては、現時点では明らかにされていない。

ゲームプレイ時にはFlipPadがスマートフォン画面の下部を覆う形になるが、本体には折りたたみ(フリップ)機構を採用している。コントローラー部分を下方向に回転させることで、装着したままでも画面全体を確認できる。

互換性について、8BitDoは「Appleの公式サポートがある」と説明している。これまで一部のサードパーティ製アクセサリーでは、iOSのアップデートによって動作が不安定になる例も見られたが、公式サポートにより安定した利用が可能になりそうだ。

8BitDoはCES 2026において、FlipPad以外にも「Ultimate 3E Controller for Xbox」を発表した。摩耗に強く、精度の高いTMR(トンネル磁気抵抗効果)ジョイスティックを採用。PC接続時には最大1000Hzのポーリングレートに対応する。
ABXYボタンのモジュール、ジョイスティック、Dパッドの交換が可能である。

対応プラットフォームは、Xbox Series X|S、Windows PC、Androidで、2026年第2四半期の発売を予定している。
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