LINEヤフーは1月23日、コーポレートフォント「LINE Seed(ラインシード)」の日本語書体である「LINE Seed JP」を、Googleが提供するフォントサービス「Google Fonts」にて提供開始した。

「LINE Seed」は、コミュニケーションアプリ「LINE」など、LINEヤフーのサービスのUIやコミュニケーションに共通する「シンプルさ」と「親しみやすさ」を体現するために設計されたコーポレートフォント。
日本語、英語(Latin)、韓国語(Hangul)、繁体字中国語(台湾)、タイ語の5つの言語に対応している。

これまではLINEヤフーのWebサイトのみで「LINE Seed」を公開していたが、「LINE Seed JP」を「Google Fonts」で提供することによって、より多くのユーザーやクリエイターが、「LINE」と同じトーンのタイポグラフィを利用できるようになる。

「LINE Seed」は、5言語・4つの文字体系に対応したマルチスクリプトフォントファミリー。Seedという名称には、植えられた種が芽を出して実を結ぶように、このフォントの使用されたサービスやコンテンツが成長して欲しいという意味が込められている。

言語ごとに文字構造は異なるが、字面の大きさや線の太さ、角の処理などを丁寧にそろえることで、複数言語が混在する画面でも違和感なく読み進められるようデザインされている。これにより、グローバルサービスのUIや多言語資料でも、一貫した印象を保つことができる。

「LINE」のロゴやサービスUIに通じる、直線的な骨格とやわらかな丸みをベースにしたジオメトリックサンセリフ体で、以下の特徴を備える。また、日本語書体「LINE Seed JP」は、2023年度グッドデザイン賞を受賞している。

角を適度に丸めることで、堅さを和らげフレンドリーな印象を付与
スマートフォン画面の小さな文字サイズでも視認性を確保
見出しから本文まで幅広く使える、整った字幅とプロポーション

日本語書体「LINE Seed JP」は、英語版「LINE Seed EN」と同じエッセンスを持っている。英語と日本語が混在する文章でも同じ印象になるよう、以下のポイントを意識することによって、太さや重心のバランスを調整して設計されている。

UIテキストやチャット、ニュース記事など、画面上の多様な文脈での読みやすさを重
英数字や記号の形状は、コードやIDなどの判別性にも配慮
アプリ、Web、プレゼンテーション資料、印刷物など、幅広い用途での利用を想定

「LINE Seed」は、SIL Open Font License 1.1(OFL)のもとで提供される。これにより、商用・非商用を問わず無料で利用できる(一部制限事項あり)。
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