単身者を中心に「キッチンが狭い…」と感じている人は多いのでは? 今の時代、電子レンジはもはや生活に欠かせない存在ですが、朝はトーストをカリッと焼いて食べたいのでトースターも欲しい…と考えても、2台をキッチンに置くのが難しい人も少なくないでしょう。

そのような悩みを解決できる調理家電として注目を集めているのが、日立グローバルライフソリューションズの「MRT-F100」。
“2in1トースターレンジ”という愛称の通り、トースターと電子レンジの機能を備えた製品です。冷蔵庫の上に置けるサイズに抑えており、限られたスペースを有効活用できます。機能はシンプルですが使いやすく、単身者や2人暮らしの人はもちろん、シニア層にも向くと感じました。

ダイヤルで調理メニューや時間を設定、自動調理はなし

前述の通り、MRT-F100はトースターと単機能レンジの機能を1台にまとめた調理家電です。2台の機能をまとめながら、本体は464×358×302mmのコンパクトサイズに抑えています。カラーはチャコールグレーとアイボリーの2色で、いずれもつや消しの仕上げ。シンプルなデザインもあって、どこか無印良品的な見た目が好ましいと感じました。

本体がコンパクトなだけに庫内の高さは132mmと低めで、ドアを開けた時は「なんか狭そうだな…」と感じました。ただ、庫内容量は15Lあり、食パン2枚や直径約23cmのピザが入るサイズなので、2人暮らしならば不満はないでしょう。一般的なボウルも問題なく入りました。

操作は前面にあるメニュー、出力、調理時間の3種類のダイヤルで設定し、自動調理機能はありません。割り切った造りですが、調理できるメニューがシンプルなだけに不満はありません。
レンジとトーストの切り替えはダイヤルを回すだけとシンプル。電子レンジの出力は最大1,000Wでコンビニ弁当の温めも問題なく、普段使いの電子レンジとしても不満は感じませんでした。

独自のグリルプレートで両面に焼き色を付ける

MRT-F100の特徴ともいえるのが、トーストを焼く際に使う付属のグリルプレート。管ヒーターは上部のみに搭載し、底面には電子レンジのマイクロ波発生機構しかありませんが、マイクロ波がグリルプレートの底面に張られた発熱体に当たると発熱し、パンをひっくり返さなくても両面がこんがり焼き上がるという仕組みです。

トーストの焼き上がりは約4分でスピーディー。しっかり両面に焼き色がついて、見た目にもおいしそうな印象です。高級トースターのようなモチモチ感はありませんが、一般的なトースターと同じカリッとした仕上がりが楽しめます。

トースターだけを焼くのではなく、グリルプレートに目玉焼きやウインナーを載せれば、同じ時間でおかずが一緒に作れます。バンズとひき肉を焼けば、ハンバーガーも作れました。市販のパンのリベイクも、手軽においしく仕上げられます。

割安さはないが、省スペース性が魅力

MRT-F100の実売価格は36,000円前後で、ベーシックな電子レンジとトースターを別々に買うよりは高いものの、省スペースという点はお金に代えがたいメリットとなるでしょう。万能の調理家電ではありませんが、トースターと電子レンジを別々に置けない人にとっては合理的な選択肢となるでしょう。


【編集部からのお知らせ】
日立グローバルライフソリューションズのご厚意で、今回レビューした「MRT-F100」を抽選で1名にプレゼントします。プレゼントするのは新品となります。応募方法は近日中に告知しますので、お楽しみに!
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