藤井聡太王将に永瀬拓矢九段が挑戦するALSOK杯第75期王将戦七番勝負(日本将棋連盟主催)は、両者3勝で迎えた最終第7局が3月25日(水)・26日(木)に関西将棋会館で行われました。対局の結果、角換わり腰掛け銀のねじり合いから抜け出した藤井王将が89手で勝利。
○2連続でしのいだカド番
この3週前に行われた第6局では相掛かりから村田システム調の力戦で後手番の窮地をしのいだ藤井王将。振り駒で先手番となったこの日は得意の角換わり腰掛け銀に防衛の望みを託します。9筋の位を取ってゆったり構えたのが通常形との違いで、これを見た後手の永瀬九段は歩の突き捨てから桂跳ねで先攻。「後手の攻め対先手の受け」という構図が出来上がりました。
もとより前例の少ない展開とあって、ともに長考が目立ちはじめます。桂損の代償に作った馬を、じっと敵陣内で動かしたのは3時間近い長考のすえにひねり出した永瀬九段の封じ手でしたが、この手を境に形勢の針は先手へと振れることに。数手後に先手からの決め手が待っていた本譜を思うと、後手としては積極的な銀交換で局面を活性化する必要がありました。
○圧巻の3連勝で防衛決着
馬との交換で手にした飛車を敵陣に打ち込んだのが永瀬九段期待の攻めでしたが、ここで藤井王将の打った自陣角がピッタリの受け。この角は攻めには利かないものの、手番を握って3筋の歩を取り込んだのが痛烈な反撃となりました。王手竜取りの筋がチラつくため、後手は思うように攻めの手番が回ってきません。以降は藤井王将の一人舞台となりました。
終局時刻は15時34分、最後は攻防ともに見込みなしと認めた永瀬九段が投了。後手番で積極的に攻めた永瀬九段の工夫を藤井王将が深い読みでいなしつつ好機の反撃で仕留めた快勝譜に。一時は1勝3敗と追いつめられるも3連勝で防衛に成功した藤井王将は「カド番になった時点では厳しい状況と感じていたので、防衛できたのは幸運」と喜びを語りました。
水留啓(将棋情報局)
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