YouTubeは4月2日、「国際ファクトチェックデー」に合わせ、偽・誤情報へのリテラシー向上を目的とした啓発キャンペーン「ほんとかな?が、あなたを守る。」の最新版を公開した。

今年で4年目を迎える同キャンペーンは、総務省の官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」の主催する「DIGITAL POSITIVE ACTION AWARDS 2026」のSafety賞を受賞している実績を持つ取り組みだ。


今年の新たな柱として掲げられたのが、「生成AIとの健全な付き合い方」というテーマ。コンテンツの制作には、憲法学の観点からAI時代における「人間の尊厳」を研究する山本龍彦教授が率いる慶應義塾大学 X Dignity Center が協力・監修として参加している。

山本教授は、人が食事の栄養バランスを気にかけるように、自分が摂取する情報の質や偏りにも意識を向けることを「情報的健康」と呼び、その重要性を提唱している。生成AIは非常に便利なツールである一方、その出力を鵜呑みにせず、背景にある性質を理解したうえで自ら思考し続ける「情報の食育」的な姿勢が、デジタル社会で主体的に生きるための鍵になると説く。

動画フォーマット面では、従来の若年層向けショート動画(縦型)に加え、今回から新たに長尺動画(横型)を組み合わせた構成を採用し、中高齢者層へのリーチ強化を図った。
参加クリエイターは計6組。さかなクン、おばたのおにいさん、筧美和子、けんた食堂、ごっこ倶楽部、私立パラの丸高校と、エンターテインメント・食・アニメ・ショートドラマなど多様なジャンルにわたる顔ぶれとなっている。各クリエイターが自分のチャンネルの色を活かしながら、日常に潜む偽・誤情報のリスクや、情報をうのみにせず「一度立ち止まる」ことの大切さを視聴者に伝える。

キャンペーン動画はYouTube Japan 公式チャンネルのプレイリストおよび各クリエイターのチャンネルから視聴できる。
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