J:COMは4月2日、自社ネットワークにおいてRPKI(Resource Public Key Infrastructure)に基づく経路検証機能(ROV:Route Origin Validation)を3月末に実装したと発表した。
これにより、インターネットの通信経路を不正に書き換える「経路ハイジャック」のリスクを低減し、ユーザーにより安全なインターネット利用環境を提供するとしている。
経路ハイジャックとは、第三者が不正な経路情報をインターネット上に流すことで、本来とは異なる経路へ通信が誘導されてしまうことだ。これにより、マルウェア感染、IDやパスワード・機密情報の窃取、通信障害などの被害につながる恐れがあるとされる。
今回導入したROVは、RPKIを利用して経路情報の正当性を確認する技術。RPKIはIPアドレスとその正当な発信者を証明し、不正なインターネット経路を自動的に排除するためのセキュリティ基盤で、ROVではRPKIに登録された情報と照合し、一致しない経路情報を不正なものと判断して自動的に破棄する。
ROVの導入については、総務省のサイバーセキュリティタスクフォース内でも議論され、ガイドラインが提示されるなど、普及促進が図られているという。J:COMのインターネットサービス利用者は、特別な設定を行うことなくこのセキュリティ機能を利用できる。











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