Googleは4月1日(現地時間)、Google AIのサブスクリプションサービス「Google AI Pro」のクラウドストレージ容量を2TBから5TBへ増量した。料金は月額19.99ドル(日本: 月額2,900円)で、今回の増量に伴う追加料金はない。
アップグレードは新規および既存の全ユーザーに対してグローバルで自動的に適用され、5TBのストレージは、Gmail、Googleドライブ、Googleフォトの各サービスで共通利用が可能。ファミリー共有にも対応しており、契約者本人を含め最大6人まで共有が可能である。

Google AIの個人向けサブスクリプションは、Google AI Plus(月額1,200円)、Google AI Pro(月額2,900円)、Google AI Ultra(月額36,400円)の3プランで構成される。Plusは比較的軽めの利用向け、Proは日常利用や仕事・学習での活用を想定した中核プラン、Ultraはより高度な機能や大容量ストレージを必要とするユーザー向けの上位プランという位置付けである。

生成AIの利用拡大に伴い、動画や画像、生成素材、リサーチ用ドキュメントなどをクラウドストレージにまとめて保管する需要は高まっている。今回の容量増量により、AI ProはAI活用とクラウド保管を一体で行う環境として、より幅広いユーザーの需要に応えられるようになった。

AI Proでは、100万トークンのコンテキストウィンドウの利用が可能だ。Geminiアプリでの上位機能に加え、Gmail、Docs、Sheets、Slides、MeetなどのGoogleアプリ内AI機能、NotebookLMの上位利用枠、月1,000 AIクレジットなども利用できる。

また、AI Proにはスマートホーム向けサブスクリプション「Google Home Premium Standard」が含まれる。Google Homeも強化されており、3月に展開が開始されたアップデートにより、同サービスの体験の核となる「Gemini for Home」の反応速度、自然言語による直感的な操作、デバイス認識の精度などが向上している。

一方、上位のGoogle AI Ultraでは、米国で「AI Inbox in Gmail」のベータ提供が始まった。重要なメールや対応すべき項目、追跡すべきトピックをAIが整理して表示する機能で、受信トレイ内の優先度判断を支援する。
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