KADOKAWAは、「第93回毎日広告デザイン賞」(主催:毎日新聞社、後援:経済産業省)において、KADOKAWA刊行作品『ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん』の新聞広告が「広告主参加作品の部」の作品賞を受賞し、2026年4月13日(月)、ホテル椿山荘東京にて表彰式が行われ、賞牌が授与されたことを発表した。

今回の受賞作は、2025年11月8日付毎日新聞朝刊掲載のコミック『ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん』の全5段広告。
キャッチコピー「いただきま血ゅ!」のもと、新聞紙面に腕を置くことで、ヒロイン・吸血鬼ちゃんによる吸血の寸前を疑似体験できる仕掛けが施されており、読者自らの“身体の関与”を促す、新聞という媒体の特性を活かした体験型の広告となっている。

企画・制作は同社が中心となり、同社社員の阿部崇平(あべ・しゅうへい)氏が担当。阿部氏はこれまでにも複数の広告賞を受賞しており、今回の受賞で通算5度目となる。

制作:KADOKAWA
クリエイティブディレクター/コピーライター/アートディレクター:阿部崇平(KADOKAWA)
デザイナー:八須賀美希(アティック)
イラストレーター:二式恭介

◎制作担当:阿部崇平氏の受賞コメント
以前から佐藤雅彦さん、齋藤達也さんの著書『指を置く』の影響を受け、新聞紙面に読者が何らかのアクションを起こすことで新たな意味が立ち上がる、そんな表現を検討していました。本作『ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん』について考えていたある日、ヒロイン・吸血鬼ちゃんの可愛らしさと、この「身体の関与」というコンセプトが上手く掛け算できるアイデアが、ふと浮かんできました。それが、今回の「吸血疑似体験」広告です。私のプレゼンに快く応じて、腕を待ち構える吸血鬼ちゃんを描き下ろしてくださった二式先生、思わず腕を置きたくなるデザインに尽力してくださった八須賀さん、お二人のおかげで具現化できました。吸引力の強いクリエイティブとして評価いただけたかと思うと、嬉しいです。今後も「根源的な思考」を大切に、だれかの記憶に残るクリエイティブを考えていきたいです。
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