しかし、実際のところ「睡眠が改善されて毎日スッキリ起きれるようになった!」という方は少ないです。
それもそのはず、専門家によると、睡眠改善というものは1日や1週間程度でどうにかなるものではないそうです。
睡眠改善をしたいなら、まず要所要所を「習慣化」することが急務になります。
そこで便利なのが「睡眠アプリ」です。
この記事では「Sleep Cycle」という、使用者の睡眠サイクルを分析して快適な目覚めを提供してくれるアプリをご紹介します。
このアプリを使うと、毎日の自分が寝付いた時間や起きた時間をアプリが検知して自動で分析、管理してくれます。
【Sleep Cycle】どんなアプリ?
Sleep Cycle: スマートアラーム目覚まし時計

開発:Sleep Cycle AB
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 6.15.2 / Android 3.17.2.5523-release
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
まずは「Sleep Cycle」の簡単な説明をしていきます。
睡眠アプリは種類が多く機能もそれぞれで違うので、どれを選んだらいいのか迷ってしまうでしょう。
携帯アプリの中に、少しだけ使ってそのまま放置されている睡眠アプリはありませんか?
そうなってしまったということは、そのアプリはきっと「自分には合わなかった」のでしょう。
決して「自分には睡眠改善なんて向いてないんだ」なんて思ってはいけません。
睡眠アプリの多くは、自分でいろいろと設定して管理しなければならないのが面倒で、三日坊主になりやすいのがデメリットです。
更には、こういった健康系やモチベーション管理系のアプリというものは「相性」があり、人によって合うものと合わないものがあります。
そのため、自分に合ったアプリを探すのが重要なのですが、アプリを1つずつダウンロードして合う合わないを調べるのも面倒です。
そこでおすすめなのが「アプリが全部自動でやってくれる機能」を持ったアプリになります。
面倒な管理や設定を、ワンタップもしくは自動でアプリが行ってくれるのはとても便利で楽ちんです。
アプリに任せっきりなので相性度外視で誰でも続けられます。
この「Sleep Cycle」は、毎日の睡眠の深さや寝付いた時間などをアプリが分析して自動で管理してくれます。
また、集めたデータを元に、使用者が一番起きやすいレム睡眠の時間を狙って自動でアラームを設定してくれます。
「仕事で忙しくていちいち分析や管理なんてしてられない!」という方でも、これなら続けられそうです。
自分はただ寝て起きるだけでいいのですから、こんなに楽なことはありません。
音や動きで眠りを分析する
「Sleep Cycle」では、スマホの持つ加速度センサーを使って使用者の睡眠中の動きやいびきなどの音を分析、眠りの深さやレム睡眠とノンレム睡眠の時間をデータ管理してくれます。

分析の機能はアプリが自動で行ってくれるので、使用者がするのは「アラームをセットして寝る」だけで済みます。
レム睡眠を感知してアラームを鳴らしてくれる
このアプリの一番の目玉システムが「アラーム機能」です。このアラーム機能ですが、ただセットした時間に起こしてくれるだけではありません。設定したアラーム前後の一番眠りが浅いタイミングにアラームを鳴らしてくれます。

つまり、起床するのに一番気持ちのいいタイミングで起こしてくれるということです。二度寝防止にも打ってつけです。
睡眠リズムをグラフ化してくれる
加速度センサーによる睡眠の深さや睡眠サイクルのデータは、アプリ内でチェックすることができます。
一般の人でも見やすいグラフ形式で表示してくれるので、自分が普段どんな感じで睡眠してるのかを把握することが可能です。
万歩計機能を搭載している
その日の活動具合を万歩計機能で確認することができます。
実は、「その日にどれくらい動いていたのか」というのはその日の睡眠の質にとってとても重要なことです。
あまり動いてなくて疲れが少ない日と、忙しくて疲れがたまっている日とでは眠り具合が全然違います。
Sleep Cycleの万歩計機能ならそういったデータを取ることもできます。
iOS/Androidに対応している
Sleep Cycleは、iOSとAndroidの両方に対応しています。
つまり、スマホさえ持っていればオーケーということです。
【Sleep Cycle】睡眠アプリを使うメリットは?
では次に、Sleep Cycleのメリットについてご紹介します。
実は、Sleep Cycleは数ある睡眠アプリの中でもかなり前からあるアプリで、度重なるアップデートによりたくさんの機能を備えています。
睡眠に関するノウハウが詰まっているので、より詳細で詳しいデータを確認することが可能です。
これから睡眠の質を改善したい方、朝起きられない方、自分の睡眠サイクルを知りたい方など、様々な要望に答えられるのがこのアプリの魅力です。
睡眠の質が上がる
「睡眠は時間よりも質が大事!」最近こういった情報をテレビやネット、雑誌などでよく見かけます。
実際その通りなのですが、それが簡単にできるかというと中々そうはいかないものです。
「寝る前にスマホを見てはいけない!」と言われても、友達からのLINEや仕事のメールが来たり、好きなYoutuberの配信が始まったりと、やっぱりついつい見てしまいます。
「寝る前3時間前には夕食を済ませておく」と言われても、仕事柄帰るのが遅くて夕食をとるのがどうしても遅くなってしまう方も多いでしょう。
睡眠の質を上げるための方法といっても、それが実践できる環境が自分にあるのかどうかはまた別の話です。
しかし、どんな人でも共通で睡眠の質を上げられる方法があります。
睡眠アプリでは、自分が一番よく寝れている時間や、就寝時間の平均など、様々なデータを観ることができます。
特にSleep Cycleではより詳細なデータを見ることが可能です。
自分がいつ寝るべきか、どれくらい寝るのが一番ベストかを最適化することができます。
睡眠アプリがあれば、わざわざ寝る前にホットミルクを飲む必要もなくなります。
最適な起床時間で目覚めることができる
最適な起床時間で目覚める、というのは睡眠アプリがないと実現できません。
脳科学の専門家ならアプリがなくてもできそうですが、一般の方にはまず無理でしょう。
最適な起床時間は、睡眠中で一番眠りが浅い「レム睡眠」のタイミングがベストと言われています。
睡眠アプリを使っていくと、自分のレム睡眠とノンレム睡眠(深い眠り)のデータを録ることができるので、レム睡眠のタイミングが掴みやすくなります。
自分の睡眠サイクルがわかる
睡眠の改善をする上で、自分の「睡眠サイクル」を知ることはとても重要なことです。
「睡眠サイクル」とは就寝中のレム睡眠ノンレム睡眠のサイクルのことで、おおよそ90分周期でこれが繰り返されています。
このレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルの間隔は個人差があり、寝る前の行動や疲労具合などにも大きく左右されます。
なので、睡眠アプリなしにこれを調べるのはまず不可能です。
睡眠アプリを使えば、睡眠中のいびきや動き・時間・その日の歩数などのデータから自分の睡眠サイクルを割り出してくれます。
【Sleep Cycle】アプリの使い方
では、一番気になるSleep Cycleの使い方や機能の数々を説明します。
Sleep Cycleでは睡眠中の様々なデータを分析してくれますが、使用者が行うのは基本的に「アラームをセットして寝る」これだけです。
最初の内はデータが少ないので少々正確さに欠けますが、実践データが増えるごとに、睡眠の統計データがより正確になっていきます。
アプリをダウンロードする
まずはアプリストアでSleep Cycleをダウンロードしましょう。ダウンロードが完了してアプリを開くと、最初にアプリの案内が入ります。

マイクロフォンの有効と、通知の許可を求められるので、どちらもオンにしましょう。マイクは睡眠中のいびきや動く音を感知して分析するのに必要なので、必ずオンにしておく必要があります。通知は予備アラームを鳴らすのに必要です。

後は実際にアラームを設定して使い始めるだけですが、その前にアプリから使う上でのお願いが表示されます。このようにスマホは使用者に近くに置いて、デバイスは充電器に繋いだ状態で使用することを勧められます。

ベッドの横にサイドテーブルがあるならそれがベストですが、ない方は枕の横にデバイスを置いておきましょう。デバイスと使用者の距離が遠いとセンサーがデータを収集しにくくなります。
また、布団や枕がデバイスを隠してしまっても正確なデータを取れなくなります。寝返りがひどいという方はサイドテーブルを用意するのをおすすめします。
Sleep Cycleの使い方
初期設定が終わったら、後はアラームを設定するだけです。アラームはダイヤル式で簡単に設定でき、設定した時間の前30分間で一番眠りが浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれます。

時間がきてアラームを鳴ると、ダブルタップでスヌーズに切り替えることができます。頻繁に二度寝してしまうという方はスヌーズ機能を活用しましょう。
メニューの「日誌」では、今までの睡眠データをカレンダー形式で確認できます。その日の睡眠サイクル・睡眠中に検した音・寝付いた時間・眠りにつくまでにかかった時間などが表示され、どんな感じに眠れたのかを細かくしてくれます。

尚、睡眠中のいびき音の確認やメニューの「統計」を利用するには、有料のサブスクリプションの登録が必要です。
利用料は年間3,000円、月々に換算したら250円です。
サブスクリプションを登録しなくても広告が流れたり機能が使いづらいということはないので安心して下さい。
自分の睡眠の統計が気になる方や、今の睡眠習慣にかなり不満があるという方は登録するのもおすすめです。
とはいえ月々たったの250円、コンビニのサンドイッチを一回我慢するくらいで賄える金額です。
7日間のトライアルもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
【Sleep Cycle】このアプリはこんな人におすすめ!
この章では「Sleep Cycle」がどんな人におすすめなのかをご紹介します。
睡眠アプリはたくさんの種類がありますが、その中でもSleep Cycleはかなり機能が充実している方で、かなり幅広い方におすすめできるアプリです。
睡眠の質を改善したい人
朝起きたときにすぐに二度寝してしまったり、起きてもしばらく中々眠気が覚めないという経験はありませんか?
これは浅いレム睡眠ではなく、眠りの深いノンレム睡眠の状態で起きてしまっているのかもしれません。
Sleep Cycleの一番の目玉機能は、アプリがレム睡眠のタイミングを分析して、アラームの時間を微調整してくれる点にあります。
これを使えば、レム睡眠のタイミングで朝スッキリと起きて睡眠の質が向上させることが可能です。
睡眠の質を改善したい人・朝スッキリとおきたい人・二度寝常習犯など「寝る前より朝起きるのが苦手」という方にはこのアプリがとてもおすすめです。
寝ても疲れが取れにくい人
睡眠はただ寝ればいいというものではありません。最初から説明しているように「質」が大切です。
このアプリでは、その日の睡眠の浅さや深さのサイクルがデータとして表示されます。このデータを使えば寝ても疲れが取れない原因を探ることが可能です。
寝相やいびきの傾向が気になる人
寝相が悪かったり、自分のいびきが気になるという方も、このアプリを使えばその原因を探ることができます。Sleep Cycleでは、睡眠中のどの時間帯にどんな音を出していたのかを検知してくれます。

実際のいびき音を聴くには有料サブスクリプションに登録する必要がありますが、自分がどんな感じで普段寝れているか把握できるのはありがたいです。
Sleep Cycleの他にも!おすすめの睡眠アプリをご紹介
ここまでSleep Cycleについて触れてきましたが、それでも自分には合わなかったという方もいることでしょう。
この章ではそんな方のために、他のおすすめ睡眠アプリたちをご紹介します。
いびきラボ
いびきラボ - いびき対策アプリ (SnoreLab)

開発:SnoreLab Ltd
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 5.3.10 / Android 2.15.9
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睡眠中のいびきを録音、分析してくれるアプリです。
普段からいびきがうるさくてなんとかしたい方、自分がどんないびきをかいているのか気になる方におすすめです。
いびきに関するコラムも掲載されているので、自分がどんなタイプなのかを知って対策を立てていくことができます。
熟睡アラーム
熟睡アラーム‐睡眠といびきを計測する目覚まし時計

開発:C2 inc.
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 4.6.4 / Android 4.4.8
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詳しいデータ分析によって、様々な睡眠の問題を可視化してくれるアプリです。
Sleep Cycleと同じく使い方はアラームをセットして寝るだけなので、手軽に使いやすくなっています。
睡眠データがグラフ化されていて見やすいのもポイントです。
Sleep Meister
Sleep Meister - 睡眠サイクルアラーム

開発:Naoya Araki
掲載時の価格:¥250
Ver:iOS 1.19.4
iPhoneアプリを
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Sleep Cycleと同じタイプの睡眠アラームアプリです。
加速度センサーのよる検知で、使用者の眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれます。
Lite版と正式版があり、正式版はダウンロードが有料となっています。また、このアプリはiOS限定でAndroid版が無い点には注意が必要です。
寝たまんまヨガ
寝たまんまヨガ 簡単瞑想

開発:YOGGY INC.
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 1.0.5 / Android 1.0.2
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
ベッドで寝たままのポーズで簡単なリラックスヨガができるアプリです。
本格的なヨガと違って「寝たまま」でできるのがポイントで、夜寝る前のストレッチとして使えます。瞑想効果があり、中々寝付けないという方におすすめです。
朝起きられない人には特におすすめのアプリ!
「Sleep cycle」は、睡眠中の音や動きを検知したデータを分析して、眠りの浅いタイミングで自動でアラームを調整してくれるアプリです。
データがグラフ化されるので、睡眠の質の改善や睡眠サイクルの把握にももちろん役立ちます。
一番便利なのはやはり「レム睡眠を狙ったアラーム機能」です。
ちょうど起きられるタイミングで起こしてくれるのは、このアプリでないとできない所業です。
普段スッキリと起きられない方や、起きてもすぐ二度寝をしてしまう方はこのアプリを使ってみてはいかがでしょうか。