「LINEの掲示板」とも呼ばれ、トークルーム内の会話の進み具合に関係なくノート内に記載された内容はすぐに参照できるため大変便利です。
LINEノートの欠点はPDFファイルの添付と保存ができないことです。
ですが、ある裏技を使えば行えます。この記事でLINEノートにPDFファイルの添付と保存を行う裏技を紹介します。
【LINE】ノートにPDFの添付や保存はできるの?
毎日友だちと行うお決まりのメッセージのやり取りを数倍楽しくできるのがLINEのノート機能です。
LINEノート機能の本来の目的は、テキスト、画像、動画など参加者が投稿した大切なコンテンツを見失わないようにセーブし、後から簡単に参照できるようにすることです。
LINEノートで行えることはたくさんあります。
例えば位置情報を使い仲間との待ち合わせ場所を共有できます。
LINE MUSICの楽曲をシェアすることも可能です。
GIFでコミカルな写真の連続撮影を投稿して皆を笑わせることもできます。
さらに、リレー機能や消える投稿なども行える面白さ満載の機能です。
LINEノートは女性ユーザーの間で特に人気がありますが、具体的にLINEノートで投稿できるものには何があるのでしょうか。
ノートに投稿できるものは?
LINEノートで投稿できるものはたくさんあります。
以下にまとめて記載します。
POINT
- 画像(写真)
- 動画(5分以内)
- 位置情報
- URLリンク
- GIF
- スタンプ
- LINE MUSIC
基本的にPDFの投稿・保存はできないが裏技アリ!
LINEノートに投稿可能なものはたくさんあることが分かりましたが、投稿できないものが1つあります。
それはPDFファイルです。
旅行やグループプロジェクトの計画などをまとめたPDFを投稿して、仲間達とシェアしたいと思うことがあります。
トークルームにPDFファイルを投稿することはできますが、トークルームからLINEノートにPDFファイルを添付することはできません。
これまでのLINEの仕様では、Keep機能を使いkeep経由でLINEノートにPDFフィルを添付することができましたが今は行えないようになっています。
ですが、方法がないわけではありません。
この記事で紹介する2つの裏技を使えば、今でもLINEノートにPDFファイルを添付できます。
送れるPDFのファイルやサイズは?
LINEで投稿できるPDFファイルにはサイズの上限は今のところないようです。
実際、PDFはMicrosoft OfficeのWordやExcelと比べファイルが軽いため、メールで送信するのに適したファイル形式と言われています。
送信されたPDFファイルのほとんどはスマホで開けるのでとても便利です。
送信すると圧縮されるの?
ファイルを送信する際に心配なのが、ファイルサイズが大きいために自動的に圧縮されてしまうのではないかということです。
LINEに投稿できるPDFファイルが送信の際に圧縮されることはないようなので、受信者は送信されたPDFファイルを解凍する必要はありません。
PDFを保存・添付したい!トークルームへの添付と保存方法
LINEで写真や画像だけでなくPDFファイルを送信したいと思うシーンはたくさんあります。
特に高校や大学の友だち、また会社の同僚や取引先などと共同作業をする際、情報をやり取りするのにPDFファイルを共有する必要があるため投稿方法を知っておく必要があります。
LINEのトークルームへのPDFファイルの投稿や保存は、スマホのLINEアプリでもPC版LINEでも行えます。
ここからは、PDFファイルをトークルームに添付・保存する方法をデバイスごとに説明していきます。
【スマホ】トークルームにPDFファイルを添付する方法
最初に紹介するのは、LINEアプリの操作手順です。
ホーム画面にある「LINE」アプリを開きましょう。

トップ画面が立ち上がるので、画面の下にある「トーク」をタップします。

友だちリストに載っているユーザーとのトーク履歴の一覧が表示されるので、ユーザーを1人選択しタップしましょう。

選択したユーザーのトークルームが立ち上がるので、画面の左下にある「+」アイコンをタップします。

メニュー画面が立ち上がるので「ファイル」を選択しタップしましょう。

送ることが可能なファイルが表示されるので、その中から1つを選びタップします。

ポップアップが表示されるので「送信」をタップしましょう。

トークルームに表示されました。

【スマホ】トークルームからPDFファイルを保存する方法
トークルームにPDFが送信できたので、次にデバイス内にPDFを保存する方法を説明します。
トークルームに表示されているPDFをタップしましょう。

PDFが開いたら、画面右上にある「共有」アイコンをタップします。

送信方法を選択する画面が立ち上がるので、指で上に向かってスワイプし画面全体を表示させましょう。

メニュー画面が表示されたら「ファイルに保存」を選択しタップします。

PDFの保存ができるアプリがすべて表示されるの、画面の右上に表示されている「保存」をタップしましょう。これで端末内に保存されます。

【PC】トークルームにPDFファイルを添付する方法
次に紹介するのは、PC版LINEのトークルームにPDFファイルを添付する方法です。
PC版LINEを立ち上げましょう。ログイン画面になるので、メールアドレスとパスワードを入力し「ログイン」をクリックします。
PDFファイルを添付したいユーザーのトークルームを立ち上げましょう。トークルーム画面の左下に「クリップ」で表示されたアイコンがあるのでクリックします。

PCのストレージ内にあるファイルが表示されるので、添付したいファイルを選び「開く」をクリックしましょう。

選択したPDFファイルがトークルームに添付されました。

【PC】トークルームからPDFファイルを保存する方法
続いて、送られてきたPDFをパソコンにセーブする操作手順を説明します。
セーブしたいPDFが表示されているトークルームを開きます。ファイルの下にメニューが表示されているので「名前を付けて保存」を選びクリックしましょう。

パソコン内のストレージが表示されるので、セーブ先を選び「保存」をクリックしましょう。これでパソコン内の指定した場所にPDFファイルがセーブされます。

共有されたファイルを一覧で表示する
グループLINEでこれまでたくさんのチャットをしていると、たくさんの写真、動画、またPDFファイルなどが投稿されたかもしれません。
LINEノートに保存しておけばすぐに確認できますが、PDFファイルは基本的にLINEノートには添付できないので、過去に投稿されたPDFファイルを探すために多くの時間や努力が求められます。
でもLINEのトークルームにはこれまでに投稿されたすべてのPDFファイルを一緒に表示できる機能があるので、すぐにお目当てのPDFファイルを見つけられます。操作方法を説明します。
閲覧したいPDFファイルが添付されたトークルームを開きましょう。画面の右上にある「≡」をタップしましょう。

設定画面が立ち上がるので「ファイル」をタップします。

これまでに投稿されたすべてのPDFファイルが一覧になって表示されています。

メールなどで送られてきたPDFも共有できる
ビジネスメールであるGmailで必要なPDFファイルが送られてくることはよくありますが、共同作業をしている他のメンバーに送られたPDFファイルをLINEで共有できれば、個々にメールで転送する手間が省けます。
操作方法を説明します。
ホーム画面にある「Gmail」アプリを開きましょう。

メイン画面が立ち上がるので、転送したいPDFファイルが添付されたメールを探してタップしましょう。

選択したPDFファイルが開くので、画面右上にある「共有」アイコンをタップします。

選択したPDFファイルを共有する方法を選択する画面が立ち上がるので「LINE」を選びタップしましょう。

LINEアプリ内のユーザーの中でPDFファイルを共有したい人を選びチェックを入れましょう。終わったら「転送」をタップします。

PDFファイルがトークルームに添付されました。

PDFを保存・添付したい!ノートよりGoogleドライブを使おう!
Google ドライブ - 安全なオンライン ストレージ

開発:Google LLC
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 4.2021.18200 / Android Varies with device
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
ここまで、LINEのトークルームにPDFファイルを添付したり、トークルームから端末本体にPDFファイルを保存する方法を説明しました。
ここからは、LINEノートにPDFファイルを添付する裏技を2つ紹介していきます。
裏技のキーワードは「共有リンクの作成」です。
共有リンクの作成が行える2つのアプリを紹介します。
最初に紹介するのは「Googleドライブ」です。
まずはGoogle ドライブをインストール!
「Googleドライブ」を使用してPDFファイルをLINEノートに添付するには、「Googleドライブ」アプリをインストールして端末と同期しなければなりません。アプリがインストールできたら開きましょう。ログイン画面になるので「ログイン」をタップします。

「Googleドライブ」と同期を行うため、共有したいPDFファイルをアップロードしているGoogleアカウントを選び「完了」をタップしましょう。

Google ドライブにPDFをアップロード!リンクを作ろう
「Googleドライブ」のログインが完了したらPDFファイルを「Googleドライブ」にアップロードするための作業を進めて行きます。画面の右下に表示されている「+」アイコンをタップしましょう。

新規作成の画面に変わるので「ファイル」を選びタップします。

ポップアップが画面の下に表示されるので「参照」をタップしましょう。

「Googleドライブ」にアップロード可能なファイルの一覧が表示されるので、LINEノートに添付したいPDFファイルを選びタップしましょう。

「Googleドライブ」に選択したPDFファイルがアップロードされました。

次にアップロードされたPDFファイルの右上に表示されている「…」をタップしましょう。

メニューが表示されるので「リンクをコピー」を選びタップします。

「リンクをクリップボードにコピーしました」という通知が画面の下に表示されます。

LINEのノートにリンクを共有しよう!
「Googleドライブ」にアップロードしたPDFファイルの共有リンクの作成ができたので、LINEノートに添付する作業を始めます。LINEアプリを開きPDFファイルを添付したいLINEノートのユーザーを選びましょう。

選択したユーザーの画面が立ち上がるので「ノート」をタップします。

選択したユーザーのLINEノートが立ち上がります。画面の右下に「+」アイコンが表示されているのでタップしましょう。

選択オプションが表示されるので「投稿」を選びタップします。

投稿画面が立ち上がります。テキストの入力欄を指で長押ししましょう。

「ペースト」がポップアップされるのでタップします。

LINEノートにPDFファイルが添付されるので「投稿」をタップしましょう。

トークルームのLINEノートにPDFファイルが表示されます。

【LINE】PDFを保存・添付したい!ノートよりDropboxを使おう!
Dropbox - バックアップ、同期、共有

開発:Dropbox, Inc.
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 234.2 / Android 234.2.2
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
LINEノートにPDFファイルを添付する共有リンクの作成ができるもう1つのアプリは「Dropbox」です。
「Dropbox」を使用するには、あらかじめ登録をしておかなければならないので注意してください。
まずはDropboxをインストール!
「Dropbox」アプリがインストールできたら開きましょう。
ログイン画面が立ち上がります。まだ「Dropbox」の登録を行っていない人は、「登録」をタップし登録手続きを済ませましょう。登録をすでに済ましている場合は「ログイン」をタップします。

「Dropbox」のログイン画面になるので、メールアドレスとパスワードを入力しましょう。終わったら「ログイン」をタップします。

「Dropbox」の開始画面が立ち上がるので「スキップ」をタップしましょう。

ポップアップが表示されるので「許可」をタップしましょう。これでログイン完了です。

DropboxにPDFをアップロード!リンクを作ろう
ログインができたので、PDFファイルを「Dropbox」にアップロードするための作業を進めて行きます。画面の下中央に表示されている「作成」タブをタップしましょう。

メニュー画面が立ち上がるので「ファイルを作成/アップロード」を選択しタップします。

選択可能なファイルの一覧が表示されるので「ファイルをアップロード」を選びタップしましょう。

「Dropbox」にアップロード可能なファイルが一覧になって表示されるので、LINEノートに添付したいPDFファイルを選びタップします。

ファイルが選択されたので「アップロード」をタップしましょう。

「Dropbox」に選択したファイルがアップロードされるのでタップします。

アップロードされたPDFファイルが開きます。画面の右下に「共有」があるのでタップしましょう。

メニューが画面の下に現れるので「リンクをコピー」を選びタップします。
共有方法を選択する画面が立ち上がり「リンクをコピーしました」という通知が表示されます。
LINEのノートにリンクを共有しよう!
次にLINEアプリに戻りPDFを添付したいLINEノートのユーザーを選択し、先ほど「Googleドライブ」で説明した手順でLINEノートの投稿画面を立ち上げましょう。テキスト入力欄を指で長押しします。

メニューがポップアップされるので「ペースト」を選びタップします。

「Dropbox」でアップロードしたPDFファイルの共有リンクが貼り付けられるので「投稿」をタップしましょう。

PDFファイルがLINEノートに添付されました。

トークルームにも表示されます。
【LINE】PDFを保存・添付したい!注意点・困ったときは
ここまで、LINEのトークルームとLINEノートにPDFファイルを添付する方法を説明してきましたが、PDFファイルを添付する際に覚えておくべき大切な点があります。
これから3つの注意点を紹介します。
添付したPDFファイルはダウンロードの有効期限がある
LINEのトークルームに添付されたPDFファイルは、添付された日から7日間しか閲覧できないというタイムリミットがあります。
タイムリミット後もファイルの閲覧をしたいのであればスマホ内に保存する必要があります。
LINEノートに添付したPDFファイルにはタイムリミットはありません。
ファイルそのものを「Googleドライブ」や「Dropbox」に保存しておけば、そこから削除されない限りいつでも参照できます。
PDFや他のファイルが見れないときはビューワーをインストールして
一般的にPDFファイルはどんな端末でも認識できるように設計されているので、LINEに投稿されたPDFファイルを開いて閲覧できないという問題が起こることはありません。
でも、投稿されるファイルの中にはOffice WordやOffice Excelなどがあり、専用のアプリがないと開いて閲覧できないものもあるので注意しましょう。
PDFが送信できないときは
LINEでPDFファイルはうまく送信できない場合、原因は端末の不具合か通信環境が悪いことです。
端末を再起動してからもう一度試してみましょう。
また、モバイル通信ではなく、安定したWi-Fi回線に接続してPDFファイルを送ってみましょう。
【LINE】PDFを保存・添付したら!印刷する方法はあるの?
多くのユーザーはスマホのLINEアプリを利用しています。
LINEアプリで投稿されるものはスマホで何でも閲覧したり視聴したりできますが、画面が小さいため不便に感じることがあります。
PDFファイルの場合、書かれている文字が小さいため、スマホで内容を読もうとすると目が疲れるのでプリントアウトして読みたいと思うかもしれません。
どんな方法でLINEに添付されたPDFファイルを印刷できるのか、2つの方法を紹介します。
ネットプリントサービスを使う
最初に紹介する方法は、LINE公式アカウントの「ネットプリント」を活用することです。
下記のリンクにアクセスし、スマホのQRコードリーダーで読み込ませ、友だち追加をすれば取り込めます。
その後利用規約に同意したら、LINEの「ネットプリント」に直接PDFファイルを送ります。指示に従って進み予約番号をもらいます。あとはコンビニのコピー機に予約番号を入力すれば印刷できます。

ネットプリント
USBなどに移して印刷をする
もう1つの印刷方法は、投稿されたPDFファイルをPCに送信し、USBメモリスティックにデータを移して印刷する方法です。
USBメモリスティックを持ってコンビニに行けばコピー機で印刷できます。
コピー機の操作方法が分からなければ店員に聞いてみましょう。
PDFファイルをトークルームやLINEノートに添付してみよう!
PDFファイルの添付はLINEのトークルームで簡単に行えるのでとても便利ですが、閲覧可能時間に上限が設けられているので、いつでも気軽に見られるようにタイムリミットのないLINEノートに「Googleドライブ」や「Dropbox」を使って添付することもできます。
自分のニーズに合わせてPDFファイルをLINEに添付してみましょう。