なかでも安定の人気を誇っているのがAmazonです。
日用品や洋服、家電まで扱っている商品はとにかく豊富で、プレゼント用の品物を買うという人も多いです。
商品をプレゼント用として送る際に便利なのが、ギフト設定です。
ラッピングしてくれるのはもちろんのこと、ちょっとしたメッセージを相手に伝えられるオプションも付いています。
そこで今回は、Amazonにおけるギフト設定について詳しく紹介するとともに、相手側に品物がどのように届くのか、匿名での贈り方はあるのか、などの気になる情報について解説していきます。
【Amazon】友達や家族に贈るときはギフトの設定をしよう
友だちや家族にAmazonでプレゼント用の品物を買う際は、ギフト設定を利用して贈るのがおすすめです。
まずは、その特徴について見ていきましょう。
プレゼント仕様にして相手のもとへ届けてくれる
通常の方法で注文した商品は、ビニールに包まれた商品が、段ボールの底に固定されて送られてくることが多いです。
そして、商品と一緒に注文明細の紙も入っています。
自分以外の人に、特別な日のプレゼントとして商品を贈る場合には、せっかくならラッピングをした状態で渡したいですよね。
そんな時に役立つのがギフト設定です。
このサービスは有料で、ラッピングによって料金が異なります。
ラッピングや熨斗シールで包装してもらえる
ギフト設定をすると、商品を袋に包んでラッピングしてくれたり、ふさわしいのしのシールを貼ってくれたりします。
どちらにするかは、用途に合わせて選択してください。例えば、誕生日などの記念日にはラッピング、結婚・出産・引っ越しなど、節目のお祝いにはのしを選ぶと良いでしょう。

ラッピングは、赤・ピンク・青・緑の4色の袋での包装、もしくは、お歳暮・御礼・御祝いずれかの熨斗シールを貼るかを選べるようになっています。
袋は、カラー問わず4色とも354円、のしは3タイプとも157円です。
無料でメッセージを付けられる
無料でメッセージを付けることも可能です。
メッセージを一緒に贈る際は、76文字以内・7行以内に収めるようにしましょう。
メッセージを入れると、袋に小さなメッセージカードが付けられた状態で相手に届きます。
商品の大きさなどの関係で、ラッピングができないものであっても、メッセージだけは無料で入れられます。
カードという形ではなく納品書にメッセージが印字される形になりますが、相手に気持ちを伝えられるでしょう。
この場合は、注文確定までの間にちゃんと説明が入るので、見逃さないようにしましょう。
商品の金額は表示されない
先でも説明しましたが、通常の配送だと商品と一緒に注文明細の紙が入っているため、商品の値段や送料などが分かるようになっているはずです。
しかし、プレゼントの場合は値段を知られたくないです。
安心してください。
ギフト設定にすると、納品書は同封されますが値段は書かれていません。
Amazonが販売する商品の多くはギフト注文に対応している
Amazonでは、たくさんの販売者によってさまざまな商品が出品されています。
その中で、販売者がAmazonとなっている商品は、ほとんどがギフトに対応しているので贈り物として購入できます。
しかし、それ以外の販売者が出品する一部の商品は、対応していないことがあるので注意が必要です。
対応可能な商品かどうかは、カートに商品を入れれば確認できます。

また、商品ページにラッピングができるかどうか表記されていることもあるので、そちらもチェックしましょう。

POINT
【Amazon】ギフトの設定手順
では、ギフト設定をして贈りたい場合の手続き方法について具体的に見ていきましょう。
以下では、Amazonアプリ・ブラウザ(safari)での設定手順を紹介します。
手順①商品をカートに入れてレジに進む
贈りたい商品が決まったらカートに入れます。

すると、カート内に1つの商品が入るので、下のアイコンの中からカートのアイコンを選び、カートの中身を確認しましょう。

すると、現在カートに入れている商品の数・金額・内容などが表示されるので、それを確認したらレジに進んでください。

手順②相手の名前・住所を選択・入力する
次に、送り先の設定です。
過去に荷物を受け取ったことがある住所、商品を届けたことがある住所の一覧が表示されています。
今回プレゼントを贈る相手がその中に含まれていれば、該当するものにチェックを入れて「この住所に届ける」を押しましょう。

もしリストにない相手に贈りたい場合は画面を下にスクロールし、「住所を追加する」を押して、相手の名前・住所を入力しましょう。

入力したら「住所を追加」を押せば追加されます。

手順③配送方法・配達日時を選択する
次に配送方法や日時の設定です。
相手が受け取るのに都合の良い日時を選択してください。

手順④支払い方法を選択する
次に商品の支払い方法です。登録しているクレジットカード、代金引換、コンビニ払いなどから選べます。

今回はプレゼントを相手に贈るわけですから、代金引換以外の支払い方法を選択してください。
誤って代金引換にしてしまうと相手にいくらの商品だったかが知られてしまいますし、相手がその場で料金を支払わなくてはいけません。
手順⑤ギフトを設定する
注文の最終段階でギフトの設定を行います。設定ページは商品の注文確定画面のため、ページ一番上と下に注文確定ボタンが設置されています。

普段であれば、そこを押してすぐに確定する人もいるかもしれませんが、ギフト用の商品の場合は、いつもの流れでそこを押さないように注意しましょう。ページ下側にある注文確定ボタンの近くに、下図のようなボタンがあるはずです。そこから設定を行ってください。

押すと、先でも説明したように、メッセージの入力・ラッピングやのしの設定が行えます。
好みのものに設定したら、下図の赤枠ボタンを押して次に進みましょう。

すると、先ほどの注文確定ページに設定内容が追記されているので、確認したら注文を確定しましょう。
ブラウザ版でもGoogle Chromeは手順が異なる
アプリ・safariの場合は、注文手続きの最後でギフトの設定を行いますが、Google ChromeでAmazonにログインして買い物をすると、まずギフト設定をしてからレジに進めます。購入したい商品をカートに入れてからカートの中身を確認すると、以下のような画面になります。

上記の赤枠部分ににチェックを入れてから、レジに進んでください。
あとは、送付先の住所・ラッピングの設定・配送方法・支払い方法をそれぞれ設定したら注文確定となります。
【Amazon】ギフトの設定をすると相手にはどのように届く?
店舗などでラッピングをしてもらった場合は実際に自分の目で商品やラッピングされたものを確かめられますが、Amazonなどネットで買い物をした場合には、商品も含めてそれらを実際に目で確認することはできません。
そのため、実際相手にどのように届くのか気になるところです。
そこで、相手にどのような状態で商品が送られるのかを見ていきましょう。
箱やラベルは?
プレゼント用の商品だと、外箱も特別な仕様なのではないか、と期待する人もいるかもしれません。
しかし、ラッピングされた商品であっても、外箱は通常配送時と変わらずAmazonのロゴが入った段ボールです。
自分の身に覚えのない注文であった場合、突然届くAmazonの箱の受け取りに戸惑う人もなかにはいるかもしれません。
しかし、段ボールに貼られているラベルには、ギフト用の商品である旨と贈り主の名前が印字されています。
それを見れば、受け取る側も安心できるはずです。
納品書は箱に入っている?
通常商品の場合もギフト商品の場合も、納品書が同封されています。
ただし、ギフト商品であれば金額は明記されていませんので安心してください。
納品書はレシートのような長めの紙で、その一番上には贈り主の名前とメッセージが大きめに書かれており、その他、贈り主住所・商品の販売元の情報なども記載されています。
【Amazon】ギフトの設定で贈る際の注意点
ギフト設定を利用すれば、家にいながらでも大切な人にプレゼントを贈れるのでとても便利です。
しかし、利用する際にはいくつかの注意点があるので、そちらを十分理解した上でギフトを贈りましょう。
マーケットプレイスの商品はギフト設定できないことも
先でも説明したように、出品者がAmazonとなっている商品であれば、基本的にはギフト設定ができます。
しかし、マーケットプレイスの商品の場合は、設定ができない物も中にはあります。
商品ページや注文確認画面でギフト設定できるかどうかが分かるので、贈る前に設定可能かしっかり確認しましょう。
確認せずにそのまま贈ってしまうと、通常配送と変わらずラッピングされていない商品が届き、さらに相手に金額が知られてしまう結果になります。
複数の商品はまとめてラッピングできない
複数の商品をプレゼントとして1人の人にまとめて贈りたいこともあるでしょう。
その場合は、2つまとめてラッピングをしてもらいたいところです。
しかし、今のところ複数の商品をまとめてラッピングすることは不可能です。
カートに商品を入れた後の手続きを方法を見るとよく分かりますが、商品ごとにギフトの設定をしなくてはいけません。
つまり、3個の商品を1人の相手にまとめてプレゼントとして贈る場合、3商品それぞれに設定を行うことになり、3商品分のラッピング費用がかかります。
ただし、段ボールは別々にはなりません。
送付先が同じであれば、注文した商品をまとめて1つの段ボールに入れて贈れます。
匿名で贈りたいならギフト注文は不向き
「ほしい物リスト」を使うと匿名で商品の発送や受け取りが可能です。
しかし、ギフト設定をしてしまうと、せっかくほしい物リストを使って注文しても贈り主が明かされてしまいます。
そのため、匿名で贈りたい場合はギフト設定はおすすめしません。
詳しくは後述するので、そちらを見てください。
【Amazon】ギフトを匿名で贈りたいときは?
匿名でギフトを贈りたい時もあるでしょう。
最後にそのやり方を説明します。
「ほしい物リスト」機能を使う
「ほしい物リスト」とは、Amazonで販売されている商品の中から、気になる商品や購入を検討している商品をピックアップしたリストのことです。
自分用のリストとして作るのも良いですが、一番の魅力は他の人にそのリストを公開できることです。
自分が欲しいものをアピールでき、それを匿名で贈ってもらえたり受け取ったりできます。
この機能を使う機会はあまりないのでは?と思われるかもしれません。
しかし、SNSを通じてほしい物リストを公開し、ユーザー同士でほしい物を匿名で贈り合う時などに利用されています。
「ほしい物リスト」で商品を購入する手順
贈りたい相手のほしい物リストにアクセスして、そこから商品を購入すればOKです。

LINEなどで贈られてきたリストにアクセスすると、ブラウザ版のAmazonが立ち上がります。

商品をカートに入れる前に、必ず「ギフト設定」のチェックを外しておきましょう。もしチェックが入っていると、氏名や住所が相手に公開されてしまいます。

あとは、ギフト用に相手が設定した住所を届け先として設定し、支払方法・配送方法などを設定後に注文を確定すれば、匿名で相手に品物が届きます。
支払い方法はAmazonギフト券を選択しよう
Amazonで買い物する際、クレジットカードで支払いをする人は少なくないでしょう。
しかし、ほしい物リストの商品を匿名で購入する際にクレジットカードを使うと、せっかく匿名にしたにも関わらず、贈り主の氏名などの個人情報が記載された納品書が届いてしまいます。
そのため、あらかじめAmazonギフト券を購入しておき、それでほしい物リストの商品を買うのがおすすめです。
自分の住所はバレない?
匿名で贈るということは、当然相手にも住所は知らされません。
お互いに名前・住所を明かさずに品物を贈り合えるので、身元を明かさずにやり取りしたい時には大変便利です。
Amazonのギフト設定を利用して、大切な人にプレゼントを贈ろう!
Amazonは自分用の買い物に利用できるのはもちろん、ギフト設定を活用すれば簡単にプレゼント用の品物を贈れるので大変便利です。
ラッピングの仕方、のしなどを選べるので、用途に応じたプレゼントを贈れるでしょう。
大切な人の記念日には、ぜひAmazonのギフト設定を利用して贈ってみてはいかがでしょうか。