ただ、間違えてキャストボタンをタップしてしまい、家族が見ているテレビにYouTubeの動画が流れて気まずい思いをしたことがある方も少なくないようです。
それを防ぐにはキャスト機能を無効にするのが一番ですが、一体どうやって設定を無効にすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、YouTubeをテレビに接続したくない時にキャストを無効化にする方法について解説していきます!
YouTubeにはキャスト機能がある!
YouTubeには「キャスト」という機能があり、この機能を使うことでスマホとテレビを接続できます。
まずは、キャスト機能を使ってできること・注意点について解説していきます!
YouTubeの映像をテレビに映せる
YouTubeの「キャスト機能」とは、「Chromeキャスト」「Fire TV」などのストリーミングデバイスを接続したテレビや、ネットに接続可能なスマートテレビにYouTubeの映像を流せる機能のことです。
スマホで再生しているYouTubeの動画をタップすると、画面右上にキャストボタンが表示されます。
これをタップすると接続可能なデバイスが一覧で表示されるので、接続したいデバイスを選択します。
テレビとの接続が完了すると、スマホで映し出されているYouTubeの映像がそのままテレビに映し出されます。
テレビの大きな画面に映し出せば、スマホの小さな画面で見るよりも見やすいですし、家族や友達と一緒に動画を楽しむこともできますよ。
家族が見ているテレビに動画を流してしまうリスク大!
キャスト機能を使ってスマホとテレビを接続することで、大きな画面でYouTubeの動画を楽しめるようになります。
ただ、家族と一緒に住んでいる方は、スマホでYouTubeを再生している時に誤ってテレビに動画が流れてしまうリスクもあるので注意が必要です。
動画を視聴している時にキャストボタンを押してしまい、そこで家族が見ているテレビを選択してしまうと、視聴していた動画が突然テレビに流れて家族に見られてしまいます。
それが家族に見られても良いような動画であれば良いのですが、見られるとマズイような動画が流れてしまうと気まずい思いをしてしまいますよね。
そうならないためにも、今回はYouTubeをテレビに接続しない方法を一緒に確認していきましょう。
【YouTube】テレビ接続したくない!キャストを無効化する方法はあるの?
スマホをテレビと接続することで大きな画面でYouTubeを楽しめる反面、操作ミスによって家族が見ているテレビに意図せず動画が流れてしまうリスクもあります。
では、スマホがテレビに接続されないようにキャストを無効化する方法は存在するのでしょうか?
YouTubeにキャストを無効化にする設定はない
結論から言うと、YouTubeの映像がテレビに映らないように、YouTubeアプリでキャストの設定を無効にする方法は残念ながらありません。
YouTubeの設定を見てみても、キャストを無効化・キャストボタンを非表示にする項目は見当たりません。
ですが、ChromeキャストやFire TVの電源を切る、ネットワークを切断するなどの方法でテレビに映像が流れないようにすることなら可能です。
ストリーミングデバイスの電源を切る
ChromeキャストやFire TVなど、テレビに接続されているストリーミングデバイスの主電源を切ることによって、意図せずYouTubeの映像がテレビに映ってしまうのを防ぐことができます。
ChromeキャストやFire TVには電源のON・OFFを切り替えるボタンがないので、電源を切るにはコンセントからACアダプタを取り外す必要があります。
電源を切っておけば、間違ってキャストボタンを押しても接続可能なデバイスの一覧に表示されなくなります。
ただし、家族がChromeキャストやFire TVを使ってテレビでYouTubeなどの動画を視聴している時は電源を切るわけにはいかないので、その場合は別の方法で対処しなければなりません。
テレビ側でネットワークを切断する
テレビ側で接続しているネットワークを切断することで、YouTubeのキャスト機能を無効化にすることも可能です。
この機能を使ってスマホとテレビを接続するには、双方が同じWi-Fiネットワークに接続されていなければなりません。
テレビがネットに接続されていないとスマホ側でテレビを検出できないので、誤ってボタンを押しても映像がテレビに流れてしまう心配はありません。
ただし、この方法も家族がテレビでYouTubeなどの動画を視聴している時には試せないので、その場合はスマホをテレビとは異なるネットワークに接続するようにしましょう。
テレビとスマホをそれぞれ別のネットワークに接続する
テレビとスマホをそれぞれ別のネットワークに接続することで、YouTube再生時にテレビに接続されてしまうのを防ぐことができます。
キャスト機能を使ってスマホの映像をテレビに映し出すには、テレビとスマホを同じWi-Fiに接続する必要があります。
別々のネットワークに接続することでボタンは表示されたままですが、接続可能なデバイスの一覧にテレビが表示されなくなるので、誤って動画がテレビに流れてしまうことはありません。
そのため、テレビに接続したくない時は、スマホのWi-Fiを切ってモバイルデータ通信(4Gや5G)でネットに接続しましょう。
ただ、モバイルデータ通信で動画を視聴すると、データ通信量をかなり消費することになり、速度制限にかかってしまう恐れがあるので注意して下さい。
ローカルネットワークへのアクセスを無効にする(iOS 14以降の機種)
iOS 14以降のiOSデバイスでキャスト機能を使うには、YouTubeにローカルネットワークへのアクセス権を付与する必要があります。
つまり、アクセス権を付与しなければキャストが無効になるというわけなので、無効化にしたい方は以下の手順で設定を変更して下さい。
操作手順
これで設定完了です。
【YouTube】テレビ接続したくない!キャストボタンを非表示にする方法
キャストボタンそのものが表示されないようにして、意図せずテレビに接続されてしまうのを防ぐには、以下の2つの対処法を試してみて下さい。
- キャスト機能がないプレイヤーで動画を再生する
- ブラウザでYouTubeを視聴する
では、以上の2つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
キャスト機能がないプレイヤーで動画を再生する
YouTubeにはキャストボタンを非表示・キャスト機能を無効化にする設定は存在しません。
ですので、キャスト機能がないYouTubeの非公式アプリで動画を再生しましょう。
ブラウザでYouTubeを視聴する
YouTubeアプリだと画面右上にキャストボタンが表示されますが、スマホのブラウザでYouTubeを開いた場合は表示されません。
ボタンを間違えて押してテレビに動画が流れてしまわないか不安な方は、アプリではなくブラウザでYouTubeを視聴するようにすると良いでしょう。
【YouTube】Chromeキャストがないのにキャストボタンが表示されるのはなぜ?
Chromeキャストを持っていないのに、何故かキャストボタンが表示される現象が起こることがあります。
ここでは、ボタンが表示される原因とその対処法について解説していきます!
隣の家の人がChromeキャストを利用している
Chromeキャストを持っていないにもかかわらずボタンが表示される場合は、隣の家の人がChromeキャストを利用している可能性が高いです。
本来、Chromeキャストは各家庭のWi-Fiを識別して接続を行います。
ですが、ごくまれに自分の家のWi-Fiを、隣の家の人が利用しているChromeキャストが誤って認識してしまい、それが原因でChromeキャストのボタンが表示されることがあります。
間違ってタップしても他人のテレビに動画が流れることはない
間違えてボタンをタップしてしまうと、Chromeキャストを利用している隣の人のテレビに自分が視聴している動画が流れるのでないか?と心配になってしまうと思います。
ですが、隣の人のテレビに動画が流れてしまうようなことはありません。
Chromeキャストは接続設定が済んでいるデバイスからでないと、そのデバイスで再生されている動画をテレビに映し出すことができません。
隣の家の人が利用しているChromeキャストは、あなたのデバイスで接続設定が行われているわけではないので、隣の人のテレビには動画が流れることはないというわけです。
一度Wi-Fiを切り再度接続してみよう
Chromeキャストがないのにボタンが表示されていても、誤認識によって表示されているだけなので心配はありません。
もし、ボタンが気になって消したいということであれば、一度Wi-Fiを切ってから再度接続してみて下さい。
iPhoneの場合
Androidの場合
そしたら、もう一度YouTubeアプリを起動して、ボタンが非表示になったか確認して下さい。
Androidの場合は操作方法が異なる場合があるので注意してください。
スマホの再起動
Wi-Fiのオン・オフを切り替えても消えない場合は、スマホの再起動も試してみて下さい。
iPhone SE(第2世代)を除くiPhone X以降の場合
参照:Appleサポート
iPhone SE(第2世代)、8、7、6の場合
参照:Appleサポート
Androidの場合
YouTubeをテレビに接続したくない時はキャストを無効化しておこう!
YouTubeのキャスト機能を使えばテレビの大きな画面で視聴できますが、ボタンを間違えてタップしてしまい、家族が見ているテレビに再生中の動画が流れてしまう恐れもあります。
あまり家族には見られたくない動画が流れてしまうと気まずい思いをしてしまうので、キャスト機能を使わない時は意図せず動画が流れてしまわないよう、この記事を参考にしてしっかりと対策しておきましょう。