現在進行形でそれが表示されていて困っている方もいるでしょう。突然自分の顔写真を要求されるのですからちょっと不気味に思いますよね。この記事では、そんな「自分の写真をアップロード」をFacebookに要求されたときの対処法や表示される原因について説明します。
【Facebook】「自分の写真をアップロード」表示について
SNS用のアイコンってどんな写真にしたらいいか迷いますよね。自分の顔がさらされるのが嫌な方はペットや風景の写真にしますし、友達間だけでやりとりするなら自撮りの顔写真を載せたりします。
SNSの中でも有名な「Facebook」では、ログイン時に突然「あなたの顔がはっきりと分かる写真をアップロードして下さい」とメッセージが届くことがあります。突然顔写真を要求されるのですから「スパムかなにかかな?」と怪しく思うことでしょう。
しかしこれはスパムでもウイルスでもなく、なんらかの理由で、その人のアカウントがFacebookにより「停止状態」にされていることを意味します。ログインするには、素直に顔写真をアップロードするほかありません。
拒否するとログインできない!
自分の写真をアップロードするメッセージが表示された場合、写真をアップロードしない限りログインすることはできません。このメッセージは本人確認として要求してくるものなので、セキュリティ上、拒否するとログインできないようになっています。
このメッセージは全ての人で発生する訳でなく、必ずなんらかの原因があります。
また、アップロードしたからといって、すぐにログインできるようにはなりません。タイミング次第では、早くなることもあるそうですが、ログインできるようになるまで約2日から1週間程度かかります。
【Facebook】「自分の写真をアップロード」表示される原因
自分の写真のアップロードを求めるメッセージが来るのには、必ず原因があります。ここからは、写真のアップロードを要求される原因について説明していきます。
プロフィール・アイコン画像に何も登録されていない
Facebookのプロフィール情報やアイコン画像が空白だと、Facebook側から「そのアカウント、ほんとにあなたのですか?」と写真のアップロードを要求される可能性があります。

少なくともプロフィールやアイコンをアカウント登録時にある程度設定しているなら、写真のアップロードを要求されることはありません。今、自分のアカウント情報がまっさらな状態なら「基本情報」と「プロフィール」を入力し埋めておくことをおすすめします。

アカウントを複数作成している
同一の電話番号やアドレス、名前で複数のアカウントを所持していると、Facebook側が「なりすましかもしれない」と判断して写真のアップロードを要求されることがあります。
原則としてFacebookでは、同一人物による複数アカウント作成を行うことを認めていません。
SNSで匿名で活動する用と、実名のプライベート用アカウントを分けたいなど、どうしても複数アカウントを所持したい場合は、使用アドレスや電話番号を異なるものにして、ログインするデバイスを固定するようにしましょう。
そうすれば、写真のアップロードを要求されることはありません。複数アカウントを所持する方法はいくつかあるので、違う方法を使うのもよいでしょう。
ただし、アドレスや電話番号などを変えて複数アカウントを所持していても、プロフィールが未入力のままだと再びメッセージが届いてしまいます。複数アカウントを持つと管理も散漫になりやすいので、きちんと使い分けるようにしましょう。
Facebook側から複数アカウントを疑われている
複数アカウントについて、実はFacebookでは複数アカウントを認めていないにもかかわらず、ページ内で追加アカウントの作成が行えます。

これは家族で一つのPCを共有している方向けの機能なのですが、この機能を使えば誰でもサブアカウントを簡単に作れるのです。
Facebookのアカウント追加機能は、名前やアドレス、電話番号など登録情報が異なる人のアカウントならば全然問題ありません。しかし、名前や住所などプロフィール情報が酷似したアカウントの場合、写真のアップロードを要求される可能性があります。
Facebookで認められていないのは「1人で複数のアカウントを作成すること」です。対策としてプロフィールの登録情報を違うものにするなど「これは違う人のアカウントです」と認識されるようにするのが有効です。
【Facebook】「自分の写真をアップロード」表示の対処方法
写真のアップロードを要求されることは、決して悪いことではありません。この機能は「ログインしようとしている人が本人なのか」を確認するための機能です。
Facebook側があなたの顔写真を拡散するために写真を欲しがっている訳ではありません。この機能があることで、不正アクセスやアカウント乗っ取りを防いでくれています。
とはいえ、面倒なことは確かです。そこで、ここからは自分の写真のアップロードを要求されたときの対処方法をご紹介します。
手順①指示にしたがって写真を送信
写真のアップロードを要求されたら、原則「指示に従う」か「ログインを諦めて新しいアカウントを作る」の二択しか手段はありません。なので素直に写真をアップロードしましょう。
アップロードする写真は本人確認を兼ねています。
しかしアイコンに顔写真を使ったことがないという方は、顔写真だけでは承認してもらえない可能性があります。その場合、プロフィールに登録した情報(名前やおおよその住所)が分かる免許証やパスポートなどを使うことになります。
手順②2~7日程待つ
本人が証明できる写真をアップロードし終えたら、あとは待つだけです。写真が承認されてログインできるまでは、早くて2日、遅くて1週間ほどかかります。「アップロードしたら即ログイン!」という訳にはいきません。
複数アカウントを所持しているなら、そちらの方もログインして確認してみましょう。
注意!確認後のFacebook側からの通知はこない
写真が承認されたらログインできるようになります。仮に1週間以上待っても変化がない場合、写真が承認されなかった可能性があります。このとき注意しなければならないのが「Facebook側から承認の通知は来ない」という点です。
承認されても承認されなくても通知は来ません。実際にログインして確かめてみましょう。
【Facebook】もしかしたら閉鎖されてるかも?
ログインの際に自分の写真のアップロードを要求された場合、現在そのアカウントはFacebookによって「停止状態」にされています。アカウントが停止状態の間は、写真のアップロードをすれば解決しますが「閉鎖」の場合はそうもいきません。
ただ、ログインができない状態だと、アカウントが「停止状態」なのか「閉鎖されている」のか分かりません。ここからは、Facebookにログインできない状態で、中身のアカウントがどうなっているのか判別する方法について説明します。
「停止」じゃなくて「閉鎖」されたらどうなる?
もしアカウントが「停止」ではなく「閉鎖」であった場合、残念ですがアカウントの復旧は難しいです。しかし、アカウント閉鎖の場合は、事前にFacebook側から警告の通知が届くので、いきなり閉鎖されるということはほとんどありません。アカウントが閉鎖される主な原因は、以下の通りです。
POINT
基本的に「なりすまし」や「規約違反」が主な原因となります。普通に使っているだけならアカウントを閉鎖されることはまずありません。上記の項目に心あたりのある方は、そのアカウントは「停止」ではなく「閉鎖」されているかもしれません。
確認手順
Facebookにログインできない状態が「停止」なのか「閉鎖」なのかを判別する方法を説明します。もしそのアカウントが「停止」状態であるなら、ログインを試みた際に以下のメッセージが表示されます。
- あなたの顔がはっきりと分かる写真をアップロードしてください。写真はお送りしていただいた時点で確認し、弊社サーバーから完全に削除します。
一方、アカウントが「閉鎖」されている状態では、下記のようなメッセージが表示されます。
- アカウントが停止されています。
- このメールアドレスが登録されたアカウントは無効となっています。
写真のアップロードを要求されているかどうかがポイントです。アカウント閉鎖では、写真のアップロードは要求されません。
不正ログインの可能性もあるので要注意!
Facebookで自分の写真のアップロードを要求される原因は、主に「複数アカウントの所持」「プロフィールが未設定」「いつもと違うデバイスでログイン」であることが多いです。
上記のいずれも該当しない場合は、もしかすると自分のアカウントが第三者によって不正ログインされたり、アカウント乗っ取りをされた可能性があります。ほんとに何も心あたりがない場合は、Facebookへ問い合わせて相談してみましょう。