Twitterを使えば有名人の意見やツイートをチェックできるだけでなく、自分の意見を積極的に発信でき、色々な人と会話を楽しめます。
Twitterにはプッシュ通知機能があるので、お気に入りのユーザーのツイートを素早くチェックできます。
そこで今回は、Twitterのプッシュ通知機能について詳しく説明していきます。
【Twitter】ツイートのプッシュ通知について基本をおさらい!
LINEユーザーであれば馴染みのある通知機能がプッシュ通知です。
プッシュ通知とは、新着情報が届くとアプリの方から自動的に教えてくれる通知機能のことです。
LINEなどのメッセージングアプリは毎日何十件もの新着メッセージが届くため、メッセージが届く度にアプリを開いてチェックするのはとても面倒ですが、プッシュ通知機能があるおかげで新着情報はロック画面に通知され内容まで確認できるのでとても便利です。
TwitterはLINEのような身近な友だちからのメッセージではなく、お気に入りの有名人や著名人の最新ツイートが投稿されたことを伝えるためにプッシュ通知が利用されています。
特に自分も関心がある話題に関して有名人がツイートしたらすぐにチェックしたいですよね。
ここではます、Twitterのプッシュ通知についておさらいしましょう。
プッシュ通知の種類は?
Twitterがプッシュ通知で伝えてくれる項目は全部で16項目あります。
- ツイート
- ツイートへの返信
- リツイート
- いいね
- 画像のタグ
- 新しいフォロワー
- ダイレクトメッセージ
- メッセージへの反応
- Twitterを使い始めた連絡先
- トピック
- ニュース
- 人気のアカウント
- モーメント
- ライブ放送とスペース
- 緊急アラート
- 初めて見る新機能
【基本】プッシュ通知の設定方法
Twitterのプッシュ通知が便利だということは、これで分かったかと思います。
これから、通知を希望するユーザーやアカウントをピンポイントで設定する方法を説明します。
フォロー中のアカウントで通知のオン・オフを切り替える
設定には2つのステップがあります。
デバイスで行う設定と、Twitterアプリで行う設定の2つです。
これから順番に設定手順を説明します。
まずデバイスで行う設定手順から紹介します。
ここでは、iPhoneを取り上げて説明します。
ホーム画面にある「設定」アプリを開きましょう。

デバイスの種々の設定が行える設定画面が立ち上がったら「通知」をタップします。

「Twitter」を選びタップしましょう。

「通知を許可」を有効化しましょう。

細かい設定が行える画面が立ち上がるので、希望する設定を行いましょう。

続いてTwitterアプリの設定手順を説明します。
Twitterアプリを開きフォローしているユーザーまたはアカウントの自己紹介画面を表示させましょう。画面の右上に「鈴」で表示された通知アイコンがあるのでタップします。

ポップアップが表示されるので「すべてのツイート」をタップしましょう。

次にTwitterのホーム画面を開きます。画面左上に表示されている「≡」をタップしましょう。

メニューがプルダウンされるので「設定とプライバシー」を選択しタップします。

「通知」をタップしましょう。

「プッシュ通知」をタップします。

「ツイート」をタップしましょう。

先ほど「すべてのツイート」に設定したアカウントが表示されています。「ツイート」を有効化しましょう。これで設定完了です。
ライブ放送の配信で通知を受け取る
次に紹介するのは、フォローしているアカウントがライブ配信をしたことを知らせてほしい場合の設定手順です。
設定を行いたいユーザーまたはアカウントの自己紹介画面を表示させましょう。画面の上に「鈴」で表示された通知アイコンをタップします。

ポップアップが表示されるので「ライブ放送のツイートのみ」をタップしましょう。これでライブ配信したときに知らせてもらえます。

【Twitter】ツイートのプッシュ通知『おすすめ設定』は?
Twitterがプッシュ通知で伝えてくれる項目は全部で16項目あります。
すべてを「ON」に設定することもできますが、必要なものだけを「ON」にして他は「OFF」にすることによって、不必要なプッシュ通知を鳴らさないようにすることも可能です。
リツイート・@ツイートと返信
最初におすすめするのは、「リツイート・@ツイートと返信」の項目です。
「リツイート」とは、誰かのツイートを拝借して自分のフォロワーなどに再ツイートする行為を指します。
勝手にリツイートされたくない場合は、設定を「ON」にしておきましょう。
「@ツイート」とは、「@ユーザー名」という形で特定のユーザーが自分宛に出すツイートのことです。「返信」は自分のツイートへのコメントのことです。
どちらも自分宛に出されるものなので通知を「ON」にしましょう。

ダイレクトメッセージ・画像のタグ
プッシュ通知を「ON」にすることをおすすめするもう1つの項目は、「ダイレクトメッセージ・画像のタグ」です。
「ダイレクトメッセージ」は自分個人に宛てて送られる非公開のメッセージなので、確実にチェックしたいでしょう。
「画像のタグ」とは、投稿写真に写っている人が誰なのかを公開するために利用される機能のことです。
自分が写った写真が使われることも気分のいいものではありませんが、タグ付けされると自分のユーザー名が表示されるようになるためプライバシーの侵害に当たる場合もあります。
プッシュ通知を「ON」に設定しておけば、誰がいつタグ付けしたかを教えてくれるので拡散を防げるかもしれません。

緊急アラート
台風、地震、津波、地滑り、土砂崩れ、ゲリラ豪雨、トルネードなどありとあらゆる自然災害にいつ遭遇するか分からないので、「緊急アラート」の通知も「ON」に設定するようにしましょう。
「緊急アラート」は公共の機関から気象情報や迫り来る自然災害などの情報を知らせてくれるので信頼できます。
プッシュ通知を有効にするには2つの条件があります。
1つはTwitterアプリ内でプッシュ通知を「ON」にすることです。
もう1つは「緊急アラート」機能を採用しているアカウントをフォローし、そのページ内で設定を「ON」にすることです。
おすすめのアカウントは「tenki.jp地震情報」です。「鈴」アイコンを押し「すべてのツイート」にチェックを入れましょう。

いいね
プッシュ通知を「ON」に設定することをおすすめする項目がもう1つあります。
それが「いいね」です。
自分の投稿ツイートに対して誰かが「いいね」をして反応すると教えてくれます。
とかく否定的で攻撃的なツイートが問題になるTwitterですが、好意的な反応をして鼓舞してくれる投稿もたくさんあります。
「いいね」はそんなポジティブな反応の1つで、誰が自分のツイートにポジティブな反応をしてくれたかが分かるのでぜひ通知を「ON」に設定しましょう。

Twitterの「いいね」の表示と設定方法について、さらに詳しい情報を下記のリンクから得られるので、ぜひチェックしてみてください。
【Twitter】実は簡単!「いいね」の表示の設定方法まとめ
【Twitter】ツイートで不要なプッシュ通知を減らす方法
Twitterのプッシュ通知機能は、新着情報の中で自分が知りたいものだけをピックアップして設定できるのでとても便利です。
ただ、お目当てのユーザーやアカウントからの新着情報ではないものまで通知されることがあるため、煩わしさを感じることがあるのも事実です。
不要なプッシュ通知を可能な限り減らして、煩わしさの経験を少なくできれば助かります。
これから4つの方法を紹介します。
「ミュート中」を設定する
最初の方法は「ミュート」機能を活用することです。
「ミュート」すればフォロー解除やブロックをすることなく、相手のツイートが自分のタイムラインに表示されないように設定できます。
当然通知がされることもありません。
設定方法を説明します。
ミュートにしたいユーザーやアカウントのプロフィール画面を表示させましょう。画面の右上に「…」があるのでタップします。

メニューがプルダウンされるので「@…さんをミュート」を選びタップしましょう。

確認ポップアップが表示されるので「はい」をタップします。

アカウントがミュートされました。

ミュートしたアカウントはまとめて管理できます。この記事で紹介した手順に従い「≡」→「設定とプライバシー」と進み「コンテンツ設定」をタップしましょう。

「ミュート中」をタップします。

ミュートしているアカウントがすべて表示されるので、後日ミュートを解除したいときはまとめて行えます。

「ブロックしたアカウント」を設定する
2番目の方法は「ブロック」です。「ブロック」された相手からの通知は来なくなります。
また、フォロー関係は解消され「ブロック」した相手へのツイート、リツイート、ダイレクトメッセージの送受信は一切行えなくなります。
「ブロック」したいユーザーやアカウントのプロフィール画面を表示させましょう。画面の右上に「…」があるのでタップします。

メニューがプルダウンされるので「@…さんをブロック」を選びタップしましょう。

確認ポップアップが表示されるので「ブロック」をタップします。

アカウントがブロックされました。

ブロックしたアカウントもまとめて管理できます。この記事で紹介した手順に従い「≡」→「設定とプライバシー」→「コンテンツ設定」と進み「ブロックしたアカウント」をタップしましょう。

ブロックしているアカウントがすべて表示されるので、後日ブロックを解除したいときはまとめて行えます。

「クオリティフィルター」を設定する
3番目の方法は、「クオリティフィルター」を設定することです。
「クオリティフィルター」は、フォローしているユーザーやアカウント、返信をしたユーザーやアカウント以外のツイートがタイムラインで表示されないようにするための機能です。
「≡」→「設定とプライバシー」→「通知」と進み「クオリティフィルター」を「ON」に設定すれば完了です。

「詳細フィルター」を設定する
4番目の方法は「詳細フィルター」を設定することです。
「詳細フィルター」は、自分がフォローしていないユーザーやアカウントの所有者が、自分の投稿ツイートに反応して返信や「いいね」を送信しても通知をしないように設定するための機能です。
「≡」→「設定とプライバシー」→「通知」と進み「詳細フィルター」をタップしましょう。

「詳細フィルター」画面が立ち上がります。ここで通知をしないように具体的な絞り込みを行います。希望する項目をすべて「ON」に設定しましょう。

【Twitter】ツイートのプッシュ通知が来なくて困ったら
Twitterでプッシュ通知を設定したのに新着情報が届いても通知が届かず、最新のツイートを見落としてしまうことがあるようです。
考えられる2つの原因を紹介します。
【Android】プッシュ通知を受け取れる端末台数には限りがある
Androidユーザー限定ですが、Androidに関してはプッシュ通知を受け取れるデバイスの台数に上限が設けられているようです。
プッシュ通知が届かないようであれば使用台数を減らしてみましょう。
Kindle Fire・タブレットではプッシュ通知を受け取れない
Kindle Fireタブレットユーザーの中で多く聞かれるのが、Twitterのプッシュ通知が届かないという問題です。
原因は端末の設定にあるようです。
「設定アプリ」→「アプリとゲーム」→「すべてのアプリケーションを表示」と進んで「Twitter」を選択し、「アプリ詳細」で「通知を表示」にチェックを入れて見ましょう。
どうしても通知が来なくて困ったら
プッシュ通知が届かない場合は、まず「設定とプライバシー」にある「プッシュ通知」の設定を確認しましょう。
その後再起動をして様子を見てみましょう。それでも改善しないなら、以下のリンクにアクセスしてさらなる情報を入手してみてください。
【Twitter】通知が来ないのはなぜ?設定を確認しよう!
【Twitter】ツイートではなくメール・SMS通知を設定するには?
新着情報の通知は端末に送ること以外に電子メールで送ることもできます。電子メールを毎日確認するユーザーには便利な通知方法です。
メール通知の設定方法
「≡」→「設定とプライバシー」→「通知」と進み「メール通知」をタップしましょう。

「メール通知」を「ON」にすれば設定完了です。

【2021年】SMS通知のサービスは終了している
これまでTwitterの通知方法としてメール以外にSMSも利用されていましたが、このサービスは現在終了しているので行えません。覚えておきましょう。
【Twitter】ツイートではなくキーワード通知を設定したい場合は
Twitterの通知は通常、投稿された新着情報を教えてくれるものですが、Twitterをビジネスで利用しているユーザーはもう1つの通知を活用しています。
それが、キーワード通知と呼ばれるものです。
キーワード通知ってなに?
キーワード通知とは、設定したキーワードを含んだツイートが投稿されると教えてくれる通知設定のことです。
投稿されるすべてのツイートやその他の新着情報すべてに目を通すのは大変な仕事ですが、あらかじめチェックしたいツイートをキーワードで限定すれば確認時間が大幅に減ります。
Twitterの標準機能にはキーワード通知はないので、外部ツールを利用して行います。
4つの外部ツールを紹介します。
「IFTTT」を使う
IFTTT

開発:IFTTT Inc
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 4.26.0 / Android Varies with device
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
最初に紹介するのは「IFTTT」です。
「IFTTT」は600を超えるWebサービスと連携して管理をするアプリで、Twitterで通知を受け取りたいキーワードを登録すれば、キーワードにヒットするツイートはすべて通知してくれます。
「SocialDog」を使う
SocialDog フォロワー管理とツイートの予約投稿ツール

開発:AutoScale, Inc.
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 2.4.7 / Android 2.4.7
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
2番目に紹介するのは「SocialDog」です。
「SocialDog」はTwitterのために開発されたアプリで、キーワードを登録さえすれば登録されたキーワードを含むすべてのツイートを自動的にピックアップして通知してくれます。
「Microsoft Power Automate テンプレート」を使う
Power Automate

開発:Microsoft Corporation
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 2.36.3 / Android 2.35.0
iPhoneアプリを
App Storeでダウンロード
Androidアプリを
Google Playでダウンロード
3番目に紹介するのは「Microsoft Power Automate テンプレート」です。
「Microsoft Power Automate テンプレート」は用意されているテンプレートにキーワードを入力して登録すれば、キーワードを含んだツイートがすべてテンプレートにピックアップされ保存してくれるアプリです。
「Google アラート」を使う
Google アラート
4番目に紹介するのは「Google アラート」です。
「Google アラート」は、Googleが提供している機能の1つで、キーワードを登録するとキーワードが含まれる情報がWebサイトに流れると自動的にピックアップしてくれます。
Twitterのキーワード通知もこれで行えます。Google アラートにアクセスしてキーワードを設定しましょう。
Twitterのプッシュ通知機能を効果的に活用しよう!
新規情報を素早く通知してくれるTwitterのプッシュ機能はとても便利です。
詳細設定も行えるので必要な項目と不必要な項目を分類して、必要な新着情報だけ通知してくれるように設定すれば煩わしい思いを経験せずに済みます。
ぜひTwitterのプッシュ通知を活用してくださいね!