PayPayは、QRコードで非接触型の決済ができるとても便利な電子マネーです。
そんなPayPayですが、「もう使わないからアカウント解約したい」と思っている人もいるのではないでしょうか?
ですが実は、PayPayは、解約だけでなく一時的な停止や利用停止をすることも可能です。
この記事では、PayPayの解約方法から解約前に知っておきたいことや、利用停止方法などをご紹介します!
【PayPay】アカウントを解約する前に!知っておきたいこと
まずは、PayPayのアカウントが解約されるとどうなるのか、そして、解約したと思っていても実は解約されてないパターンなどをご紹介していきます。
PayPayアプリを削除しても解約にはならない!
「PayPayアプリを消したらデータが消えるから解約されるのでは?」と思っている人もいるのではないでしょうか?
ですが、アプリをスマホからアンインストールしただけでは解約されません。再インストールをするとまた使える状態です。
これからPayPayを利用しないかもしれないと思ったときには、きちんと手続きをして利用できないようにしましょう。
解約以外にも一時的に停止・利用停止をする方法がある
アカウントを一時的に利用をしないだけの場合は、一時停止や利用停止ができます。
解約をしてしまうとアカウント自体が削除されてしまうので、また利用したいときには再登録をして一から必要な項目を入力していかなければいけません。
そして、解約をすると残高が残っている場合は失ってしまうことになりますが、一時的な停止や利用停止では消えることはありません。
また、登録している個人情報やショッピング履歴なども消えないため、必要なときはいつでも確認できます。
利用を止めたいだけなら一時停止が便利
一時的に利用を停止したい場合は、外部サービス連携の解除やログアウト(一時停止)を行いましょう。
外部サービス連携の解除やログアウトしても残高はなくなりません。
再度ログインすることで以前のように使うことができます。
下記でアカウントの一時停止方法を解説しているので、ご確認ください。
解約をするとPayPayは使えなくなる
一度解約手続きが完了すると今までのようにログインすることができなくなり、支払いなどに使うことはできません。
少しでもまた使うかもと思った人は、解約する際にはよく考えておきましょう。
利用停止はスマホの盗難・紛失時に考えて
スマホを無くした場合は、一時的に利用を止めることができます。
下記に問合せをすることで、お客様情報確認後にアカウントの停止処理をしてもらうことができます。
紛失した場合や盗難に遭ったときに、PayPayの中に残高がある場合やクレジットカードに紐づけている場合は不正利用をされる可能性があるので、必ず問い合わせをしましょう。
また、万が一のためにスマホには日常的にロックを掛けておくこともおすすめです。
スマートフォンの紛失・盗難専用窓口
連絡先:0120-990-633
営業時間:24時間受付 / 土日祝日を含む365日
【PayPay】アカウントの解約をする前に!注意点は?《個人情報の削除》
ここからは、PayPayのアカウントを解約するにあたっての注意点をご紹介します。
2つのポイントをご紹介します。
解約すると個人情報は削除される?
PayPayを解約すると、登録されていた個人情報はすべて削除されてしまいます。
今までのお買い物履歴などの情報もなくなってしまうので、解約後に「履歴を見たい!」となってしまわないように、解約前にスクショなどを撮っておきましょう。
一度削除してしまうとアカウントの復活は不可能なので、慎重に考えてくださいね。
また、PayPayの残高も削除されてしまい取り戻すことができないので、解約前に残っていないかチェックしておきましょう。
ちなみに、残高は銀行口座へ払い戻しが可能なので、口座登録ができる人は払い戻しをしてみてくださいね。
PayPay:PayPay残高を銀行口座に出金(払い出し)したい
削除された情報は復元することはできない
下記の個人情報は、解約するとすべて削除されて復元することができません。
削除されると困る場合は、一時的な利用停止に切り替えることで、情報が削除されることを防げます。
解約すると削除される個人情報
- 登録時の携帯電話番号
- 登録時のメールアドレス
- 名前
- 表示名
- 残高
- 入力しているクレジットカードの情報
- 入力している銀行の情報
- Yahoo! JAPAN ID
- Yahoo!ウォレットの情報
- Yahoo!マネーの情報
- モバイルTカードの情報
【PayPay】アカウントを解約する前に!注意点は?《電話番号》
次に、PayPayを解約すると電話番号の情報がどうなるのかチェックしましょう。
登録した電話番号でログインできなくなる
一度PayPayを解約すると、登録していた電話番号で再ログインはできません。
別の電話番号からアカウント変更はできない
情報を変更する場合は、登録している電話番号からのみ可能です。
携帯番号を変更してしまった場合も同じなので、注意しましょう。
携帯番号を変更する際は、アカウント内での携帯番号を変更しておきましょう。
変更方法は下記で解説しているので、気になる方は見てみてくださいね。
同じ電話番号は180日の間登録できない
PayPayのアカウントを解約すると、全ての情報が無くなるだけでなく、解約前に登録していた携帯電話話番号が180日の間再登録に使えなくなります。
また、180日経過して同じ電話番号で再登録しても以前のデータは消えているので、以前利用した履歴などは見ることができません。同じ電話番号でも新規での登録となります。
すぐにPayPayの使用を再開したくなった場合は、別の携帯電話番号であれば登録が可能です。
【PayPay】アカウントを解約する前に!注意点は?《各種取引》
ボーナスがなくなる
PayPay残高には「ボーナスライト」「ボーナス」「マネーライト」「マネー」がありますが、解約手続きをすると、今後付与される予定だったボーナスなどは一切受け取れなくなります。
取引のキャンセルはできない
ショッピングなどをしてPayPayで決済した取引をキャンセルすることはできません。
キャンセルする場合は、取引をした店舗に連絡をしてキャンセル手続きを行ってもらう必要があります。
ですが、PayPayを解約してしまうと、決済した取引はキャンセルしたくてもできなくなってしまいます。
商品が合わなくて返品したとしてもキャンセル料金はPayPayでの返金は受付られないので注意しましょう。
PayPayボーナス・返金は受け取れない
PayPayの解約が完了すると、PayPayボーナスや返金は受け取れなくなります。
ただし、マネーとマネーライトのみであれば、自分以外の家族や友人などのユーザーに送金することが可能です。
マイナポイントの再申し込みはできない
アカウントと総務省が実施するマイナンバーカードに関する情報を連携するとマイナポイントが付与されますが、解約すると再申し込みをすることができません。
新たに作成したアカウントに登録・引き継ぎすることも不可になっています。
利用履歴の確認ができなくなる
PayPayの解約手続きが完了すると全てのサービスを利用することができなくなるので、ショッピングなどのお支払い履歴を確認することができなくなります。
再登録してもデータは復元することができないので、履歴が必要な場合はアカウント解除をするのではなく、一時的に利用を停止しておきましょう。
一時利用停止の場合は、履歴を確認することが可能です。
【PayPay】アカウントを解約する方法
上記注意事項をチェックして問題ない場合は、実際にPayPayアカウントを解約していきましょう。
PayPayアプリから解約できるよ
アカウントの解約は、現在使用しているPayPayアプリから操作できます。
解約する方法
登録情報を解約するにはアプリを起動しましょう。画面右下の「アカウント」をタップします。その後に、「その他」を選択しましょう。

その他から「アカウントの解約」をタップします。

「本当にアカウントを解約しますか?解約するとPaypay残高・登録情報が削除され元に戻せません」と表示されたら「解約手続きに進む」をタップしましょう。

注意事項が表示されるので、必ず確認して問題がなければ「以上、同意します」にチェックを入れ、「同意して解約する」ボタンをタップしましょう。最後に、登録している携帯電話番号にSMSの認証コードが届くので、コードを入力して「認証する」をタップすると、アカウントが解約されます。
手続きは以上です。解約後はアカウントの使用をすることができなくなります。
【PayPay】アカウントの解約ではなく一時的に停止するには?
今まで利用していたPayPayアカウントの利用を一時停止する場合は、解約とは異なった手続きが必要になります。
ここではアカウントの一時停止方法をご紹介します。
PayPayの残高は消えないので安心しよう
一時的に利用を停止する場合は、現在ある残高は削除されないので安心してください。
一時的な利用停止の場合は、ログインをするだけで再度利用することができます。
クレジットカードの情報を削除しよう
PayPayを長期間利用しない場合は、安全のためにクレジットカードの情報を削除しておきましょう。
削除方法は以下の通りです。
カードを複数登録している場合は同様の手順で一枚ずつ削除してください。
クレジットカードの情報を削除しておくことで、セキュリティ面でも安心して利用停止しておくことができます。
外部のサービスと連携を解除しよう
PayPay利用の一時停止をおこなうには、外部サービスの「Yahoo!JAPAN ID」との連携を解除します。
銀行口座を削除しよう
Yahoo!ウォレットに登録している銀行口座がある場合は、Yahoo! JAPAN IDの連携解除をしても削除されません。
銀行口座を削除する場合は、Yahoo!ウォレットにログインして銀行口座を削除しましょう。
ただし、Yahoo!ウォレットは他のYahoo!サービスで使用している場合は、削除してしまうと利用できなくなってしまうので、他に利用しているサービスがあるかチェックしてから削除すると良いでしょう。
ログアウトしよう
上記のYahoo! JAPAN IDの連携を解除し、クレジットカード情報の削除が完了したらログウントをしましょう。
ログアウトをすることで、一時停止状態になります。
再度復活させたい場合は、上記で解除したり削除した登録内容を再度登録していきます。
一度利用停止の場合はログインすることができるので、ログイン後に一時利用停止時に解除した「Yahoo!JAPAN IDの連携」と「クレジットカード登録」を再登録しましょう。
登録後には以前のように利用することができます。
【PayPay】携帯番号を変更してアカウントの解約ではなく利用停止をする方法
携帯電話番号を変更してPayPayの利用を停止したい場合は、下記の方法を参考にしてください。
PayPayに登録した電話番号が必要になる
携帯電話番号を変更する際は、登録した電話番号が必要になります。
SMSの受信ができる場合は携帯電話番号に引き継ぐことが可能です。方法は以下の通りです。
これで新しい電話番号に変更することができました。
専用の窓口に連絡をしよう
携帯電話番号を変更してしまいPayPayアカウントにログインできない場合は、専用の窓口に連絡しましょう。
連絡をする際、PayPayの「登録電話番号」と「ユーザーID」を伝えてください。
PayPayカスタマーサポート窓口
電話番号:0120-990-634
窓口時間:24時間受付 / 土日祝日を含む365日
アプリから簡単に解約&一時停止&利用停止をすることが可能
今回ご紹介したように、PayPayを利用しない場合は、いつでも簡単に解約&一時停止&利用停止できます。
ただし、スマホからアプリを削除しただけでは解約できないので注意しましょう。
PayPayを解約すると、登録しているすべての情報が消えてしまいます。
残高やボーナスが無くなるだけでなく利用履歴も見られなくなるので、困る人はPayPayをアカウントの一時停止を選びましょう!