文字入力しなくても検索できるのでとても便利ですが、なぜか「OK Google」と話しかけても検索画面が起動しない・正しく音声認識されないこともあります。
今回は、Googleで音声検索できない原因や対処法について説明していきます。
【Google】音声検索できない!原因は?
Googleで音声検索できないのは、以下の5つの原因が考えられます。
- アプリ・OSのアップデートがされていない
- 音声設定に問題がある
- 通信環境に問題がある
- マイクの不具合・音声認識ができていない
- Bluetoothで違う機器とつながっている
では、以上の5つの原因をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
アプリ・OSのアップデートがされていない
Googleアプリのバージョンが古いと、新しく追加された機能が使えなかったり不具合が起こりやすくなるなど、様々なデメリットがあります。
音声機能が使えないのは、アプリのバージョンが古いのが原因かもしれないので、最新版の提供が始まったらアップデートしておきましょう。
また、OSのバージョンが古いと最新版のアプリがインストールできない場合もあるので、OSも最新版にアップデートしておいて下さい。
音声設定に問題がある
音声検索ができないのは、そもそも音声検索の設定が有効になっていないからかもしれません。この機能を利用するには、Googleアプリで「OK Google」の設定と、端末でマイクへのアクセス設定をそれぞれ有効にしておく必要があります。
音声検索できない時は、これらの設定が有効になっているか一度確認してみましょう。
通信環境に問題がある
Googleアプリの音声検索機能を利用するにはインターネット環境が必須です。
電波を受信しにくい場所にいる、速度制限にかかっている、Wi-Fiルーターに不具合があるなど通信環境に何らかの問題があると検索できない場合があります。
そのため、電波を受信しやすい場所に移動する、Wi-Fiに接続するなどの対処法を試して、通信環境を改善してから検索してみて下さい。
マイクの不具合・音声認識ができていない
設定や通信環境に問題がないのにそれでも検索できない場合は、マイク自体が壊れている、アプリ同士が干渉しているなどマイクに不具合が生じている可能性もあります。
また、マイクを指で覆っていたり、周りの音がうるさい場所にいたりすると、マイクが音声を認識できない場合があります。そのため、音声検索する時はできるだけ静かな場所に移動して、マイクを指で覆わないように注意しましょう。
Bluetoothで違う機器とつながっている
Bluetoothのマイクを使用している場合は、スピーカーやイヤホンなど別のBluetooth機器に接続されていて、マイクが機能していない可能性があります。
Bluetoothの設定画面を開き、接続先がマイクになっているか一度確認してみましょう。
【Google】音声検索できないときの対処法《端末の設定・アプリの問題》
まずは、端末の設定やアプリの問題が原因で音声検索できないときの対処法を見ていきましょう。
端末の設定やアプリの問題が原因であれば、以下の7つの対処法が有効です。
- アプリのバージョンを最新版に更新する
- OSのバージョンを最新版に更新する
- 音声検索の設定を有効にする
- 省電力モードになっていないか確認する
- セキュリティソフトを利用している場合は一時的にオフにする
- 端末を再起動する
- アプリを一度アンインストールし再インストールする
では、以上の7つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
アプリのバージョンを最新版に更新する
Googleアプリのバージョンが古すぎると音声検索機能が使えない場合があるので、まずはアプリが最新版に更新できるかどうか確認してみましょう。
更新可能な場合は、最新版に更新してからGoogleアプリを再起動して下さい。
iPhoneの場合(iOS 13以降)
iPhoneの場合(iOS 12以前)
Androidの場合
OSのバージョンを最新版に更新する
スマホのOSのバージョンが古い場合もGoogleアプリの音声検索ができないことがあります。
OSを最新版に更新してから検索できるか確認してみましょう。
iPhoneの場合
参照:Appleサポート
Androidの場合
参照:Androidヘルプ
※OSや機種によって表記や操作手順が異なる場合があります。
音声検索の設定を有効にする
そもそも設定が無効になっている状態では音声検索機能を利用できません。
アプリとOSが最新版になっていることを確認したら、次に音声検索の設定が有効になっているか確認しましょう。
iPhoneの場合
Androidの場合
また、端末側でマイクへのアクセスがオフになっているとマイクが機能しないので、端末の設定を開いてマイクへのアクセスが有効になっているかどうかも確認して下さい。
省電力モードになっていないか確認する
iPhoneやAndroidのスマホには、一部の機能を制限してバッテリーの持ちを長くできる機能が備わっています。
この機能がオンになっているとGoogleアプリの音声機能が使えない場合があるので、一旦設定をオフにしてから音声検索を試してみて下さい。
iPhoneの場合
参照:Appleサポート
Android(Xperia)の場合
参照:SONYサポート
※OSや機種によって表記や操作手順が異なる場合があります。
セキュリティソフトを利用している場合は一時的にオフにする
「ウイルスバスター」や「ノートン」などのセキュリティソフトが有効になっていると、アプリが正常に動作しないことがあります。
そのため、スマホでセキュリティソフトを利用している方は、一時的に設定をオフにしてから音声検索ができるかどうか確認して下さい。
端末を再起動する
端末自体に一時的な不具合がある場合は、再起動してメモリをリフレッシュすることで不具合が解消される可能性が高いので一度試してみましょう。
iPhone X以降の場合
参照:Appleサポート
iPhone SE(第2世代)、8、7、6の場合
参照:Appleサポート
Androidの場合
アプリを一度アンインストールし再インストールする
今までの対処法を試してもダメなら、Googleアプリを一度アンインストールしてから再度インストールしてみて下さい。
iPhoneの場合
Androidの場合
※OSや機種によって表記や操作手順が異なる場合があります。
【Google】音声検索できないときの対処法《通信環境の問題》
通信環境の問題で音声検索できない場合は、以下の2つの対処法を試すことで解決できる可能性が高いです。
- 通信環境の良い場所へ移動する
- データ使用量の上限を超えていないか確認する
では、以上の2つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
通信環境の良い場所へ移動する
Googleアプリの音声機能は、端末がインターネットに接続されていないと利用できません。
地下街や山間部など一部の場所では電波が受信しにくく、インターネットの接続が不安定になりやすいです。
そういった場所にいる場合は、電波を受信できる場所に移動してから検索できるか確認して下さい。
データ使用量の上限を超えていないか確認する
モバイルデータ通信でネットに接続している場合は、契約しているキャリアのマイページにログインしてデータ使用量の上限を超えていないか確認して下さい。
料金プランごとに決められているデータ使用量の上限を超えてしまうと通信速度が大幅に低下してしまうので、それによって音声検索ができなかったり、ページの読み込みに時間がかかったりしやすくなります。
データ使用量の上限を超えていた場合は、モバイルデータ通信ではなくWi-Fiでネットに接続して下さい。
【Google】音声検索できないときの対処法《マイクの不具合》
端末とマイクを接続している時に音声検索できない場合は、以下の5つの対処法を試してみて下さい。
- 他のアプリを使用して音声を認識できているか確認する
- マイクを使用する他のアプリを全て終了する
- マイク部分を指で覆っていないか確認する
- できるだけ静かな場所へ移動する
- 端末を修理に出す
では、以上の5つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
他のアプリを使用して音声を認識できているか確認する
そもそも、マイクが壊れていては喋っている声を認識できないので音声検索できません。
まずは、マイクを使用する他のアプリを使用して、音声を認識できるか確認してみて下さい。
他のアプリだと音声が認識できる場合はGoogleアプリ自体に問題がある可能性が高いので、アプリのアップデートや再インストールなどの対処法を試してみましょう。
他のアプリでもダメならマイク側に問題がある可能性が高いので、これからご紹介する対処法を試してみて下さい。
マイクを使用する他のアプリを全て終了する
マイクを使用する他のアプリがバックグラウンドで動いていると、アプリ同士が干渉してマイクが上手く機能しないことがあります。
そのため、Googleアプリで音声検索をする時は、マイクを使用する他のアプリを全て終了させておきましょう。
マイク部分を指で覆っていないか確認する
音声検索をする時にマイクの部分が指などで覆われていると、喋っている声をマイクが上手く拾えないことがあります。
そのため、マイクの部分を覆わないように注意して、もう一度検索をしてみましょう。
できるだけ静かな場所へ移動する
音声検索をする時に周囲がうるさいと、マイクが正しく音声を認識できないことが多いです。
そのため、できるだけ静かな場所に移動してから再度検索してみて下さい。
端末を修理に出す
音声検索できないのは、端末に内蔵されているマイク自体が故障している可能性も考えられます。
これが原因であれば自力で解決するのは困難なので、修理店に持ち込んでマイクの部分を修理してもらう必要があります。
【Google】音声検索できない!それでも解決しない場合は?
今までご紹介してきた対処法を全て試しても解決しない場合は、機種との相性の問題で上手く機能していない可能性もあります。
その時は以下の2つの対処法を試してみて下さい。
- メーカーのサポートページに似た症状が報告されていないか確認する
- メーカーに問い合わせる
では、2つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
メーカーのサポートページに似た症状が報告されていないか確認する
Googleアプリや通信環境に問題がなくても、使用している機種との相性が悪くて検索ができない可能性も考えられます。
まずは、使用している機種を販売しているメーカーのサポートページを開き、似たような症状が報告されていないか確認してみましょう。
音声検索ができない症状が多数報告されているようなら、サポートページを参考に対処してみて下さい。
メーカーに問い合わせる
それでも解決しない場合は、一度メーカーに問い合わせしてみて下さい。
メーカーに問い合わせれば、いくつか対処法を教えてもらえるかもしれません。
Googleで音声検索できない時の原因と対処法を覚えておこう!
Googleで音声検索できないのは、アプリやOSのバージョンが古い、設定が無効になっている、通信環境やマイクに問題があるなど様々な原因があります。
実際に音声検索できなくなった時は、まず最新版にアップデートされているか、設定が有効になっているか、ネットに接続されているか確認しましょう。
また、マイクの故障や別のBluetooth機器に接続されている可能性もあるので、それも併せて確認してみて下さい。