APPTOPI編集部です!
APPTOPI読者の皆さんの中には、カフェが好き!という方も多いと思います。
でも、お洒落なカフェを見つけるのって、意外と難しかったりしますよね…。
そんなあなたにおすすめしたいのが、カフェレビュー系インスタグラマー・ぱんもんさん!
彼女がインスタで紹介するカフェメニューは、どれも美味しそうで実際に食べてみたくなるものばかり!
今回はそんなぱんもんさんに、色々な話を聞いてきちゃいました♪
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ぱんもんさんのプロフィール
それでは、ぱんもんさんの簡単なプロフィールからご紹介します!

ぱんもんさんはOLとして働きながら、インスタで素敵なカフェの情報を発信するインスタグラマー!
正直なレビューと綺麗すぎるカフェの写真が多くの人から参考にされており、現在のフォロワーはなんと5.7万人!
TikTokやYouTubeでもカフェ情報を配信する、大注目のカフェレビューインスタグラマーのひとりなんです!
今回はそんな彼女に、インスタ運用のことだけではなく、スイーツの写真を美味しく見せるコツや、素敵なカフェを探す方法など、色々な話を聞いてきちゃいましたよ!
早速見ていきましょう♪
ぱんもん プロフィール
- 好きな食べ物:
最近はドーナツやカラースプレーにハマってます♪
あとは、トンカツ!(笑)
- 嫌いな食べ物:
好きか大好きなものしかありません - 趣味:
カフェ巡り、写真を撮ること
動画編集、部屋のインテリア
- 好きな言葉:
待てば海路の日和あり
- 各種SNS:
【Instagram】@panmon15
【TikTok】@panmon15
【YouTube】東京カフェちゃんねる
インスタをはじめたての時について
--- こちらのアカウントを始められたのは、いつ頃になるんですか?
ぱんもん:2015年の12月です。
--- もう結構長くやられてるんですね。始めた理由はなんだったんですか?
ぱんもん:元々Twitterでスイーツの投稿をしていたんですが、だんだんとインスタが流行りだして周りもインスタでスイーツを投稿するようになったので、その流れで始めました!
--- 元々はTwitterで活動されていたんですね!Twitterの方で発信を始めようと思ったのは、なにかきっかけがあったんですか?
ぱんもん:最初はプライベートのアカウントでその日食べたスイーツを投稿してたんですが、だんだんと投稿がスイーツばかりになってしまって…。これって、スイーツに興味ない友達はあまり見たくないだろうなぁと思って、新しくスイーツアカウントを開設しました。
--- なるほど。そしたら自然とスイーツ好きな人たちが情報を求めてフォローしてきて、という感じだったんですね。
ぱんもん:そうですね。
--- それではインスタは始めてからすぐにフォロワーが付きましたか?
ぱんもん:今はスイーツを上げているインスタグラマーさんが多いと思うんですが、当初はそこまで人数も多くなかったので、比較的はやく増えて行きましたね。周りも同じくらいのペースで増えていったと思います。
--- スイーツレビューという需要がまだあまり着目されていなかった時代だったんですね。
始めたての時に意識していたことは?
--- 始めたての時に、意識していたことはありますか?
ぱんもん:明るくてきれいな写真にする、ということを心がけていました。インスタはTwitterと比べると、文字よりも写真がメインになるので。カメラを使ってきれいな写真を撮り、撮った後は加工で明るく鮮やかにして投稿していました。ただ今のスイーツ写真の流れは少し変わってきていて、美しい写真というよりiPhoneで撮ったような臨場感のある親しみやすい写真の方が人気があります。
--- 写真のクオリティーに力を入れていたんですね。
ぱんもん:はい。ただ今もそうなんですが、インスタ映えって言うのを重視しすぎないようにしていて。インスタ映えするスイーツを探して投稿するというより、自分が好きなスイーツをいかに可愛く美味しそうに撮るかっていうことを心がけていました。
フォロワーが伸びたと実感したのはいつ?
--- それから運用を続けて、フォロワーが付いてきたなと実感されたのはいつ頃になりますか?
ぱんもん:いつだろう…伸び始めたのは3年前くらいですかね?
--- なにかきっかけがあったんでしょうか?
ぱんもん:うーん、自分でもはっきりはわかってないんですが、インスタの影響でお洒落なカフェが増えてきて、それに合わせてカフェ情報の需要が伸びたからなのかな、とは思いますね。
--- なるほど。インスタユーザーの動きに合わせて、着実にフォロワーを伸ばされたんですね。
TikTokからの流入も鍵に!
ぱんもん:あと、3年前にTikTokをはじめたんですが、そこからの流入もありました!TikTokがバズるとインスタの方もぐっと伸びたりしますね。
@panmon15テラスでわんこと自撮りしてるおじいさんいた ## ##東京カフェ ##tiktokグルメ ##東京グルメ ##カフェ巡り
♬ オリジナル楽曲 - ちゃんゆ胃
--- なるほど。TikTokでバズることでぱんもんさんの名前が注目されて、そのままインスタに流れてくるんですね。
これまでで一番バズった投稿は?
--- これまでで一番バズった投稿はなんですか?
ぱんもん:過去2年までしか遡れなかったんですが、2つ同じくらいバズったものがありました。ひとつは「FLIPPER'S」のパンケーキに白桃がついた期間限定のメニューを紹介した投稿です。
ぱんもん:もうひとつは大阪のタピオカパンケーキの投稿ですね。
--- 両方ともパンケーキの投稿ですね。パンケーキがバズりやすかったりするんでしょうか?
ぱんもん:物にもよりますが、シンプルな厚みのあるパンケーキは人気があります。当時は丸ごと桃が乗ったスイーツが珍しかったのと、タピオカブームだったということで投稿が伸びたんだと思います。
--- 当時はパンケーキのお店によく行かれたりしましたか?
ぱんもん:そうですね。実は私の「ぱんもん」という名前も「パンケーキモンスター」の略で、もともとパンケーキが大好きなんです!
--- そうだったんですね!
ぱんもん:はい。なのでよくパンケーキは巡っていましたね。おそらくその頃は、パンケーキの投稿を見たいからフォローしてくれた人も多かったかもしれないです。
--- その時期に、パンケーキ好きのフォロワーさんをたくさん獲得されたんですね。
最近バズりやすいのはどんなスイーツ?
--- ちなみに最近バズりやすいのは、どのようなスイーツなのでしょうか?
ぱんもん:「クリームもりもりっ」というよりは、生地の質感がいいメニューがバズりやすい気がします。最近では、台湾カステラの投稿などがバズりました。あとは抹茶スイーツはずっと根強い人気がありますね。
ぱんもん:このように生地の断面が見えて、ふわふわ感だったり、しっとり感だったりが伝わる投稿が伸びますね。あと、シンプルな動画の投稿も伸びやすいと思います。
--- なるほど。それこそ2年前くらいまでは華やかなスイーツが流行っていたのに対して、最近では素材そのものの良さを前面に押し出した、素朴なメニューがトレンドになりつつあるんですね。
ぱんもんさんの「今」のインスタ運用についてもっと深掘り!
素敵なカフェの情報はどうやってキャッチしているの?
--- スイーツやカフェの情報は、どのようにキャッチされているんですか?
ぱんもん:インスタで調べることが多いです。あとはスイーツ好きの知り合いが多いので、そこから情報をもらうこともありますね。
--- インスタで調べるときは、どのようなハッシュタグで調べているんですか?
ぱんもん:わたしは「ドーナツ」とかで調べちゃいますね(笑)
--- それだと、検索結果がすごいことになりませんか?
ぱんもん:すごい出てきます(笑)東京以外のカフェの情報だったり、おうちカフェの情報だったりも出てきちゃうんですが、それも踏まえてひとつひとつチェックしています。
--- それって、結構大変だったりしませんか?
ぱんもん:そうですね。でもそうやって探してこそ新しい発見があるのかな、と思っているので。
--- それでは情報収集にもかなり時間をかけられているんですね。
ぱんもん:いえ、平日はOLとして働いていることもあって、時間が限られているんです。他のインスタグラマーさんと比べたら、SNSに費やせる時間は少ないと思います。なので、自分の負担にならない範囲内で調べるようにしています。
--- あくまでも自分の楽しみとして、活動されているんですね。
写真だけでいいカフェを見定める方法は?
--- インスタだけでカフェを探すとなると、写真でいいカフェかそうでないかを見定める必要があると思うのですが、そのコツってあったりしますか?
ぱんもん:うーん…インスタにはあまり詳しいレビューを書かない方が多いので、実際に行ってみたらイメージと違った…ということもよくあります。なので見定めるというよりは、実際に行ってみるしかないんじゃないかな、と思います。失敗したら失敗したで良い経験と言うことで。あとはGoogleの口コミは行く前に参考にするようにしています!
--- やっぱりどうしても、いいところだけ切り取って投稿したくなっちゃいますよね。
ぱんもん:はい。なので、実際に行って「よかった」と思えるカフェを紹介するようにしています。インスタで見極めるのが難しい時代だからこそ、正直な気持ちを発信していきたいですね。
投稿に使う写真について
表紙を決める基準は?
--- それでは投稿に使う写真について色々お聞きしたいのですが、表紙に使う写真は、どのような基準で選んでいるんですか?
ぱんもん:まずは画像にするか動画にするかを考えます。いい動画が撮れた時は、動画の方が魅力を伝えやすいので、動画にするようにしています。逆にあまり動きがないスイーツに関しては、写真を表紙にしています。
--- それはどのような写真を選んでいるんですか?
ぱんもん:生地感が伝わるものを選んでいます。たとえばパンケーキだったら、生地がクリームで覆われていない状態のものにします。あとは色味が綺麗に撮れたものだったり、納得のいく角度で撮れたものだったりを使っていますね。
写真の撮影について
--- 写真の撮影には結構時間をかけられるんですか?
ぱんもん:早く食べたいっていうのもありますが、かき氷など時間が経てば経つほど美味しさが落ちてしまうスイーツもあるので、なるべく撮影は短く済ませるようにしています。
---集中して一気に撮られているんですね。
ぱんもん:そうですね。ただ、写真以外にも動画を撮らないといけなかったり、YouTubeとTikTokに使う場合は縦と横で撮らないといけなかったりして大変なので、そういう時は友達に協力してもらってます。
--- 少しでも時間を短縮できるように工夫されているんですね。美味しそうに撮るコツはありますか?
ぱんもん:パンケーキとか台湾カステラとか、厚みがあるものはそれが伝わるように撮ります。また、最近だと抹茶ババロアとか断面が魅力的なスイーツは、あえて綺麗な状態で撮るのではなく、スプーンですくった様子などを撮って動きを出したりしています。
--- そのスイーツの魅力によって、撮り方を変えられているんですね。
ぱんもん:はい。長い間カフェ巡りを続けてきたからこそ、こういうスイーツはこんな風に撮る!というのが自分の中にできています。だからこそ、今まであまり撮ってこなかったパフェやアフタヌーンティーなど、撮影するのが苦手なスイーツもいくつかあります。
スイーツの写真を美味しくみせるコツは?
--- 写真や動画の加工には、どんなアプリを使用されていますか?
ぱんもん:基本的には「Adobe Photoshop」と「Snapseed」を使っています。
--- 美味しく見せるための加工のコツはありますか?
ぱんもん:色味が大事なので、明るさや彩度は上げたほうが良いと思います。また、断面などをのせる場合は、よりくっきり見えるようシャープを上げたりしています。
--- なるほど。スイーツによって加工を変えているんですね。
ぱんもん:そうですね。可愛らしく見せたい時は逆にちょっとぼんやりさせたりとか。
--- 加工には結構時間がかかりますか?
ぱんもん:自然光で綺麗に撮れた写真はすぐに終わるんですが、店内が暗かったりして納得のいく写真が撮れなかったときは、時間がかかっちゃいます。時間かけて編集したのに結局納得いかなくて投稿しなかったり(笑)インスタグラマーさんあるあるな気がします。
キャプションを書く時に意識していること
--- キャプションを書く際に意識していることはありますか?
ぱんもん:本当に美味しかったときは、その通り書いて、みんなが行きたくなるような投稿にするようにしています。自分的に「ん?」と思うようなことがあったときは載せないことが多いんですが、インスタに情報があまりない場合は「私はこういう風に感じました」ってことを正直に書くようにしています。お店も一生懸命営業されているので悪口はもちろん書かないですが、みんなも貴重な休みとお金を使ってカフェに行っているので、行ってみたらイメージと違った、ということがないように情報を発信しています。
--- そこもきっと、ぱんもんさんの投稿の魅力なんだと思います。
ぱんもん:あと、親しみやすくなるように、絵文字や顔文字なども意識して使うようにしています。
ハッシュタグについて
--- ハッシュタグは、何個入れるか決めていますか?
ぱんもん:正直あまり意識していないので少ないんじゃないかな。もちろん投稿が注目されたら嬉しいんですが、バズらせるためにやっているわけではないので。だから、例えば新宿のカフェなのに「浅草カフェ」とか、関係ないハッシュタグを付けることはしないようにしています。
--- 正確な情報が、それを求めている人に届けられるように、というのを意識されているんですね。
ぱんもん:そうですね。東京のカフェだったら、#東京カフェってつけるくらいはしますけど、なんとなく引っかかったらうれしいなーという感覚で、バババッて付けています(笑)
--- なるほど。バズらせることが第一目標ではないから、ハッシュタグは必要最小限にされているんですね。スイーツを愛する人たちの気持ちを大事にした、とても素敵な考え方だと思います。今日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!今後も、ぱんもんさんの素敵なカフェスイーツ情報を、楽しみにしています!
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インタビュー:杉浦雨