何度も同じような現象が続くと、困ってしまいますよね。
そこで今回は、Bluetoothが勝手に切れる原因と対処法を紹介します。
【Android】Bluetoothが勝手に切れる!設定方法をおさらい
まずは、正しい方法でペアリングができているかどうか、Bluetooth機器の接続方法をおさらいしておきましょう。以下の手順で解説します。
- 《手順①》Bluetooth製品の電源をオンにする
- 《手順②》設定から「Bluetooth」をタップする
- 《手順③》「デバイスの検索」からBluetoothに接続しよう
順番に見ていきましょう。
《手順①》Bluetooth製品の電源をオンにする
まずは、Bluetooth製品の電源をオンにし、スマホを近くに置きましょう。電源をオンにする方法は、取り扱い説明書を書いてある手順に従ってください。
製品の種類によっては、充電器から取り出すだけで自動的にオンになるものもあります。
《手順②》設定から「Bluetooth」をタップする
次に、スマホの設定です。ホーム画面から設定アプリを開き、「デバイス接続」→「Bluetooth」の順にタップしていきます。
※Android機種によって項目名が異なります。
デバイス接続の画面が開いたら、「Bluetooth」のボタンをタップし、オンにしてください。

《手順③》「デバイスの検索」からBluetoothに接続しよう
Bluetoothをオンにすると、デバイスの検索が始まります。画面の下にある「使用可能なデバイス」の中にBluetooth機器の名前が表示されるので、それをタップしてください。

もし、デバイス名が表示されない場合は、Bluetooth機能のオン・オフを切り替えたり、スマホを再起動したりすると、解決できる可能性があります。
【Android】Bluetoothが勝手に切れる!まずは接続状況を確認しよう
Bluetoothが勝手に切れる原因として、まず考えられるのが「接続状況に問題」です。以下の内容を確認し、接続状況を見直しましょう。
- Bluetooth機能がオンになっているか
- Bluetooth機器の電源がオンになっているか
- パスコードの入力に間違いはないか
それでは、詳しく見ていきましょう。
Bluetooth機能がオンになっているか
スマホ側のBluetooth機能がオフになっていれば、当然接続はできません。まずは、機能がオンになっているかどうかを確認してください。
スマホで「省電力モード」を設定している場合は、自動的にオフに切り替わり、接続が切れてしまう可能性があります。
「省電力モード」をオフにする方法については、本記事の「【Android】Bluetoothが勝手に切れるときの対処法」の「バッテリー制御をオフにする」を参考にしてください。
Bluetooth機器の電源がオンになっているか
Bluetooth機器に接続しているときにバッテリーがなくなり、電源が切れたと同時に接続が切れてしまう可能性があります。
まずは、機器の電源をつけてみてください。つかない場合は、バッテリー残量がなくなっているので、充電をしてから試してみましょう。
パスコードの入力に間違いはないか
接続しようとすると、セキュリティを守るためにパスコードを要求される場合があります。自分が聞いている音声を、他の人に聞かれないようにする便利な機能ですが、パスコードを毎回入力しないと、ペアリングができないので、少し面倒に感じるかもしれません。
急いで入力して間違ったパスコードを入力している可能性があるので、再度入力をしなおしてみてください。もし、パスコードを忘れてしまった場合は、取り扱い説明書を確認してください。
【Android】Bluetoothが勝手に切れるときの対処法
Bluetoothが勝手に切れる原因に関係するのは、接続状況だけではありません。スマホやBluetooth機器に問題が発生している可能性もあります。ここでは、製品に問題がある場合の対処法を紹介します。
スマホを再起動する
スマホのシステム内で、不具合が発生している可能性があります。再起動でシステムをリセットし、接続ができるようになるかどうかを試してみてください。
スマホを再起動する方法は、以下のとおりです。

一度Bluetoothを切断して再度ペアリングを行う
ペアリングの設定内で、問題が発生している可能性があります。一度、接続されているBluetoothを切断し、再度ペアリングを行ってみてください。
一度切断をして再度ペアリングを行う方法は、以下のとおりです。

バッテリー制御をオフにする
Androidスマホには、バッテリーの使用量を節約する機能があります。この機能がオンになっていると、バッテリー残量が少なくなったときに、Bluetoothの接続が自動的にオフになってしまう場合があります。
バッテリー制御を設定している場合は、設定をオフにしてみてください。

Bluetooth機能をオンオフする
Bluetooth機器を接続中に、電波が不安定になっている可能性があります。一度、機能をオン・オフを切り替えると、接続が回復する場合があるので、試してみてください。
機能をオン・オフを切り替える方法は、以下のとおりです。

Bluetooth機器のファームウェアを更新する
ファームウェアとは、機器を動作させるためのソフトウェアのことです。このソフトウェアに問題が発生している可能性があるので、新しいバージョンへ更新してみてください。不具合が解消されているかもしれません。
ファームウェアの更新方法は、機器の種類によって異なるため、説明書を確認しましょう。
スマホを最新版にアップデートする
スマホのOSのバージョンが古いと、Bluetooth機器のバージョンに対応できず、接続が切断される可能性があります。
以下の手順を参考に、スマホを最新版にアップデートしてみてください。

【Android】Bluetoothが勝手に切れる!対処法を試してもダメなら?
どの対処法を試してみても解決されない場合は、どうすればいいのか。もしかしたら、周囲の電波が影響している可能性があります。次は、以下の内容を紹介します。
- 他の電波を発する機器との電波干渉が原因かも
- 電波干渉を起こしやすい機器って?
- 対象の機器が近くにあったら一度離れてみよう
それでは、詳しく見ていきましょう。
他の電波を発する機器との電波干渉が原因かも
Bluetoothは、Wi-Fiと同じ周波数帯(2.4GHz)を使用しています。なので、お互いの電波がぶつかり合う「電波干渉」という現象が起きてしまいます。
電波干渉は、「Wi-Fiが集中している場所」や「生活家電が近くある場所」で起きやすい現象です。Wi-Fiが飛んでいない場所に移動すると、ペアリングがうまくいく可能性があります。
電波干渉を起こしやすい機器って?
電波干渉を起こしやすい機器には、以下のようなものがあります。
- テレビ
- 電子レンジ
- IHクッキングヒーター
- コードがない固定電話・FAX機
- ワイヤレススピーカー
- 無線Webカメラ
これらの機器は、Bluetoothと同じ周波数帯を使っているので、なるべく離れた場所で接続をしましょう。
対象の機器が近くにあったら一度離れてみよう
どの対処方法を試しても、うまく接続出来ない場合は、電波干渉の原因となる機器から離れましょう。
2.4GHzの周波数帯は、壁や柱があっても関係なく広い範囲に届くので、なるべく離れてから行ってください。
アパート・マンションに住んでいる場合は、周りのWi-Fi環境が影響する場合もありますが、こちらでは対処ができないので、できるだけ家電製品から離れてから行うしか方法がありません。
見落としている部分がないか一つずつ確認していこう
Bluetoothに接続していると、勝手に接続が切れることがあります。
まずは、機能がオンになっているかどうか、機器の電源がオンになっているかどうかを確認してください。
オンになっているのに接続が切れてしまう場合は、スマホやアプリ、通信環境のそれぞれに原因になっているものがないか、一つずつ確認してみましょう。
どの方法を試してみても解決されない場合は、電波干渉が原因となっている可能性があるので、周りに生活家電がないかどうか確認をしてください。生活家電の電源がオンになっている場合は、オフにするだけでも接続状況が良くなりますよ。
電源をオフにしても解決できない場合は、なるべく離れた場所で接続を行ってください。壁際にいても2.4GHzの周波数帯は届いてしまうので、部屋を移したりすると良いでしょう。
Bluetoothが勝手に切れるときの対処法をもう一度確認したいときは、ぜひ本記事を役立ててくださいね。