豊洲のリゾートホテルの人気の秘訣は、テレビで紹介されるほどの豪華な海鮮朝食。その他にも美味しいコースディナーやホテル最上階から夜景を一望できるバーのカクテル、そして併設するカフェのランチやフォトジェニックなパンケーキなど、美味しいものがそろっています。
コースディナーは夜景と共に
豊洲市場の目の前にある【ラビスタ東京ベイ】。周辺には徒歩3分の場所にコンビニエンスストアがある以外、飲食店や食料品店は2駅先の豊洲になるため、ホテルのレストラン「SACHI」や和食の「季の庭」、「CAFE OASIS」で食事を楽しむのがおすすめの過ごし方。宿泊プラン限定のディナーは試す価値がありますよ。
▲「SEASIDE RESTAURANT SACHI」は、ガラス張りで開放的

▲人気の窓際席からは、湾岸エリアの夜景を一望
コース料理の食前酒は、スパークリングワインか炭酸を選ぶと、スタッフがマンゴーの果実の入ったゴブレットにそそぎます。まさに素敵な食事の始まり方でした。

▲街の灯を楽しみながらの食前酒は、マンゴーのカクテルです
まずはじめにシーフードサラダと枝豆のムースが登場。コンソメのジュレをトッピングしたムースは、滑らかな口溶けで枝豆の風味がフワリと広がります。

▲「枝豆のムース」
浅草にあるロシア料理の名店マノスの人気料理「キャベツロール」が食べられるはうれしいポイント。トロットロのキャベツには旨味たっぷりのトマトソースが染みていて、大切に味わいながら食べておきたい逸品です。

▲「キャベツロール マノス風」
泡立てた牛乳が優しく香りる「キノコのスープ カプチーノ仕立て」。秋が旬のキノコの風味と味わいをしっかり感じられるスープで、柔らかなキノコの食感も楽しめました。

▲きめ細かな泡に覆われた「キノコのスープ カプチーノ仕立て」
魚料理と肉料理は、それぞれふたつのメニューから好きなものを選べるプリフィックススタイル。魚料理は「スズキのポワレ プロバンサル風」か「ブイヤベース 豊洲仕立て」から選びます。
スズキのポワレは皮がカリっと焼き上がり、控えめな味わいのソースのおかげで、ふっくらとした身にギュッと詰まった旨味が楽しめます。

▲「スズキのポワレ プロバンサル風」
肉料理は「牛ローズのポワレ 赤ワインソース」と「地鶏のグリル ディアブルソース」から選びます。地鶏のグリルは身が締まっていて、とってもジューシー。お肉の旨味とちょっと辛味の効いたディアブルソースの相性が抜群でした。

▲「地鶏のグリル ディアブルソース」
お腹に余裕がある人は「チーズの盛り合わせ」や「穴子ご飯」を頼めます。3種のチーズやドライイチジクなどの盛り合わせは、ちょっとしたおつまみにピッタリです。

▲お腹に余裕のあるゲストへのサービス
デザートは「洋梨のメルバ」。バニラアイスがトッピングされた梨には、ミルクソースがかかります。歯ごたえのあるピスタチオや酸味の効いた3種のベリーソースなどで、味や食感のちがいを楽しめました。

▲「洋梨のメルバ」
バーから眺める“東京夜景”
ホテル最上階の14階からベイエリアの夜景を一望できるスカイバー「BARELL Ⅲ」は、絶対に立ち寄っておきたい絶景スポット。おすすめは季節のフレッシュフルーツを使った4種類のカクテルで、ラインアップは3か月ごとに変わります。館内着でも入店できて、支払いは部屋づけにできるので、同じ階にある大浴場の湯上がりに立ち寄れます。

▲14階のスカイバー「BARELL Ⅲ」は、カウンターが特等席 <写真提供:ラビスタ東京ベイ>
「カリビアン マーメイド」は、ラム酒にヨーグルトリキュールやブルーキュラソー、パイナップルジュースとバナナを使ったトロピカルカクテル。

▲リゾートホテルに似合うトロピカルカクテル「カリビアン マーメイド」
11月末まで提供されるカクテル「愛しきアレキサンドリア」は、ジンをベースにレモンジュースとフレッシュなマスカットのジュースを加え、バラのゼリーが入ります。真っ赤なバラとスライスされたマスカットをトッピングした華やかな一杯です。

▲カクテル「愛しきアレキサンドリア」
スカイバーの営業時間は17時から翌朝4時まで。この日ばかりは夜更かしをして都会の夜景を楽しみたいですね。
豪華海鮮が大人気の朝食バイキング
テレビでも取り上げられるほど人気の朝食バイキングでは、種類豊富な和洋のメニューをそろえます。特に景色を楽しめる窓側席も、順番待ちがでるほどです。

▲シーサイドレストラン「SACHI」
ホテルのウリは海鮮。とりわけイクラのかけ放題は大人気。まぐろやサーモン、タイやいかソーメンなども並びます。

▲海鮮丼は、好きなものを好きなだけ!
今まで醤油の味を気にしたことはありますか? 実は日本全国で多彩な醤油が生産されていて、種類が変われば味も変わります。ここではスタッフが厳選した10種類以上の醤油を用意。めずらしい醤油もあって味くらべを楽しめます。

▲「選べる醤油バー」で海鮮の味も豊かさがアップ!

▲ホテルの朝食ではめずらしいおでんコーナー

▲「ホタテとじゃがいものアンチョビ風」や「マコモ茸・小松菜・舞茸のソテー」など、旬の野菜を使った洋食も注目メニューです

▲海鮮丼の他にも揚げたての天婦羅や、彩り豊かなサラダ、デザートまで、多彩な味を楽しめます

▲好きな海鮮を盛り付けて、自分だけの海鮮丼を作ります
海鮮に使った“選べる醤油”は、千葉県の「kazusa-smoke 燻製しょうゆ」とキッコーマンの「牡蛎しょうゆ」、熊本の「透明醤油」には驚かされ、兵庫県の「天翔ゆずぽん酢」で変化をつけたチョイスです。どれも味がしっかり違って、海鮮丼の美味しさがアップしました。

▲海鮮丼の醤油は4種類の味をトライ。もちろんお刺身にも!
「CAFE OASIS」にもイチ押しメニューあり!
ホテルに併設している「CAFE OASIS」は、豊洲市場周辺の数少ない飲食店の1つ。モーニングからランチ、ディナーまで営業していて、美味しいスイーツも用意。席にはコンセントがあってWi-Fiも使えます。日替わりランチは¥1,000でスープやドリンクバー付きとリーズナブルです(営業時間は7時30分から21時まで)。

▲ホテルに併設する「CAFE OASIS」
お店の人気メニュー「ビーフシチュー」は、よく煮込まれたお肉が超トロトロ。デミグラスソースは味に奥行きがありますが重すぎず、とても美味しくいただきました。ランチメニューはスープとドリンクバーがセットでついて、ライスかバケットを選べます。

▲OASIS特製「ビーフシチュー」
「海老のアメリケーヌソースグラタン」は月替わりのランチメニュー。グラタンの中には海老やペンネ、野菜もたっぷり。

▲「海老のアメリケーヌソースグラタン」
「CAFE OASIS」の看板メニューが、熱々のスキレットで運ばれる「ふわふわカステラPANケーキ」。14時からのメニューで、注文から焼き上がりまで30分ほどかかるので、トマトコンポートを食べながら待ちます。まずはバターだけで試すと、玉子の風味が口の中に広がります。その後シロップで味変。見た目は大きいですが、超ふわふわの甘さ控えめなので、1人でペロッといけちゃいます。

▲これを食べるために訪れたい逸品「ふわふわカステラPANケーキ」
旬のフルーツや季節で変わるケーキも用意。この日は「季節フルーツのカスタードタルト」と「米粉のラズベリーシフォンケーキ」をチョイス。タルトはカスタードの甘味とフルーツの酸味を楽しめます。シフォンケーキはふわっとしていて、ラズベリーの酸味がアクセント。

▲季節を楽しむケーキ
カラフルなゼリーが浮かぶ「豊洲アクアリウム」は炭酸でさっぱり。こだわりプリンはとっても滑らかでクリーミー。

▲フォトジェニックな「豊洲アクアリウム」と、味で勝負の「那須御用卵使用とろけるクリームプリン」
美味しいものが盛りだくさんの【ラビスタ東京ベイ】。季節ごとにメニューが変わるので、何度泊まっても楽しめます。さらに夜は宿泊者全員に無料の「夜鳴きそば」も振舞われます。ホテルに着いたらCAFE OASISの「ふわふわカステラPANケーキ」からぜひ楽しんでみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ラビスタ東京ベイ https://www.hotespa.net/hotels/la_tokyobay/> ※提供メニューは時期によって異なります。詳細はホテルへお問合せください