山形駅から徒歩5分の【リッチモンドホテル山形駅前】は、上質感があって、とても丁寧なスタッフの対応も嬉しい観光やビジネスの拠点におすすめのホテル。とりわけ朝食ビュッフェは出色の出来栄え。
山形駅から徒歩5分の好立地
駅に近く、ホテルの裏手にはイオングループのスーパーマーケット「マックスバリュ」もあって、買い物も便利。敷地内には36台分の立体駐車場を設置して(ハイルーフ車可能)、1泊¥700で先着順に利用できます。
▲ホテルがあるのは山形駅西口。2020年に開館したやまぎん県民ホール(山形総合文化芸術館)の目の前です

▲フロントは2階。スタッフの対応も丁寧で上質な雰囲気です

▲自動精算機
チェックインはフロントで手続きをして、支払いは機械で行います。チェックアウトはカードキーを機械に返却すれば終わりなので、とてもスムーズです。

▲フロントにもアメニティを用意
客室には、歯ブラシやかみそり、ボディタオルなどが置かれていますが、基礎化粧品や入浴剤、フェイスパックなどはフロントに用意され、必要な物をピックアップ。ここに置かれるアメニティの内容は、定期的に変わるそうです。
使いやすさを重視した客室
客室は6タイプ、全219室。添い寝をすれば子供1名から最大2名まで無料になる客室タイプも用意します。室内は山形県の鳥「オシドリ」をモチーフに、落ち着いたブラウンや濃いグリーンを配色。客室は入口が広く、段差の少ないユニバーサルデザインで、使いやすさを重視した間取りです。

▲「くつろぐ」を重視した客室「ツインルーム」
34.7平米と余裕たっぷりの「ツインルーム」は、最大4名まで宿泊可能。

▲ツインルームには、マッサージチェアを用意。足の先まで揉みほぐしてくれるので、旅の疲れを癒せます

▲ゆったりしたソファもあって、くつろぐには最適

▲ツインの客室は、他の客室タイプよりも広いユニットバスを用意します

▲洗面コーナーも広いので、持参した旅行セットも並べられます
コーナーツインルーム
少し広めの22.3平米の角部屋です。客室の照明も比較的明るく、滞在しやすく考えれています。ツインの客室には2種類の硬さの枕を用意。フロントでもテンピュール枕の貸し出しを行います。

▲「コーナーツインルーム」

▲窓際にはテーブルと椅子を置いています

▲ユニットバス
客室の設備も充実
高速インターネットを完備して、ほとんどの客室で通信速度が70から80、場所によっては100を超えるところも。さらに客室ごとにパスワードが用意され、ストレスなく利用できました。

▲連泊の清掃依頼を客室のテレビでできます
客室のテレビはネットフリックスやディズニープラスなどの会員なら動画配信サービスを受けられます。さらにメニュー画面から清掃の項目を選ぶとシーツなども変えられる通常清掃、タオルなどの交換のみのエコスタイルを選択。朝ゆっくり寝ていたい方は午後の清掃も選べます。

▲客室にはオリジナルブレンドのドリップコーヒーを用意

▲バスアメニティは真珠メーカーとして知られるミキモト コスメティックス。洗いあがりがふっくらして、ワンランクアップの満足感です
朝食ビュッフェで山形の家庭の味を満喫
リッチモンドホテル山形駅前の朝食は、家庭でも食べられているご当地料理をバラエティ豊富に用意。

▲木のぬくもりが感じられる、お洒落なレストラン
12時から24時まではコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなどのフリードリンクを用意。フリーラウンジとして利用できます。

▲山形の料理が中心に並ぶビュッフェ台
料理の種類も多く、何を食べようか迷うほど。料理が少なくなると頻繁に補充もしてくれます。

▲山形のご当地メニューコーナーには、玉こんにゃく、クルリと丸まった庄内麩入りのお味噌汁、絶品スープの芋煮が並びます
7月から9月までは朝カレーフェアを開催中。日替わりで提供されるカレーやスープがありました。他にも蓮根のはさみ揚げやねぎ塩ポーク、マーボーナスなどホットディッシュも並びます。

▲ロイヤル工場のカレーやスープは本格派の味
山形県の地野菜、山形青菜(せいさい)を漬けた地元漬物の代表格「おみ漬け」や、山形県の県花で、染料や口紅、食用につかわれるベニバナのはいった「大根の酢漬け」など、ご飯のお供も並びます。

▲山形のお漬物などご飯のお供コーナー
「山形のだし」も、山形県の夏の家庭料理。キュウリやナスなどを細かく切って出汁をくわえたもので、レストランのスタッフの手作りです。新鮮で優しい味わいがとても美味しく、ご飯のお供のほか、豆腐にかけていただきます。

▲郷土料理「山形のだし」は手作り
サラダコーナーも充実。フルーツ王国として様々な果物が美味しい山形県は、サクランボが有名ですが、旬のフルーツも並びます。真夏のこの日は、銀山温泉のある尾花沢市の、とても甘い「尾花沢スイカ」が登場し、得した気分になりました。

▲サラダとフルーツのコーナー
山形を代表する郷土料理の芋煮や、味がよく染みた玉こんにゃく、地元の青大豆を使った手作り豆腐、ご飯は県産のつや姫など、どれを食べても素材や味つけがよく、郷土の味を満喫しました。

▲山形の家庭の味。また食べに泊まりたくなる朝食です
「山ラー」と言われるほど、山形市はラーメンの消費量日本一。暑い時期には名物の「山形冷やしラーメン」が登場します。セルフで盛り付け、具材も用意。朝食でいただけるとは思っていなかったので、気分が盛り上がりました。

▲山形名物「冷やしラーメン」
江戸時代初期から伝わる郷土料理の代表格「芋煮」も味つけ抜群。柔らかい里芋のほか、豚肉やネギ、こんにゃくなどが入ります。山形に来たら、必ず食べたい料理です。

▲具もたっぷり入った優しい味わいの「芋煮」
郷土料理も美味しいですが、押さえておきたいのがカレーライス。リッチモンドホテルでは、ちょうど夏のカレーフェアの開催中で、ビーフカレー(ジャワ風)やレッドカレーなど日替わりで提供され、連泊しても楽しめます。この日はスパイシーでコクのあるバターチキンカレーでした。

▲本格的な味が楽しめるロイヤル工場の朝カレー
駅に近く、街中にあって、山形の郷土料理をそろえた朝食ビュッフェは満足感たっぷり。山形に泊まるなら、おすすめしたいホテルです。ぜひ一度たずねてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:リッチモンドホテル山形駅前 https://richmondhotel.jp/yamagata/>