「食事も気をつけてるし、動いてるつもり。でも、体重がびくともしない」そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?実は30代は、代謝の低下がじわじわ始まるタイミング。

放っておくと、知らない間に「痩せにくい体」になってしまうかも知れません。そこで今回は、30代から始める代謝アップのための基本ステップを紹介します。

基礎代謝を上げるために「筋肉を育てる」

代謝を上げるうえで重要なのが基礎代謝(じっとしていても消費されるエネルギー)。30代以降は筋肉量が減少し、基礎代謝も自然に低下していきます。だからこそ「筋肉を育てる」ことを意識するべきです。

例えば1日5分でもスクワットや腹筋運動などの筋トレを取り入れるだけでOK。筋トレ初心者なら、まずは“ながらスクワット”や“椅子に座ったまま腹筋意識”など、負担が少ない動きから始めましょう。小さな積み重ねが、大きな代謝アップにつながります。

「温活」で内側から代謝スイッチを入れる

冷えは代謝の大敵。特に女性は内臓が冷えると脂肪燃焼力もダウンしてしまいます。だからこそ、日常的に「温活」を意識しましょう。

朝起きたら白湯を飲む、入浴はシャワーだけで済まさず湯船に浸かる、腹巻きやレッグウォーマーを使うなど、小さな工夫が体の深部を温めてくれます。特に朝一番の白湯は、内臓を温めて、代謝を一気に高める効果が期待できるので、ぜひ習慣に取り入れてみてください。

「質のいい睡眠」こそ最も手軽な代謝アップ法

意外と見落とされがちですが、睡眠も代謝に直結しています。

寝不足や浅い眠りはホルモンバランスを乱し、代謝を下げ、さらには食欲も増進させてしまう原因に…。でも、夜遅くまでスマホを見たり、仕事のストレスを引きずったまま眠ったりということは少なくないでしょう。

だからこそ、寝る前のルーティンを整えることが大切。就寝する90分前までにお風呂に入り、スマホを手放し、リラックスできる音楽やアロマを取り入れるだけでも、眠りの質はぐんと向上します。

代謝アップは一気に叶うものではありません。でも、今日できる小さな一歩を積み重ねることで、着実に体は応えてくれます。未来の自分のために、ぜひ今回紹介した基本の3ステップを今日からコツコツ始めてみてくださいね。<text:beauty news tokyo編集部>

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