「若い頃は少し食事を抜けば体重が戻ったのに…」――そんな“痩せにくさ”を感じ始めたのは、30代を過ぎた頃からではないでしょうか?実はこの変化、基礎代謝の低下やホルモンバランスの崩れに加えて、長年の生活習慣の積み重ねが大きく影響しているのです。そこで今回は、年齢による脂肪の落ちにくさを受け入れつつも、無理なく体を整えていくための【痩せスイッチ】の入れ直す方法を紹介します。

「年齢=代謝が落ちる」は正しい。でも“回復”はできる

確かに、加齢とともに筋肉量が減少し、基礎代謝が落ちていくのは自然な流れ。でも、「だから痩せない」と諦めてしまうのはもったいないことです。実際、筋肉は“使えば回復する”性質があります。

特に大切なのが、日常的に体を動かす習慣。いきなり筋トレに挑戦しなくてもOK。まずは1日15分程度のウォーキングや、朝晩のストレッチから始めてみましょう。筋肉と血流を刺激することで、少しずつ代謝のエンジンがかかりやすくなります。

インナーマッスルを鍛えて、「燃焼体質にシフト」する

「なかなか脂肪が落ちない」と感じる人の多くは、体の深層部にある筋肉=インナーマッスルが十分に使われていない状態。特に、腹部や骨盤まわりの筋肉が衰えると、姿勢が悪くなり内臓の働きも低下。結果として脂肪が燃えにくい体質になってしまいます。

おすすめは、インナーマッスルにしっかりアプローチできるピラティス。中でも腰をひねる動作の入ったエクササイズは、くびれづくりに直結しやすく、呼吸と連動することで体幹全体の活性化にもつながります。

1日5分でOK。毎日続けて、じわっと効いてくる“カラダの芯からの引き締め”をぜひ体感してみてください。

「落ちにくい脂肪対策」には、生活リズムを整えることも大切

見落としがちですが、睡眠・食事・ストレスといった“生活リズム”も、脂肪の燃焼力に大きな影響を与えます。とくに30代以降は、自律神経が乱れやすくなる時期。寝不足や不規則な生活は、ホルモンの分泌バランスを狂わせ、脂肪の蓄積を加速させてしまうのです。

朝は決まった時間に起きる、夜はスマホを早めにオフにする、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる…こうした“当たり前の生活”を丁寧に整えることが、痩せやすい土台づくりにつながります。

\「年齢のせい」と諦めずにカラダを整えよう/

体が変わるのには時間がかかるもの。だからこそ、焦らず、着実に。“痩せスイッチ”は、ちょっとした習慣の積み重ねで確実にオンになります。年齢を言い訳にする前に、今の自分に合ったやり方で、“整ったカラダ”をめざしていきましょうね。<text:beauty news tokyo編集部>

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