ダイエットというと、食事管理や運動習慣を徹底しなければいけない…というイメージがあるかもしれません。でも実際には、今の生活に少しプラスするだけでも、体はちゃんと応えてくれます。

そこで今回は、無理なく続けられてダイエット効率を高める3つの生活習慣を紹介します。

“よく噛む+ゆっくり食べる”で自然と食べすぎ防止に

「たくさん食べてないのに痩せない」と感じる方は、食べ方の工夫を。特に、1食あたり20分以上かけて食べることを意識してみましょう。食事開始から15~20分ほどで満腹中枢が働き始めるため、急いで食べると必要以上に食べてしまいがちです。なので、下記3つを取り入れるだけでも違いが出ます。

・1口につき20~30回を目安によく噛む

・小さめの食器を使って一口量を減らす

・食事中はスマホやテレビを見ない“ながら食べ”を避ける

よく噛んでゆっくり食べることで、消化吸収がスムーズになり、血糖値の急上昇も抑制できます。食後の満足感も高まるため、無駄な間食も減らせるはず。自分の食事時間をタイマーで測ってみるのも一つの方法です。

こまめな水分補給で代謝をサポート。1日1.2~1.5リットルを目安に

代謝をスムーズに保ち、体内機能を整えるには、日中の水分補給がとても大切。1日の水分摂取量の目安は、食事を含めて約2~2.5リットル。飲み物としては、1.2~1.5リットルを目安にするとよいでしょう。

難しいことゼロ!日常に“ちょい足し”するだけ。ダイエット効率...の画像はこちら >>

たとえば、起床後・食事の30分前・入浴後などにコップ1杯の水や白湯をこまめにとる習慣をつけると、満腹感も得られやすく、間食の予防や便通の改善にも効果的。

水が苦手な方は、レモンやミントを加えたフレーバーウォーターもおすすめです。

移動は“エクササイズ化”がカギ。歩く&階段で消費カロリーUP

特別な運動をしなくても、日常の移動を“運動”に変える意識で、消費カロリーは確実にアップ。下記3つを取り入れるだけでも違いが出ます。

・電車やバスを1駅手前で降りて歩く

・2~3階分の移動はエスカレーターではなく階段を使う

・通勤前や昼休みに10分程度の“ながら散歩”をする

特に階段の昇り降りは、平地歩行の約2~3倍のエネルギー消費量があると言われており、下半身の筋力アップと基礎代謝向上にも効果的。

難しいことゼロ!日常に“ちょい足し”するだけ。ダイエット効率がUPする3つの生活習慣

「ちょっと歩く」「階段を使う」を意識するだけでも、1日の活動量はぐんと増えます。

いずれも今日からすぐに始められることばかり。“ちょっと意識するだけ”で、体は少しずつ変わっていきます。ぜひ今日から始めてみてくださいね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

編集部おすすめ