「もうダメだってわかってるのに…」。既婚男性に惹かれてしまう気持ち、頭では「いけない」と理解していても、心がどうしても追いつかない。
“完成された男”に理想を重ねてしまう
既婚男性は家庭を持ち、社会的な責任を果たす中で落ち着きや包容力を身につけています。その安定感に「こんな人となら…」と惹かれてしまうのは自然な感情。でもそれは、彼の“完成された一部”にすぎません。あなたが見ているのは、長い年月を経て誰かと築かれた姿。理想を投影しすぎると、現実が見えなくなってしまうこともあります。
「誰かの特別」で自分の価値を測ってしまう
周囲の結婚や出産、キャリアの差を目の当たりにし、自信をなくしてしまう時期もあります。そんなとき、「彼が私を特別に扱ってくれる」という感覚が、自己肯定感を補ってくれるように思えることも。でも本当の価値は、誰かの“秘密”として存在することではなく、堂々と愛される関係の中にあるものです。
寂しさと刺激に、心が揺れる
仕事や日常に追われ、恋愛を後回しにしてきた女性にとって、ふとした優しさやドキドキは心の隙間にするりと入り込みます。「こんなに分かり合える男性、もう現れないかも」…そんな不安が、冷静な判断力を曇らせてしまうのです。でも、その関係が続いた先に待っているのは、自由も安心もない、苦しさかもしれません。
既婚男性に惹かれてしまう“理由”に気づけたとき、恋に落ちた自分を責めるのではなく、自分の気持ちを冷静に見つめ直せすことが大事。