「痩せるには毎日ストイックに頑張らなきゃダメ」——そう思っていた30代の美容部員・Kさん(当時57kg)。毎日の忙しさに追われてダイエットの継続に苦戦していました。

そんなKさんが3ヶ月で−5kg(57kg→52kg)を叶えたのは、意外にも「頑張りすぎない」「でも続ける」という【ゆるダイエット】だったと言います。

食事ルールは「食べすぎない」ことだけ

Kさんは以前、糖質制限や1日1食ダイエットなど、厳しいダイエット法にチャレンジして挫折した経験があるそう。そこで今回は、「食べることを控えるけど、我慢しすぎない」という“ゆるい”ルールを実践。

具体的には、揚げ物やお菓子を「完全に禁止」ではなく「週1~2回ならOK」。ご飯の量を3割程度減らして、その分、ヘルシーなおかずをしっかり摂ることを意識したそうです。ある程度、食事の満足感を得られたおかげで「ストレスなく続けられた」と振り返ります。

運動は“ながら”を基本に。たまに“しっかり”行う

ダイエット成功には「運動」もカギになりますが、Kさんはジムに通うのではなく、日常に“ながら運動”を取り入れる方法を選択。通勤時に歩く距離を増やす、できるだけ階段を使う、自宅で5分程度の簡単な筋トレやストレッチを行うことを基本にしたと言います。また、休日は1回だけ宅トレ動画を見ながら約30分のエクササイズをするように。ゆるくても体を動かす習慣を続けたそうです。

“見た目”など体重以外の「変化」でモチベーションをキープ

過去の挫折経験から、体重計に乗って「想像以上に体重が減っていない」ということがダイエットへのモチベーションを下げることを実感していたKさんが指標にしたのは“見た目”や“気持ち”の「変化」。お気に入りのパンツがゆるくなった、お腹のぽっこり感が減った、肌の調子が良くなったなど、小さな成功を実感していくことがモチベーションをキープにつながり、結果的にダイエットを続ける原動力になったそうです。

“ちゃんとしすぎない”から、ちゃんと続いた

「完璧じゃなくていい。

ダイエットは続けられる方が大事」。そう話すKさんが実践した【ゆるダイエット】は“習慣化しやすい工夫”が詰まっていました。ダイエットに取り組んでは、挫折やリバウンドを繰り返しているなら、ぜひKさんのように、“無理なく続けられる習慣”を見つけてみてくださいね。<text:beauty news tokyo編集部>

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