「最近痩せたよね!」「細くなって可愛くなった!」——そんな言葉がうれしくて、もっと頑張りたくなってしまう。でも、そのダイエット、本当に“自分のため”にやっていると言えますか?

そこで今回は、知らず知らずのうちに陥りやすい“承認欲求ダイエット”の落とし穴と、心と体のバランスを取り戻すヒントをお届けします。

「痩せたね!」がうれしい。だけど、そこから歯止めが効かなくなる

努力の成果として「痩せた!」と言われた瞬間は、誰でも嬉しいもの。でも、その喜びが「もっと痩せたい」「もっと褒められたい」という欲に変わっていくと、危うさも潜んでいます。

「痩せたね!」が快感で止められない…。危険な“承認欲求ダイエ...の画像はこちら >>

「体重が減れば認められる」と思い込むようになると、極端な食事制限や過度な運動を続けてしまうことも。気づけば、“自分の心や体”ではなく、“他人の目”に支配されたダイエットになってしまうことがあるのです。

“数字”や“反応”ばかり見ていない?

体重計の数字、SNSの「いいね」、周囲の視線——それらに一喜一憂する日々が続くと、本来の目的を見失ってしまいがちです。「昨日より痩せてないからダメ」「誰にも褒められなかったから意味がない」と自分を追い込み、ストレスがどんどん蓄積されていく…。そんな負のループにハマってしまうことも。

そんなときは、「今日は自分の体を大切にできたかな?」という視点に立ち返ってみて。評価ではなく、心と体の“心地よさ”を感じられたかどうかが、何よりも大切なのです。

一番大切なのは“自分で自分を認めること”

「痩せていること=魅力的」とは限りません。本当に大切なのは、自分の体や気持ちに優しく寄り添いながら生きていくこと。たとえ数字が変わらなくても、「今日はバランスよく食べられた」「軽く体を動かせた」——そんな小さな達成感を重ねていくことが、自信と安心につながります。

誰かの評価に振り回されるより、自分で「よく頑張ったね」と認められること。それこそが、あなたのダイエットを“成功”に導く一番の鍵になりますよ。<text:beauty news tokyo編集部>

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