仕事で落ち込んだ日、イライラした夜…ついスナック菓子やスイーツに手が伸びてしまう。そんな“ストレス食い”をやめて、3ヶ月で8kgの減量に成功した事務職のYさん(39歳)。
“感情で食べるクセ”に気づいた。ノート習慣がきっかけに
Yさんはもともと、甘いものが大好き。ついつい夜遅くても食べてしまうタイプでした。そんな自分を変えようと始めたのが、「食べたい時に理由を書く」ノート習慣でした。
「本当にお腹が空いてる?」「それともイライラして食欲が湧いてる?」と自分に問いかけるように。気づけば、ドカ食いすることが月に1回程度まで減ったそうです。
ルールは1つ。「よく噛んで、座って食べる」だけ
もう1つ、Yさんが取り入れたのは「食事の姿勢」と「噛むこと」への意識。ダラダラ立ち食いやスマホを見ながらの“ながら食べ”をやめて、テーブルに座り、ゆっくりとよく噛んで食べるように心がけたと言います。「噛む回数を意識すると、食べる量が減っても満足感がある」と語るYさん。自然と食事の時間が“心を整える時間”になり、体だけでなく気持ちにも余裕が生まれていったそうです。
「我慢する」より「選ぶ」。ストレスが減れば、体も軽くなる
そんなYさんですが、間食を完全にやめたわけではなく、フルーツやナッツを選ぶようにして、飲み物は炭酸水に切り替えるなど、「今の自分に合う健康的なものを選ぶ」という意識を持つようにしたとのこと。そのためか「我慢している感じがないし、おかげでリバウンドもない」と笑うYさん。食べる前に自分の感情やストレスときちんと向き合い、心をケアするようになったことが、何よりダイエット成功につながった要因と言えそうです。
食欲が高まったら、まずは自分の感情を整理しよう
ダイエット中であっても無性に食欲が高まるのは、意志が弱いからではなく、心が疲れているサインかも。Yさんのように、自分の感情を整理してから食べるか食べないか、何を食べるかを決めるようにして、着実にダイエット成功へと近づいていきましょうね。<取材・文:beauty news tokyo編集部>