ダイエット中、つい「スイーツ=悪」と思い込んでいませんか?実はダイエット中だからと言って、甘いものを完全に断つ必要はないんです。むしろ無理な我慢は、ストレスやドカ食いやリバウンドの原因になることも。

大切なのは“太らない食べ方”を知って、スイーツと上手に付き合うことです。そこで今回は【太らないスイーツ習慣】のつくり方を紹介します。

「量」と「タイミング」を意識するだけで太りにくくなる!

スイーツを食べるなら意識したいのが、“いつ・どれだけ”食べるか。おすすめのタイミングは、「食後30分以内」や「15時前後の間食タイム」。この時間帯は血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪として蓄積されにくいとされています。

また、“1日1個まで”、“週2回まで”など自分なりのルールを決めておくと、食べすぎも予防できます。「スイーツを食べる=悪」ではなく、上手にコントロールする意識が大切です。

「満足感重視」で選ぶ。ケーキも食生活を“整える一環”と考えてOK!

どうしてもケーキが食べたい日だってOK。大切なのは「今日だけは食べていい」と開き直るのではなく、食生活を“整える一環”という意識を持つこと。

例えば、「この1個で終わりにする」「次の食事は軽めにする」など、小さな調整を心がけましょう。また、満足感を重視して選ぶこともポイント。ショートケーキより、ずっしり系のチーズケーキやモンブランなどの方が“少しでも満たされる”傾向があります。

さらに、無糖の紅茶やハーブティーを添えれば、口の中もすっきりして食べすぎを防げます。

“ながら食べ”をやめるだけで「ちょっとで満足できる人」に

意外と見落としがちなのが、「スマホを見ながら」「仕事しながら」などの“ながら食べ”。これでは味わう意識が薄れ、満足感も得られず、結果的に食べすぎにつながってしまいます。

スイーツはぜひ、お皿に出して、飲み物とセットで“おやつタイム”としてきちんと向き合う意識を。香りや食感、口どけをしっかり味わうことで、自然と量も減らせて、心も体も満たされます。

甘いものを「悪」にしない。工夫しながら“続けられるダイエット”を

ダイエット中でも、スイーツを楽しむことはできます。我慢ではなく、スイーツとの程良い距離感を見つけることができれば、ストレスなく太らない習慣がつくれます。なので、今日からのおやつは「自分へのごほうび」ではなく、“体と心を整える手段の1つ”と考えるようにしてくださいね。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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