川越鉄道開業130周年に合わせて、新宿プリンスホテルと川越プリンスホテルに『運転士体験!西武線運転シミュレータ宿泊プラン』が登場。当初は2025年9月30日までのプランでしたが、予約がすぐにいっぱいになるほど大人気だったため、川越プリンスホテルでのみ2026年5月7日(木)チェックインまで延長することになりました。
|鉄道ルームを満喫する1泊2日
昔懐かしい西武線を感じられる写真パネルや路線図の装飾に加え、過去に西武鉄道各線で使用していた行先表示板などのプレートも飾られるなど、こだわりが詰まった客室です。このプラン専用の、特急券をイメージしたルームキーもいただけます。申込はWEB予約限定です。
▲川越プリンスホテルの『運転士体験!西武線運転シミュレータ宿泊プラン』 <画像提供:川越プリンスホテル>
1日1部屋限定のシミュレータルームは、客室タイプ「ツインルームB」を使用。西武鉄道の黄色い電車として愛されてきた2000系の装飾が施されています。壁には鉄道旅行を体験できるように、なつかしい電車や駅の写真が飾られるほか、鉄道ファンなら感動の様々な装飾がほどこされています。※10月以降は客室の装飾が一部変更になります。
|本物の車両に近づけた運転操作
シミュレータで運転ができるのは001系Laviewと40000系の急行と各駅停車。西武鉄道池袋線・西武秩父線の池袋-西武秩父間の運転体験ができるうえ、モニターには実際の走行映像が映し出されます。車両音声も流れ、運転操作も限りなく本物の車両に近づけて再現。リアルな運転を体験できます。

▲シミュレータの周囲を2000系のデザインで覆っています。

▲6種類のシナリオを用意
運転体験は、① 001系Laview/特急/(下り)池袋→西武秩父、② 001系Laview/特急/(上り)西武秩父→池袋、③ 40000系/急行/(下り)池袋→飯能、④ 40000系/急行/(上り)飯能→池袋、⑤ 40000系/各停/(下り)池袋→飯能、⑥ 40000系/各停/(上り)飯能→池袋の6つのシナリオから自由に選べます。

▲さっそくチャレンジ
まずは用意された6種類のシナリオから運転する車両と発車する駅を選びます。

▲リアルな映像が映し出されます
モニターには西武線沿線の実際の走行映像が使われていて、駅員さんが映っていたり、時には他の車両とすれ違ったり、スピードを上げると画面左右の風景が流れはじめと臨場感たっぷりです。

▲西武鉄道の昔の路線案内図も飾られています
運転台の上にある路線案内図は、シミュレータの映像と見くらべると、どの辺りを走っているのかイメージができます。さらに案内図をよぉーく見ると、昔の路線図には今とは違う駅名もあるのでぜひ探してみてください。
|客室の装飾は “懐かしい西武線”
現在の新宿線(東村山~本川越駅間)と国分寺線(国分寺~東村山駅間)の前身となった “川越鉄道” の開業130周年に合わせ、室内には西武線の歴史が感じられる車両や駅舎などの写真にくわえ、実際に使われていた行先表示板などが飾られます。

▲ヘッドボードやベッドスローなどは2000系の装飾
電車をモチーフにしたクッションやベッドスローのほか、ヘッドボードの行先表示の方向幕(ほうこうまく)はそれぞれ上下線をデザインするなど、細かなこだわりを楽しめます。

▲1960年代の本川越駅の写真パネルがかかります
駅舎とボンネットバスが停まる駅前広場。現在ホテルがある本川越駅からタイムスリップしてしまったような写真です。

▲西武鉄道で使われていた乗務員用のカバン
アタッシュケースタイプでカバンの中にはシミュレータの操作方法などを記した説明書が入っています。

▲実際に使われていたつり革がクローゼットに吊るされています

▲行先表示板も実物が飾られます

▲激レアのカードキー
今回のプランには特急券をイメージしたルームキーが1部屋に1枚ついていて、お土産にいただけます。日にちと発車時刻はプランの販売期間になっていて、写真のカードは9月30日まで。
本物の西武鉄道の車両に限りなく近づけた川越プリンスホテルの『運転士体験!西武線運転シミュレータ宿泊プラン』。期間も2026年5月7日(木)まで7カ月以上も延長され、何度も利用できそうです。本物そっくりの電車の運転をぜひ満喫してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:川越プリンスホテル https://www.princehotels.co.jp/kawagoe/plan/seibu_railway/>