古い蔵が立ち並ぶ埼玉県の小江戸・川越。西武鉄道新宿線の本川越駅に直結しているのが【川越プリンスホテル】です。
|駅につながる便利な立地
本川越駅の改札を出て右手「蔵のまち口(東口)」に進むとホテルの入口があります。外に出ることがないので、雨の日も濡れずにアクセスできる便利なホテルです。
▲本川越駅のすぐ横に立つホテル

▲ホテルの玄関

▲椅子が用意されたロビー
ロビーの一角は季節のフォトスポット。ロビーラウンジは、ケーキやアフタヌーンティーをそろえたカフェになっています。

▲アメニティーバー
客室には歯ブラシを用意していますが、そのほかはフロントの横のアメニティーバーから必要なものをピックアップ。基礎化粧品はフロントでいただけます。
|レトロな川越にピッタリ「大正浪漫部屋」
客室はダブルやツイン、和室など通常は9タイプ105室用意していますが、2025年6月1日から2026年1月12日(月・祝)までコンセプトルーム「大正浪漫部屋」を1日1室用意。レトロな川越観光をさらに満喫できる客室です。

▲期間限定の「大正浪漫部屋」
大正時代をイメージした和洋折衷のデザインを取り入れ、ステンドグラス風の窓やベッドなど非日常の雰囲気を楽しめます。部屋は30平米とゆとりの広さで2名まで利用できます。

▲メイクに便利なデスクを設置
デスクには大正ロマン関連の書籍が置かれ、目の前の鏡の枠は、絵画などの額縁を思わせるデザインです。

▲アンティークなテーブル
大正時代に発展したアンティーク・レースをイメージ。真ん中には丸いロゴマークが入っていて “川ゴエ” と読むことができます。

▲大正時代に関する書籍も
大正時代についての書籍や、大正ロマンの代表的な画家竹久夢二の画集、さらに大正3年から「朝日新聞」に連載された夏目漱石の小説『こころ』などが置かれています。

▲ベッドサイズは幅110cm×長さ203cm
ベッドスローやクッション、ヘッドボードなどはステンドグラスをイメージしたデザインでカラフルな色使い。

▲ベッドスローにも丸い「川ゴエ」ロゴがありました

▲3点式の水回り
洗面の鏡はアラベスク模様になっています。シャンプーなどのバスアメニティーは、洗い上がりのいいポーラのアロマエッセゴールドでした。
|ゆとりのあるダブルルームB
スタンダードな客室は、それぞれダブルとツインのベッドタイプをそろえます。ダブルベッドの客室は27平米、24平米、19平米の3タイプ。ここでは24平米の「ダブルルームB」を紹介します。

▲ダブルルームB
幅180cm×長さ203cmの大きなベッドが1台置かれたダブルルームB。1人で利用できますが、2人でもゆったり眠れます。窓際には椅子とテーブルも置かれる余裕ある客室です。

▲トレインビューの客室も
客室の向きにもよりますが、ホテルは本川越駅の隣にあるため、西武鉄道の電車と高架を走る東武鉄道の電車が同時に見られる客室もあります。

▲ペットボトルのミネラルウォーターも人数分用意

▲ネスプレッソのコーヒーマシンが置かれます

▲8、9階の客室にはダイソンのホット+クール空気清浄機を設置
館内はエアコンが一括管理のため客室ごとに温度調整が出来ませんが、8、9階の客室ではダイソンの空気清浄機で温風・冷風を出せるのでとても重宝しました。
|和室泊で旅館気分
プリンスホテルは和室を備えた施設が多く、川越にも4部屋用意しています。

▲居間は12畳の広さ
和室があるのは7階で、障子を開けると縁側スペースになっていて、広い窓からは川越の市街地を見渡せます。就寝時は自分たちで好きな時間に布団を敷くなど旅館に滞在しているような雰囲気です。

▲和室のお風呂はユニットバス

▲カードキーには川越のシンボル「時の鐘」をデザイン
江戸時代から物流の要衝として栄えた川越。有名な蔵通りの町並みや菓子屋横丁をはじめ、縁結びで有名な川越氷川神社や、2棟しか現存しない本丸御殿が残る川越城跡など、歴史と街歩きを楽しめます。西武新宿駅から1時間ほどの近さですが、ぜひ一晩泊まって街歩きや食べ歩きを楽しんでみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:川越プリンスホテル https://www.princehotels.co.jp/kawagoe/>