「仕事が忙しくて自炊なんてムリ。でもコンビニごはんばかりだと太る一方…」と悩んでいたSさん(30代・会社員)。
高カロリーごはんを“主食+副菜”に置き換え
Sさんの以前のランチは「おにぎり2個+カフェラテ」や「菓子パン+デザート」が定番。糖質&脂質オンリーで、栄養は不足ぎみ…。そこでまず意識したのが「主食は1つ+副菜をプラス」というルールです。
例えば、おにぎり1個にサラダチキンを合わせたり、サンドイッチにゆで卵をプラスしたり、雑穀おにぎりと野菜スープを組み合わせたり。これなら血糖値の急上昇を防げる上、腹持ちもアップ。しかもカロリーを抑えながら、必要な栄養をしっかり摂れるようになります。
飲み物を“砂糖ゼロ”にして1日200kcalカット
意外な落とし穴がドリンク。砂糖入りカフェラテや甘い炭酸は1本で100~200kcal。毎日飲んでいたら痩せにくくなるのは当然です。
そこでSさんは飲み物を「無糖コーヒー・お茶・炭酸水だけ」にしたそう。これで1日200kcal程度カット。これを3ヶ月続ければ合計18,000kcal(脂肪約2.5kg分)に相当します。
タンパク質を必ず1品プラス
最後のルールは「タンパク質を欠かさないこと」。サラダチキン、豆腐バー、ゆで卵、無糖ヨーグルトなど、必ず1品プラスするようにしたそうです。タンパク質は消化に時間がかかるので満腹感が続きやすく、筋肉量の維持にも効果的。基礎代謝が落ちにくくなるため、脂肪燃焼効率も上がります。
「自炊できないから痩せられない」というのは思い込み。コンビニごはんでも、選び方ひとつで立派な“ダイエット食”に変わります。ぜひ今日から、「主食+副菜」「砂糖ゼロドリンク」「タンパク質1品」を意識して、コンビニ食ダイエットを始めてみませんか?<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>