「お菓子をやめれば痩せられる」と分かっていても、つい間食に手が伸びてしまう…。そんな悩みを抱えていたNさん(30代・会社員)が取り組んだのは、“おやつ改革”。
砂糖たっぷりのお菓子をやめて「1日300kcalカット」
以前のNさんは、チョコやポテトチップスなどを1日2回食べるのが習慣だったそう。つまり、“1回150~200kcal、合計300~400kcal”を無意識に摂っていたことになり「これが毎日続けば、太るのは当然でした」と振り返ります。
そこでダイエットを始めるにあたって、間食を素焼きナッツと無糖ドライフルーツにチェンジ。ナッツは噛みごたえがあり満腹感が続き、ドライフルーツは自然な甘みで砂糖菓子の代わりに。結果的に1日あたり約300kcalのカットにつながり、少しずつ体重も落ちていったそうです。
ナッツは少量でも満足感が得られるのが魅力
ナッツは咀嚼回数が増えるので、少量でも満足感が得られるのが魅力。また、「カロリーが高い」と思う人も多いですが、アーモンドやクルミに含まれるオメガ3脂肪酸や不飽和脂肪酸は、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、代謝をサポートしてくれる働きがあります。
「以前はポテチを一袋食べていましたが、今はナッツひと握りで十分。自然と間食の量も減りました」とNさん。そして“質の良い脂質”をとることも、ダイエット成功のカギになります。
ドライフルーツで“甘い欲求”を満たす
「チョコやケーキをやめるとストレスが溜まる」という人には、無糖のドライフルーツを取り入れるのがおすすめ。食物繊維やビタミンを含み、自然な甘みで満足感を得ながら栄養補給もできるからです。
Nさんは小分けパックを常備し、ナッツと一緒に「ちょこっとつまむ」習慣に。「甘いものが欲しいときでも“罪悪感なし”で食べられるので、気持ちも楽でした」とのこと。甘いものを完全に絶つのではなく、“置き換え”でストレスを減らすことがダイエット継続の秘訣と言えるでしょう。
スナック菓子をナッツとドライフルーツへの置き換えだけで、5ヶ月で−7kgの成果を得たNさんの体験は、きっと真似したいという方も少なくないでしょう。それでは早速、今日のおやつから「置き換え」を始めてみませんか?<取材・文:beauty news tokyo編集部>