「すっぴん風なのに盛れる」は、今まさに大人世代の女性たちが求める理想のメイク。厚塗りすれば野暮ったく、かといって薄すぎれば生活感が出てしまう。

その難しいバランスを叶えてくれるのが、透明感を引き出す最新ナチュラルメイク術です。ポイントを押さえるだけで、素肌そのものがきれいに見えるような軽やかな仕上がりに。そこで今回は、大人世代が必ず押さえておきたい3つのテクニックを紹介します。

ベースは“素肌っぽさ”を仕込んで厚塗り回避

ナチュラルメイクの基本は肌作りから。カバーしようとファンデーションを重ねすぎると、かえって老け見えや不自然さを招きます。大切なのは「隠す部分だけを丁寧に」。シミや赤みなど気になる部分はコンシーラーでピンポイントにカバーし、全体はスキンティントやクッションファンデで軽やかに仕上げるのが正解です。

すっぴん風なのに手抜き感なし。大人の透明感を引き出す【最新ナ...の画像はこちら >>

さらに、ファンデ前にトーンアップ下地を仕込めば、厚塗りせずとも透明感がぐっとアップ。最後にパウダーをふんわりのせて、自然なツヤを残すことで、素肌っぽさと洗練感を両立できます。

目元は“引き算”でつくる抜け感アイメイク

大人世代のアイメイクは、盛りすぎないことが成功のカギ。強いアイラインや重めのマスカラは、逆に古い印象を与えてしまいます。おすすめはブラウン系シャドウで陰影をふんわり仕込む“影ライン”メイク。ラインを引かなくても自然な立体感と目力を演出できます。

すっぴん風なのに手抜き感なし。大人の透明感を引き出す【最新ナチュラルメイク術】

まつ毛はボリュームよりもセパレートを重視し、軽やかな抜け感をプラス。

眉はふんわり太めに整え、ナチュラルな質感を意識すると、全体がやさしく柔らかな雰囲気に仕上がります。

血色感とツヤで“大人の透明感”を完成させる

仕上げのポイントは、自然な血色感とツヤ。チークはコーラルやベージュピンクを選び、頬にふわっとのせる程度で十分。リップはティントやグロスで潤いを足すだけで、すっぴん風なのに華やかな表情が生まれます。

すっぴん風なのに手抜き感なし。大人の透明感を引き出す【最新ナチュラルメイク術】

さらに、Cゾーンや目の下にハイライトを軽く入れると、光を反射してイキイキとした透明感が完成。やりすぎず、あくまで自然に仕込むことが「手抜きに見せない」最大のコツです。

ナチュラルメイクはシンプルに見えて、実はテクニック次第。ベース・目元・血色感の3つを意識するだけで、すっぴん風なのに洗練された透明感が手に入ります。日常も特別な日も自信をもって輝くためにも、明日からのメイクにぜひ取り入れてみてくださいね。<text:ミミ>

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