本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、コンクリート打ちっぱなしのワンルームを、女性らしさで柔和に演出しながら、植物との共生を楽しまれているmashumaroさんをご紹介します。人も植物も快適に暮らせるお部屋づくりの魅力に迫っていきましょう。
今回教えてくれたユーザーさん♪
プロフィール
mashumaroさん何かを変えたくて、最近一人暮らしをはじめました。たくさんの植物と共生しています。植物に癒されるというよりは、最近は若干圧倒されながら、植物に気を使いながら過ごしています。
お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

mashumaroさん
「シンボルツリーを置ける天井の高さ、自炊を楽しめるしっかりとしたキッチン、そして服が多いので、充分な収納力のあるクローゼット、これらの必要条件を満たしていたことが決め手です。+αで、土間をつけた大家さんの遊び心にも惚れました。」
お部屋のこだわりを教えてください

mashumaroさん
「コンクリート打ちっぱなしの壁でも、無機質で男子っぽくならないようにしたいと思いました。そこで、健康的な明るい雰囲気をつくるため、白を基調にしながら、ところどころラグやクッションで色・柄を加えています。また、ひとつひとつの家具は飽きのこないシンプルなものを選び、家具・家電も必要最低限にとどめ、すっきり暮らすことにもこだわっています。掃除しやすさを意識してものを配置しているので、無理なくきれいな部屋をキープできていると思います。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

mashumaroさん
「このテーブルの前です。
植物とシンプルに暮らす、帰りたくなる明るい部屋づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
①植物にとっても快適な環境と動線

mashumaroさん
「たくさんの植物に囲まれて過ごしています。朝は陽当たりのよい窓際に移動し、夜はエアコンの風が当たらない部屋の奥に再び移動させるなど、植物にとっても快適な環境になるように心がけています。キャスターで移動させるため、その動線も考えて、土間から窓際までの直線上の床には物を置かないようにしています。」
②空間を華やかに活気づける、赤いラグのアクセント

mashumaroさん
「『踏むたびに気合いが入る色』と人から聞き、思い切ってラグを『赤』にしてみました。ラグ1枚で部屋の印象が決まったと思うほどのインパクトがあります。このラグのおかげで、全体が明るくなり、また引き締まったように感じます。深い赤は、コンクリート壁の部屋にあたたかみも与えてくれました。とても気に入っています。」
③優しいニュートラルカラーが心地よい、ベッドまわり

mashumaroさん
「ベッドではリラックスしたいので、クッションをホテルのようにたくさん置いて、白・グレー・ブルー系の淡い色で落ち着いた雰囲気にしました。また、ベッド下は貴重な収納スペースなので、衣装ケースを置けるだけの脚の高さのあるベッドを選んでいます。」
④土間で楽しむ、園芸ライフ

mashumaroさん
「土間を植物の植え替えや、剪定作業をするスペースとして活用しています。靴を全部並べ、資源ごみや掃除用具、土や鉢・スコップなどの園芸の道具を置いてもまだ広々と使えます。土間、最高です。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMIKEAのワゴン(RÅSKOG)PRICE4,999円
植物の土、鉢、ハサミやスコップなどの園芸用品一式をまとめて収納しています。キャスター付で簡単に移動でき、大きすぎず小さすぎずの程よいサイズ感、深さもきちんとあり使いやすいです。ナチュラルなベージュの色もすてきです。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「天井にダクトレールがついているので、植物をハンギングしたり、打ちっぱなしの壁のピーコン穴を利用して棚を作りつけたりと、お部屋の機能を活用しながら面白くしていきたいです。」
お話をお伺いして

mashumaroさんは、ベッドとダイニングスペースを壁に沿って、縦一列に配置することで、土間からバルコニーまでのスムーズな動線を確保されています。これにより、日当たりや風通し、気温に敏感な植物たちにとっても、住み心地の良い環境となっているのが「植物と共生する」mashumaroさんならではのライフスタイルの楽しみ方。また、「コンクリート打ちっぱなし×シンプル」というインテリアであっても、「ナチュラル」の要素がたっぷりと存在していることで、女性らしい華やかな雰囲気にまとめられているのも特徴的です。
「広い土間のあるワンルーム」をmashumaroさんは上手く、自分のスタイルに合わせて活用されています。また、今後はコンクリート打ちっぱなしならではの特徴や、ダクトレールを活用されたアレンジも検討中とのこと、ワンルームだからこそ、部屋そのものの機能性や可能性を見出す楽しみは多く潜んでいるのかもしれません。是非、mashumaroさんの部屋も、人も、植物も生き生きできるインテリア、参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部